HIROAKI OKA岡 宏明

岡さんといえば、昨年6月のパリコレが記憶に新しいですが、
パリコレのランウェイを歩かれた感想を教えてください。

なにより、ヨウジさんが服を着た僕を見て、
「かっこいいね」と言いながら、
手書きで服にメッセージを書いてくれたのが
めちゃくちゃ嬉しかったです！

モデルとして、日々の体調管理は欠かせないかと思いますが、
意識的にやっていることがあれば教えてください。

とにかく水分をたくさん摂るように意識しています。
１日に3リットル、多い日は5リットル飲むこともありますね。

いつもカバンに2リットルのペットボトルが入っているので、よく共演者さんにいじられます。あとはジムに通っていて、行けない日が続くと体と気持ちがともに鈍ってしまう気がしてしまって…とか言いながら、ジムでご飯だけ食べて帰ってくることもありますけどね（笑）。なので、ゆるく運動は欠かさないようにしています。あと、散歩も好きです。休憩時間に少しでも時間があれば、太陽を求めてフラッと散歩に出て、皆さんへの差し入れを見つけて現場に帰ってきます。

睡眠や食事に関してこだわりはありますか？

睡眠に関しては寝れれば寝たいですが、
寝れなければしょうがないと思えるタイプです（笑）。

そこまで睡眠が体調を左右することはないです。食事に関してもやっぱり代謝が良くなるものを意識して摂っています。激辛料理とか！　食べるだけでめっちゃ汗をかくので、何となく体によさそうな気がしています。でも辛い物を食べ過ぎてよくお腹を壊したりするので、そろそろ学習しなきゃと思っているんですけどね（笑）。

ここまでお話を伺って岡さんはすべてにおいて割り切りが良く、頭の中が整理されている方のように感じました。
気分転換をするためには、どんなことをされますか？

食べることも、食べて喜んでもらうことも大好きで、
よく料理をしています。

基本的になんでも作ってみたいし、なんでも作れると思っちゃっているので（笑）。あるとき、「寿司を握りたい！」という衝動にかられ、豊洲市場で魚を買ってきて、捌いて寿司を握ったことも。ちょっといびつなお寿司を自分で食べて満足しています（笑）。

道具へのこだわりはありますか？

あるほうだと思います（笑）。

たとえば包丁は食材ごとに使い分けていて、この間も自分の誕生日プレゼントに、ちょっと高価な菜切り包丁を買っちゃいました！　お気に入りのまな板はかれこれ6年以上使っています。いいものを長く使える人になりたいので、丁寧にお手入れするように心がけています。

包丁を使い分けているとは相当、料理をするのですね。
もしかしてスイーツとかも作りますか？

はい、激甘党なので（笑）、スイーツはよく作ります。

この間もドラマの撮影現場にマカロンを100個以上作って差し入れをさせてもらいました。マカロンは高校生のときに失敗して以来作っていなかったのですが、久しぶりに作ったら逆にはまっちゃって。現場の皆さんにとても喜んでもらえて、もっと上手に作りたい！という欲が出てきて、最近のちょっとしたマイブームになっています。

マカロンとは驚きです！
昔からスイーツ作りは好きだったのでしょうか？

初めて作ったのは5歳のときのホットケーキだったかな。

小学生でブラウニー、中学生で本格チョコレート、高校生でケーキを焼いていました。お店でスイーツを食べるのも好きで、気づいたら「どうやって作っているのかな？」なんて分析しながらメモしている自分がいます（笑）。

今年は映画『ネメシス』以外にも、映画『仁義なき幕末-龍馬死闘篇-』やFODオリジナル新ドラマ「ショジョ恋。」など、
さまざまな役に挑戦されていますが、
これからどんな俳優になりたいと考えていますか？

日本で一番演技を楽しめる俳優になりたいです！

そして、作品を観た人がちょっとだけでも幸せになってくれたらいいな、と思って俳優を続けていきたいです。

具体的にお芝居のどんなところが楽しいですか？

いろんな人の人生を演じることができるところです。

ある人が「俳優は人生の観光客」と言っていたのを聞いて、腑に落ちました。たしかにいろんな人の人生を観光できることは俳優の特権だと思います。

最後に岡さんの夢を聞かせてください。

表現者であり続けながら、
自分のことも周りの人のことも
幸せにできるような人生を送りたいですね。

今、僕がやっている俳優という職業はまさにそれに当てはまると思うので、これからもお芝居を続けていきたいです。そしていつかは監督もやってみたいです。何かを表現して、誰かの人生をちょっとハッピーにできるかもしれないって可能性だけでワクワクします！