【神崎 恵】美の伝道師が伝えたい 心地よく年を重ねるヒント | キレイノート

KIREI NOTE

INTERVIEW

インタビューINTERVIEW | 2020.04.22

KIREI METHOD

神崎 恵 MEGUMI KANZAKI

美の伝道師が今、伝えたい。
心地よく、年を重ねるためのヒント

各界の第一線で活躍する女性たちの美しさや
輝きの秘密に迫ります!

GUESTS

今回のゲストは、「キレイになりたい」女性の悩みを解決する救世主として、絶大な人気を誇る美容家の神崎恵さん。最新の美容論から理想とする年の重ね方、生き方までを語っていただきました。

KIREI METHOD

神崎 恵

index目次

MEGUMI KANZAKI

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MEGUMI KANZAKI

美容家。自らあらゆるものを試し、ほんとうにいいと実感できるものだけをすすめる、というスタンスが世代を問わず支持され、著書累計は134万部を突破。新刊「服が似合う顔が欲しい」(大和書房)が好評発売中。

スキンケアは1分
「“がんばらない”
ことも、
キレイへの道」

これを言うと驚かれますが、私がスキンケアにかける時間は約1分。時間をかけて丁寧にスキンケアすることも大事かもしれませんが、じつは面倒臭がり屋なので、私の中ではストレスにならないことの方が重要。キレイのためにすることで疲れてしまうって、もったいないですよね。その分、美容液とクリームは、妥協せずに信頼できるものを選んでいます。成分が秀逸したものは、塗るだけでもしっかりと効果を発揮してくれるので。本当に、疲れた! という日は、洗顔後、シートマスクしてクリームを塗って就寝。その日の気力と体力に合わせて、アイテムに助けてもらっています。

韓国ドラマを
お風呂で「現実から
トリップする
時間の必要性」

下の子がまだ小さく、私がひとりになれる唯一の時間は、バスタイム。まず、子供をお風呂に入れて寝かしつけてから、もう一度入ります。お気に入りのバスソルトを入れて、30分から1時間、ドラマ鑑賞や読書。最近は、「ショウブーム」というアプリでリアルタイムで観られる韓国ドラマにハマッています。日本語だと言葉や表情の予測がついてしまうので、日常から頭を切り替えられる海外ドラマを観ることがほとんどですね。また、現実世界から切り離してくれる小説も強い味方。角田光代さんや湊かなえさんなどサスペンスものが好き。脳をリアルなところから切り離す時間をつくることで、一日をリセットします。

エイジングを楽しむ
「若くいたいと
思ったことは
一度もありません」

日本では、若くいることが理想、というような価値観がまだ根付いていて、エイジングという言葉の上に必ず「アンチ」がつきますよね。私は、若くありたいと思ったことはないんです。見た目年齢が若いというよりも、年齢を重ねるごとに楽しんで生きている人の方が魅力的だと思うから。シミやシワは増えていくけれど、そこにネガティブな感情はなく、ケアをするとしたら、それをキレイに見せる工夫をすること。たとえば、毛穴が目立ってくるのなら、清潔感のある毛穴であること。シワが刻まれるのであれば、剣のあるシワじゃなくて、幸福感のあるシワであること。私の目標は、元気で健康なおばあちゃんになること。インスタで、人生を謳歌している素敵な70代、80代の方たちをフォローして、いつも勇気とパワーをもらっています。

美の方向性を間違え
ない「基本的な
生活を見直すこと
が一番の美容法」

若いころは造形美が重要だったかもしれないけれど、年齢を重ねたらその人の生き方や向かう姿勢が美として現れてきます。パーツよりも髪、肌、声、表情のツヤ感が重要で、それは、生きてきた経験とか柔軟さなどが加わって作り出されるもの。見た目の美しさに執着をすると、やらなくてもいい美容法にのめりこんだり、運動するかわりにクリニックに駆け込んだり、考え方がずれたり道を踏み外しやすくなる。まず大切なのは、栄養バランスの摂れた食事、睡眠、運動と基本的な生活を見直すこと。心身ともに健康であれば、自然と肌も髪も美しくなって、気持ちもヘルシーになる。美容情報が溢れる今、答えは驚くほどシンプルなこと。

新作コスメを旬顔の
味方に「季節ごとの
新色を使えば
表情はアカ抜ける」

いつでも「今っぽい」顔にアップデートできる方法は簡単。それは、普段のメイクアップアイテムに新色を取り入れること。たとえば、ベーシックなブラウン系のアイカラーも、透け感、質感、風合いで、印象はガラリと変化します。季節ごとに発売される新色には、色味だったり輝きの配合だったり、その時のトレンドが凝縮しているので、一色取り入れるだけで洗練された顔になれるのでぜひ更新を。また、パステルカラーのアイシャドウや赤いリップなど、冒険色を試したいときのコツは、その色をいちばん先に塗り、バランスを見ながら他のパーツをメイクしていくこと。もしかしたら、マスカラやリップは無しのほうが似合うかもしれない。決められた自分のセオリーを崩すことも、洗練をつくる条件。

体重計は乗らない
「日々、体を観察
する。重さより信頼
できるのが見た目」

顔は、スキンケアやエステでどうにかなるけど、見て見ぬふりをしていると、どうにもならなくなるのがボディ。30代で目をそらしていると、どんどんフォルムが崩れていきます。いつまでも、好きな服を着こなせる体型でいたいなら、ボディに関してはある程度の自己管理が必要。たとえば、運動習慣のほかに、日々、野菜をたっぷり摂る、糖質を控える、食べ過ぎた次の日は食事量を調節するなど、食生活に気を遣うこと。また、日々、お風呂上りに裸で自分の体を見ることを習慣にすること。体重計に乗るよりも、見た目を客観視することでボディケアの方向性が定まってくるはずです。

オーラの素を育成する
「人を惹きつける輝き
は、揺るぎない
自信からくるもの」

華やかさとオーラは似て非なるもの。華やかさとは、手っ取り早くいえば背の高さや見た目の美しさ。極端に言えば、派手な服さえ着ていれば圧によって得られるもの。でも、華やかさを超えた、周りを惹きつけ圧倒させるオーラのある人は、すっぴんでも高価なものを身に着けていなくても、輝きを放っているもの。男性で、見た目は普通だけど仕事に自信がある人ってモテますよね。それと同じで、確固たる自信がオーラへと繋がっていく。私自身、今、仕事によって自信を育てていっている最中です。

「笑い飛ばす」が
座右の銘「笑う余裕
が、現状から
抜け出す近道になる」

みんな、ストレスにまみれて生きています。それは私も一緒。口に出さないだけで辛いこともたくさんあります。でもどんな悩みや心配事でも笑い飛ばすことで気持ちに余裕が出て、「こんなの大したことない」と思う心の隙間ができるんです。SNSがあると、つい他人が羨ましく思えてしまいがちだけど、結婚していても未婚でも、子どもがいてもいなくても、みんな同じように幸せで不幸せ。自分だけが不幸、と思わなくなれば生きることがグンとラクになるはず。

Today's outfit.

衣装全て スタイリスト私物

取材・文/安田光絵
撮影/川崎一真
ヘアメイク/津村佳奈
スタイリスト/コギソマナ

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