INTERVIEW

インタビューINTERVIEW | 2020.04.08
【堀内 將平】芸術の一部でもあるカラダづくりを追求し続ける
KIREI METHOD

堀内 將平 SHOHEI HORIUCHI

芸術の一部でもある
カラダづくりを追求し続ける

今後注目のスターや文化人を
いち早くフィーチャー。

GUESTS

今回、男性初でご登場いただくゲストは、トップバレエダンサーとして活躍する堀内將平さんです。スバ抜けた身体能力、深い考察による表現、そして、端正でいて、ピュアな顔立ちと、鍛え上げられた体で多くの観客を虜にする堀内さん。その彫刻のような肉体と美肌、第一線で居続ける精神力、好きな女性のタイプまでたっぷりとご紹介します!

KIREI METHOD

堀内 將平

index目次

SHOHEI HORIUCHI

1992年7月29日 東京都生まれ。10歳よりバレエを始める。2008年にジョン・クランコ・バレエ スクールに留学。2012年よりルーマニア国立バレエ団に在籍し、ファースト・ソリストとして『白雪姫』の王子、『ラ・シルフィード』のジェームズなどを踊る。2015年「オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~ 」に出演。 2015年8月、Kバレエ カンパニーにアーティストとして入団。現在、プリンシパルソリストとして熊川哲也振付『マダム・バタフライ』、『カルメン』、『死霊の恋』をはじめ、数々の舞台で主役を踊る。
公式サイト
ブログ

魅せる体づくり
「バレエを踊るため
のトレーニングは
365日の日課」

バレエはダンサーの体そのものが芸術であり、表現につながっていきます。それなので、「自分がどう見られるか」というよりも「バレエを踊るのに適し、ストーリーを紡ぐために最適な体づくり」を念頭にトレーニングをします。通常、平日の午前中はレッスン、午後から夕方まで舞台リハーサルがあります。その他に、週に2~3回は、スポーツジムに行き、女性をリフトするための腕の筋肉と、ジャンプするための足の筋肉を中心に鍛えます。
そして、就寝前は30分のストレッチ。休日でも旅行先でも、この習慣は欠かしません。バレエは1日でも体を動かさないと、身体感覚を取り戻すのに3日かかると言われています。ダンサーにとって、体づくりは「日常生活」の一部なのではないかと思います。

重視すべきは食事
「柔軟に動ける体の
ための食事法を探して、
自分の体で実験」

食べたものは、脂肪や筋肉の付き方だけでなく、踊りにダイレクトに現れてきます。たとえば、前日に炭水化物を食べ過ぎると、翌日のレッスンでは体が動きにくくなる。日々、体と対話しているような状態なので、体の変化には敏感に気づきます。
10代から20代前半、海外で踊っていた頃は、スラっとした外国人ダンサーに憧れて、様々な食事法を試しました。中でも一番、体が動きやすくなり、余分な脂肪が落ちたのが、炭水化物オフ。朝は何も食べず、昼と夜はサラダと鶏むね肉、チーズなどの動物性たんぱく質が基本。日本に帰ってきてからは、小麦アレルギーということが分かったので、グルテンも控えています。じつは、ここ1か月くらい前からベジタリアンの一種、「ペスカトリアン」という食事法を試していて。糖質オフを基本に、肉を一切やめて、魚と野菜が中心の食生活なのですが、驚くほど体が軽くなって、過去最高に自分に合っているような気がします。
朝食は、午前中のレッスンに響かないように、今までは何も食べていなかったのですが、ペスカトリアンを試して以来、たんぱく質が不足しないように、いんげん豆を使ったプロテインとヘンプシード、ブロッコリースプラウトなどのスーパーフードとバナナをミキサーにかけて飲んでいます。
夜は、魚を入れて作った具沢山の味噌汁が定番。ごはんを食べたいときは、白米ではなく黒米に。食べることが好きなので、外食もしますが、選ぶものには気を遣っていますね。先日は、両親とイタリアンに行ったのですが、僕はピザやパスタは食べずに、カルパッチョ、バーニャカウダ、リゾットをいただきました。甘い物も食べたいときはガマンせずに食べますが、その代わり、翌日は炭水化物を摂らないなどの調節はしています。

肌は保湿重視
「かなりの敏感肌。
乾燥を防ぐために、
顔も体もオイルを愛用」

「肌がキレイ」だと褒めていただくことがあるのですが、じつは敏感肌で、荒れやすいのが悩み。舞台メイクを落とすときのクレンジングもスキンケアも、長年、敏感肌用のnovを愛用しています。最近、友人からもらったハーバルボタニカルズのフェイスオイル(ラピス)もプラスしていますが、これを使ってから、肌のゆらぎが少なくなってきました。ボディは、ヴェレダのアルニカボディオイルをお風呂上りに塗っています。これは、保湿だけでなく、塗るだけで筋肉のコリや緊張をほぐしてくれるので一石二鳥! ちなみに、舞台用のメイクは自分でしているのですが、最近はuzuのアイライナーがお気に入り。黒だけでもニュアンス違いで7種類あり、役によって使い分けができるし、繊細なラインがスルスルと描けて、理想通りの目元に仕上がるんです。

好きな女性のタイプ
は…「年齢は関係
なく、考え方が柔軟
な人が理想です」

どんな女性が好みかというと…、頭が良くて会話や趣味を楽しめる人がいいですね。趣味は違っていてもいいのですが、自分も相手がやりたいことや、行きたいところに合わせるし、たとえば、僕がウォンカーウァイの映画が好きだと言ったら、少しでも興味を持ってもらえると嬉しい。寛容で心の広い人が理想ですね。見た目で言えば、海外生活が長かったということもあるのか、黒髪で肌のキメが整っていて、日本人っぽい雰囲気の女性に惹かれます。一重でスッキリした目元にも魅力を感じます。そしてベタだけど、長い髪をかき上げるしぐさにはドキッとします(笑)。ちなみに、理想というか、目標とする男性像はやはりディレクター(熊川哲也芸術監督)。ダンサーとしてのカリスマ性、妥協のないスタンス、バレエ団を支えていく力量、すべてが憧れです。

プライベートの
過ごし方「ピアノを
弾いたり、美術館に
出かけたり」

午前中がレッスンで、午後、空いているときは家でピアノを弾いていることが多いです。ちなみに、椅子ではなくバランスボールに乗って、体感を鍛えつつピアノの練習をしています。完全オフの日は、1~2時間くらいのんびり散歩したり、友達と会ってカフェでお茶をしたり、食事に行ったりします。あとは、美術館や映画を観に行ったり、クラシック音楽を聴きに行くことも。時間があるときには、できるだけ多くの芸術に触れて、創造性を高めるようには心がけています。バレエは舞台美術、音楽、踊りが融合した総合芸術なので、誰が観ても楽しめるのが魅力。バレエ初心者という方には、誰もが知っているストーリーの「シンデレラ」や「眠れる森の美女」がおすすめです。それからドラマティックな冒険もので、かつ迫力のある男性ダンサーの踊りが楽しめる「海賊」も飽きずに観ることができるはず。

Today's outfit.

衣装
シャツ ¥30,000 (税抜)ISSEY MIYAKE MEN/ISSEY MIYAKE INC.
パンツ ¥45,000 (税抜)ISSEY MIYAKE MEN/ISSEY MIYAKE INC.
シューズ スタイリスト私物

問い合わせ先
ISSEY MIYAKE INC.
03-5454-1705

取材・文/安田光絵
撮影/天日恵美子
ヘアメイク/ KOUTA
スタイリスト/YOSHI MIYAMASU

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