INTERVIEW
インタビューINTERVIEW | 2022.07.07HONAMI SATOさとう ほなみ
好きなことを我慢しない、
ストレスフリーに
生きることが“美”への近道
GUESTS
今、目が離せない人物を迎えて、輝きの秘訣をインタビューする連載『キレメソ』。今回のゲストは、女優としての活躍がめざましいさとうほなみさんです。ほな・いこか名義でゲスの極み乙女のドラマーも務めています。多彩な才能を見せ、多忙な日々を送るさとうさん。実は美容にはまったく興味がないという彼女の、美しさの秘密に迫りました。
KIREI
METHOD
さとう ほなみ
目次
HONAMI SATO
さとう ほなみ
PROFILE
俳優、ドラマー。’89年8月22日生まれ。東京都出身。近作に映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(’20年)、『彼女』(’21年)、『愛なのに』、『Sexual drive』、『恋い焦れ歌え』(ともに’22年)、配信ドラマ「30までにとうるさくて」(’22年)など。また、7月7日(木)スタートの「六本木クラス」(テレビ朝日系)に出演するほか、12月にNetflixにて配信予定の「今際の国のアリス シーズン2」など待機作多数。バンド・ゲスの極み乙女ではドラムを担当している。
HONAMI SATO
KIREI METHOD
お酒を嗜む時間が ON/OFFの
切り替えスイッチに
ドラマや映画ではかなり大胆なシーンも披露されているさとうさん。ぜひ美の秘訣をお伺いしたいのですが、マネージャーさんに聞いたところ美容にはあまり興味がないそうですね。
興味がないというよりは、
こだわりがなくて。
何が良いのかわからないから、「絶対に、この成分のものを!」とかはなくて…。ただ、スキンケア用品を作っている知人からいただいたりしているおかげで、品質の良いものを使えているのは、すごく恵まれているなと思います。
なるほど。食生活で気をつけていることなどはあるのでしょうか?
いや~ひどいんですよ、
食生活が本当に!(笑)
好き嫌いはないんですけど、
料理を全くしないんですよね。
よく「キャベツの千切りをやってる時って無心になれる」みたいな方がいますけど、私はあれがめちゃくちゃストレスなんですよね。どんどん散らかっていっちゃうのが嫌になっちゃう(笑)。でも、7月から出演する「六本木クラス」では料理人の役を演じるので、キャベツの千切りをするシーンがあるんですよね。だからめちゃくちゃ頑張っています。
お酒は飲まれるのでしょうか?
お酒も飲むし、スナック菓子も
めちゃくちゃ食べる。
特にワインが好きなので、好きな銘柄をまとめて買っておいて、しょっぱいお菓子と食べるのが至福の時なんです(笑)。
体型を維持したいからと歳を重ねていく中でお酒を辞める方も多い印象ですが、辞めようと思ったことはないのでしょうか?
頭の片隅で思ったことはあるん
ですけど、
「やるぞ!」と思った
記憶はないですね。
私にとってお酒を飲むことって、ONとOFFを切り替えるスイッチみたいなものにもなっているんです。もともと切り替えが得意ではなくて、仕事を終えたあとでも、ずっとONの状態になっちゃってることがあるんですよ。音楽の仕事をやったあとで、ずっと今練習している曲が頭の中を流れちゃって、眠れなくなるみたいな。でも、お酒を飲むことで知らず知らずのうちに、OFFの状態へと切り替えていけるんです。自分にとって、心がゆったりできるような時間なのかなと思いますね。
ピラティスで健康を維持
今年はゲスの極み乙女として結成10周年を迎え、さとうさん個人としては7月からのドラマ「六本木クラス」への出演など演技のお仕事も続いており、かなりお忙しいのではないかと想像します。健康のために気をつけていることはありますか?
健康…、あ!
ピラティスに行ってます!
ちゃんと美容と健康に気を遣ってましたわ!(笑)
(笑)。ピラティスを始めたきっかけはなんだったのでしょう?
もともと姿勢がすごく悪かったん
です。
ドラムを叩く時も、かなり
前のめりで叩いていて、
体幹が
全くなかったんですよね。
ただ、2020年に上演予定だった舞台『カノン』が、体幹を使ったスローモーションや、ストップモーションをふんだんに取り入れた作品だったんですね。その出演が決まったのをきっかけに、少しずつ体幹というものを意識するようになりました。でも、全然思うように体が作れなくて。以前、紹介していただいたピラティスを思い出して、通うようになりました。
かれこれ2年ぐらい、忙しいと全く行けないこともあるのですが、行ける時は週に2回詰め込んでいます。
通ってみて、効果は感じてらっしゃいますか?
ピラティスに通ってから、結構
ずっと自分につらいことを
させて
いたんだなと実感しましたね。
ドラムを前のめりに叩くがゆえに、肩が凝ってしまっていたり、もともとの反り腰もあって足がきつくなったり、無意識に自分の身体に難題を課していたんだなって。
かなりO脚だった歩き方も改善されましたし、今まですごくありえない形で生きていたんだな、逆によく頑張れていたなと思うようになりました。
原動力は「楽しいから」。
幼少期から抱えるお芝居への思い
出演作が次々と続く中、頑張り続けられる理由を教えてください。
純粋に楽しいからの一言に尽きる
かなと思います。
それがどんなに辛い作品であれ、役であれ、やっぱり自分ではない誰かでいられるのは、すごく幸せなことなんですよね。普通に生きている中で全く一緒の人がいないのと同じで、作品によって毎回違う人なので、いろんな感情に触れられるのがおもしろいんです。
それにそもそも作品を見ること自体、すごく好きなのもあって、携われているのがすごく幸せだなと思いますね。
お芝居への興味が湧いたのはいつ頃からだったのでしょうか?
小学生の頃に「FiVE」という
テレビドラマを見て
「私もこれに
出たい」って言っていたんです。
ともさかりえさんや、鈴木紗理奈さんや篠原ともえさん、遠藤久美子さん、知念里奈さん、榎本加奈子さん…みなさんすごくかっこよかったんですよね。
当時さとうさんはまだ小学校の低学年だったかと思いますが、そんなに前から女優になりたいと思っていたんですね。
めちゃくちゃテレビっ子
だったんです。
純粋に「これに出たい!」みたいなことをずっと言っていて、じゃあどうすれば良いのかを調べて、勝手にオーディションに送ってみたり…。当時は「芝居がしたい!」というよりは「これに出たい!」という感じだったのですが、ずっといろんな誰かになれるお芝居に憧れていたんだと思います。
音楽活動を始めたのは、なぜだったのでしょう?
バンドは気づいたらやってたん
ですよね~。
音楽を始めたのは中学1年生の時に吹奏楽部に入ったからなんですけど、それも小学生からやっていたお芝居の仕事関係の方に「リズム感を鍛えろ」みたいなことを言われて入った気が…あれ? 音楽の先生に「あなたは出る仕事をやっているんだから」って言われたからだっけ?
ただ、覚えているのは部活のパート決めのオーディションで人気のサックスからトランペットなど、いろんな楽器のオーディションを受けて、受かったのがパーカッションだったんですよね。
それで、高校に入った時は「ギターをやってみたいな」と思って軽音楽部に入ったのですが、壊滅的に才能がなかった。だから、ドラムを触ってみたら、パーカッションで基礎ができていたので思ったよりできちゃって、気づいたらやっていましたね。
実は俳優歴のほうが長いにもかかわらず、ドラマ「黒革の手帖」(’17年)に出演した際、「ゲスの極み乙女。のほな・いこかが俳優デビュー」と報道されたのを覚えています。そこに対して思うことはあったのでしょうか?
音楽活動をする時と、俳優をしている
時で
名前を変えているということも
あって、
仕方がないかなとは
思いましたね。
あとは「ゲスの極み乙女のドラマーほな・いこかこと、さとうほなみが~」みたいに説明書きが長くなっちゃうのは、単純に限られたスペースの中で申し訳ないなって毎回思っています(笑)。
自分としては1人の人物として見てもらいたいなと思いつつ、結局は受け取り手の方の自由ですから、自由に受け取ってもらえたら全然良いですね。
出会いが自分の中の新しい扉を
開いてくれる
出演作が尽きない印象のさとうさん、今後どんなことに挑戦したいですか?
2022年はトランスジェンダー役や、
体は女性なんだけど
心は男性の役、
男性なんだけど女性の心を持っている
役を
やらせていただいていてる1年
なんですね。
その役との出会いのおかげで、自分の中になかった知識や価値観を知る良い機会になりました。
今までもそうですが、いろんな役に出会うことで、自分の考えや感情の幅が広がっていく感覚があるのがお芝居の楽しいところです。だから、いろんな役に出会って、自分では開けたことのなかった扉を開かせてもらえたらなと思います。
それに役に限らず、いろんな人に出会いたいですね。
ツアーで全国を回ることも多いかと思います。
これまでの印象的な出会いがあれば教えてください。
ツアーで沖縄に行った時に、新しい
自分に出会えたなと
感じたことが
あります。
私、普段はめちゃめちゃ出不精でツアーで全国を回ろうとも、ホテルの部屋から外に出ることってあまりないんですね。でも、ツアーファイナルの翌日だったこともあってか、めちゃくちゃアクティブになったんですよ。
スキューバダイビングをやったり、海の上に立つ神様みたいになる…ジェッドブレードをやったり、浅瀬でシュノーケリングをやったり。それを1日で全部詰め込んだんです。12月だったので少し寒かったんですけど、半袖半ズボンで1日歩き回って、自分でも信じられなかったですね。
好きなことをやりながら、
ストレスフリーな自分で
ここまでお話を聞いて「大変だった」という印象を受けたエピソードがないことに驚いています。
たしかに、ストレスを感じることが
あんまりないん
ですよね。
部屋が片付かないぐらいかな(笑)。
ストレスを感じることがないのは、なぜだと思いますか?
楽しいことだけをやり続けてきている
からだと思います。
好きなことだからこそ、辛い役でも体力勝負な時でも乗り越えられるのかなって。「しんどい」こと込みで楽しいと思えているから、ストレスフリーでいられるんです。
たくさんのオファーの中から、お仕事を受ける
基準ってあるのでしょうか?
キュンとするかどうかですね。
お話を聞いた時に、どんな形でもいいから心が動いたらやらせていただきたいなって思っています。これからもそういう作品に出会いたいです。
最後に、さとうさんの憧れの女性像、10年後、20年後なりたい姿があれば教えてください。
良い意味で変わってなければいいなと
思いますね。
好きなことをやりながら、ストレスフリーに自分の思うままに仕事も美容も、今のように楽しめたらいいかなと思います。
PRESENT
さとう ほなみさんから素敵なプレゼントが!!
『kirei note』X(Twitter)アカウント
フォロー&リポストで
抽選で2名様に
さとう ほなみさん
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応募期間/
2022年7月7日(木)12:00~
7月12日(火)11:59
【プレゼント内容】
さとう ほなみさんサイン入りスペシャルポラロイド写真2点
【当選者】
2名様
【応募期間】
2022年7月7日(木)12:00~7月12日(火)11:59
【応募方法】
キレイノートX(Twitter)アカウントをフォロー。X(Twitter)に投稿しているさとう ほなみさんプレゼントのキャンペーン投稿をリポストしていただくと応募完了となります。
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【注意事項】
・当選者のみにご連絡を差し上げます。
・商品の発送は日本国内に限らせていただきます。
また、商品の当選者以外の方への発送はできません。
Today's outfit.
<衣装>
デニムシャツ¥27,500
デニムパンツ¥20,900/以上すべてザ シンゾーン(シンゾーン 表参道店)
ピアス¥40,700
リング(右手人差し指)¥30,800
リング(左手人差し指)¥37,400
リング(左手中指)¥33,000/以上すべてアサミフジカワ
<問い合わせ先>
シンゾーン 表参道店
03-6433-5837
アサミフジカワ
03-6884-1372
取材・文/於ありさ
撮影/野呂知功(TRIVAL)
ヘアメイク/野中真紀子
スタイリスト/中澤咲希