![温泉大国オーストリアの巨大スパ「テルメ」で衝撃体験](https://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/image-11.jpeg)
2020.08.04
温泉大国オーストリアの巨大スパ「テルメ」で衝撃体験
オーストリア テルメ
ウィーン市民に愛される、話題の温泉施設へ
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ヨーロッパ屈指の温泉大国、オーストリア。スキーリゾートの温泉保養施設や、ウィーン近郊のローマ帝国時代からのテルメなどがあり、古くから市民に親しまれています。
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中でも、今回訪れた「THERME WIEN」は、ウィーン中心部から一番近い温泉施設。地下鉄U1線の終点OBERLAA駅から直結していて、アクセスも抜群です。
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2010年に改装され、オーストリア最大の温泉施設として生まれ変わりました。
その後、ヨーロッパ・ヘルス&スパ・アワードの最優秀賞を2回獲得している実力派テルメです。
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入場の際、こちらのチップ入りベルトを渡されます。更衣室の施錠、別料金エリアへの入場や飲食などの際使用し、退場時に清算するシステムです。
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施設内のほとんどの場所が、男女共用。ベルトの番号の更衣室を探します。更衣室内は、1家族が入って着替えができるだけの充分なスペース。水着とバスローブ、サンダルに着替え、タオルを持って、準備完了!
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温泉エリアでまず迎えてくれるのが、開放的な室内温泉プール。温度は36度前後に保たれています。お湯から出ずに屋外の広いプールにアクセスできる、家族連れで賑わうエリアです。庭にはウォータースライダーや飛び込み台も。
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26の浴槽、25のサウナ、2500のデッキチェアが完備。案内図を見ても、ドイツ語ということもあり全貌をいまいち把握できません。とにかく広く、子供用プレイルーム、カフェ、図書館、映画館まである充実度です。大人専用のエリアも広く確保されているので、静かにのんびり過ごすことも可能です。
サウナエリアは全裸がルール!
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続いて、落ち着いた雰囲気のサウナエリアへ。
フィンランド式サウナ、スチームサウナ、赤外線サウナなどがあり、利用しない手はありません。
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まずは、冷水と温水の通路を交互に往復して血行促進。普通に水着で入っていると、スタッフ(しかも若い男性)に、「サウナエリアは水着着用禁止です、すぐに脱いでください!」と注意されてしまいました。
事前調査を怠っていた私たち。オーストリアのサウナは全裸混浴が基本だそうです。
こちらのサウナには男性専用エリア、女性専用エリア、混浴エリアの3種類があります。しかし女性専用エリアが簡単に見つからず、意を決して混浴エリアのサウナを利用することに。
サウナの外を移動するときはバスローブを身につけている人が多いのですが(全員ではありません)、サウナ内は完全に全裸。
日本人の私にも、イタリア人の友人達にとってもハードルの高いゲルマン文化なのでした。。
充実したマッサージメニュー
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そうこうしているうち、事前に予約していたマッサージの時間に。
広いマッサージエリアでは、様々な施術が用意されています。
私は背中のコリをほぐすべく「BACK SPECIAL」(55分、64ユーロ/ 約7,900円)をチョイス。
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担当してくれたのは、ファーストインパクトが絶大なこちらのスタッフ。
「ミラノからきたの?ウワーオ!」という会話から始まり、何がウワーオなのかは謎のまま、マッサージスタートです。
大きな手で力加減は程よく、大阪のおばちゃんにアカスリをしてもらっているような安心感。
その後ビニールでグルグル巻きにされ、しばし放置。
このまま忘れられるのではという不安に苛まれた頃に終了。
少なくとも背中のストレスは軽減されたと思います。
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マッサージ後のお茶のサービスで、しっかり水分補給します。
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時間はあっという間に過ぎ、夜の屋外プールは、とても幻想的。
サウナでもマッサージでもカルチャーショックを受けてしまった今回の訪問。
自分の未熟さを痛感しつつ、ゆったりした硫黄泉に癒された、不思議な体験でした。
入場料(時間無制限デイユース・キャビン更衣室利用):29.9ユーロ/ 約3,700円
サウナ使用料:8.5ユーロ/ 約1,100円
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映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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