ヘアケアもメイクもアニマルフリー
ヴィーガン韓国コスメブランド 3選

athe(アッテ)
TOUN28(トーン28)
Aromatica(アロマティカ)

近年の大きなトレンドのひとつである、“ヴィーガン”コスメ。韓国でもその流れは大きく、さまざまなヴィーガンコスメブランドが誕生しています。その数は続々と増えており、スキンケアはもちろんのこと、ヘアケアやボディケア、カラーメイクまで、全身アニマルフリーのアイテムで揃えることができるほど。

今回は、そんな韓国ヴィーガンコスメの中から、特に個性的で人気のあるおすすめブランドをピックアップします。

ヴィーガンコスメとは

「ヴィーガンコスメ」とは、動物由来の成分を使わず、製造過程においても動物実験を行わず(クルエルティフリー)につくられる化粧品を指します。さらにコスメ本体はもちろんのこと、多くのヴィーガンコスメブランドではそのパッケージにもリサイクルが可能なものを取り入れるなど、環境への配慮を徹底しています。

ヴィーガンコスメへの注目は世界的に広まっており、美容大国・韓国でも大きな盛り上がりを見せています。今回はそんな韓国生まれのヴィーガンコスメブランドから、個性的なアイテムを展開する3つをご紹介します。

お洒落なメイクアイテムが揃う「athe」

写真左から：(上)オーセンティックリップバーム・(下)シルキズムリップバイブ／オーセンティックフォールインチーク

athe(アッテ)は、「100% Authentic Beauty」(本物の美)をうたうコスメブランド。スイス企業との共同研究によりつくられており、アイ・リップ・チークなど、カラーバリエーション豊富なポイントメイクアイテムが揃っているのが大きな魅力です。

(左)シルキズムリップバイブ 06 GORED・(右)オーセンティックリップバーム 10 JOYFUL

写真のシルキズムリップバイブは、密着感と鮮やかな発色が魅力のリップスティックで、全8色展開。オーセンティックリップバームは、唇をケアしながらナチュラルなメイクを叶えるリップバームで、現在全9色で展開されています。
他にも質感の異なるリップオイルなど、リップメイクアイテムは特に豊富に揃っているため自分に合うものを見つけやすくなっています。

固形石けんタイプのシャンプー「TOUN28」

写真左から：固形シャンプーS19／リンスバー

TOUN28(トーン28)は、「T」ゾーン（額〜鼻筋）・「O」ゾーン(目元)・「U」ゾーン(フェイスライン)・「N」ゾーン(口元)・「28」(ターンオーバー周期)に由来した名で、イギリスの厳しいヴィーガン認証基準をクリアしたアイテムを展開するブランド。
化粧水・日焼け止めなどのスキンケアアイテムも展開されているのですが、今回注目したのは水を使わない固形タイプのシャンプー・リンスです。

(上)固形シャンプーS19・(下)リンスバー

写真は、バオバブオイルを配合し、髪と頭皮に潤いを与えるタイプのシャンプーS19と、トリートメントにあたる黄色のリンスバー。
しっとりと髪の表面をコーティングするようなシャンプー・トリートメントに慣れていると、髪の手触り自体は少しきしむように感じられるかもしれませんが、必要な潤いは残しながらさっぱりと洗えるため夏の暑い日にもぴったり。普段使っているシャンプーと交互に使うなど、併用するのもおすすめです。

TOUN28の固形ソープはヘア用だけでなく、顔用・ボディ用など、この番号表にあるだけの様々な種類が展開されているので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてください。

香りを楽しむボディケア「AROMATICA」

写真左から：ラベンダーボディーソープ／ネロリボディローション

Aromatica(アロマティカ)は、韓国のアロマテラピスト立ち上げたスキンケア・ボディケアブランドです。アロマテラピーにも用いられる100%天然由来のエッセンシャルオイルを使用しているのが特長。環境に配慮したスキンケア・ボディケアをしながら香りも楽しむことができます。

今回ピックアップしたのは、やすらぎのお風呂タイムに心地よい香りを運んでくれるボディケアアイテム。
ラベンダーが香るボディーソープは、マジョラムエッセンシャルオイルを配合し、軽くやわらかな泡で潤いを与えながら全身をやさしく洗います。
また、ネロリボディローションは肌になじみやすいみずみずしいテクスチャー。ベタつかず快適にボディケアが完了します。

いずれも香りにこだわったアイテムでありながら、ふんわりとやさしい香りのため、強すぎる香りが苦手な方にも使いやすいものになっています。

メイクアップからヘアケア、ボディケアまで、様々なアイテムが充実してきている韓国ヴィーガンコスメ。色や香りもお気に入りのものを見つけて、自分にも環境にもやさしい毎日のケアをはじめてみませんか？