夏の疲れをリセット!「シックスセンシズ京都」で心と身体を整えるウェルネスステイを満喫
LIFESTYLE

2026.10.22

夏の疲れをリセット!「シックスセンシズ京都」で心と身体を整えるウェルネスステイを満喫

季節の変わり目は、旅先で予定を詰め込むより、心と身体をゆっくり休める時間を過ごしたいもの。そこで訪れたのが、京都・東山にある「シックスセンシズ京都(Six Senses Kyoto)」です。

スパやヨガ、食、睡眠など、滞在そのものを通して、自然な形で”ウェルネス”を体験できるのが、このホテルのユニークさ。

今回は、日本文化から着想を得たフェイシャルトリートメント「OMOTE」をはじめ、ハンモックヨガや温浴施設、旬の食材を味わう「Sekki(節気)」での食事などを楽しみながら、ホテルで過ごす時間をたっぷり満喫しました。

秋の京都で心と身体をゆるやかに整える、1泊2日のウェルネスステイをご紹介します。

京都・東山で始める、心と身体を整える旅

京都駅からタクシーで約7分。東山の歴史あるエリアに佇むシックスセンシズ京都は、2024年に開業した「シックスセンシズ」ブランドの日本初のホテルです。

Photo by:Six Senses Kyoto

シックスセンシズといえば、ホテルステイの大きな柱のひとつが”ウェルネス”。都市型のリゾートである京都でも、スパトリートメントやヨガ、メディテーション、食、睡眠など、さまざまな角度から心身を整える体験が用意されています。

京都らしいアートと遊び心にも注目

ホテルに到着したら、ぜひ館内のアートにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

ロビーには京都の神秘的な夕景を表現した楽焼のタイル(*)が飾られ、それぞれの客室ドアの前には、再生和紙で作られた、デザインの異なる狐のお面がかかっています。地元のアーティストによる作品を通して、京都や日本の文化に触れることができます。

(*)……茶道で使われる伝統的な楽焼の技法を応用し、現代のインテリアや建築向けに作られた手作りの陶板・タイル

客室では、九尾の狐をモチーフにした“キュウちゃん”がお出迎え。京都に暮らす刺し子作家さんの監修によるぬいぐるみで、販売による利益の一部とホテルの総売上の0.5%は、地域の文化や自然を守るためのサステナビリティ基金に充てられています。九尾の狐とは、日本の伝統の物語に登場する霊獣。忠実な守護神や友人としての存在だそう。

ラグジュアリーで落ち着いた空間の中に、このような、思わず写真を撮りたくなるような遊び心が散りばめられているのも、「シックスセンシズ京都」ならでは。

静かな中庭を望む「デラックス ガーデン キング」

今回宿泊したのは、42㎡のデラックス ガーデン キング。

バルコニーからは、小川や青松が配された静かな中庭を望み、鳥のさえずりが聞こえてくることも。モダンな日本らしさを感じさせる、落ち着いた客室です。

私が宿泊した022号室はスパと同じフロアの一番奥にあり、あたりはとても静か。トリートメントやヨガの前後に客室へ戻りやすいことからも、ウェルネスを目的にした一人旅や女子旅に、ぴったりだと感じました。

客室にはイギリスの「ナチュラルマット(Naturalmat)」社のオーガニックマットレスや枕のメニュー、100%コットンのバスローブ、「TENTIAL」のリカバリーウェア「BAKUNE」とコラボレーションした特別仕様の「BAKUNE Pajamas Gauze」、ヨガマットなどが用意され、1日中お部屋にこもっていても快適に過ごせるほど。

さらに、使い捨てプラスチックをできるだけ減らしたバスアメニティや、ガラスボトル入りの飲料水など、環境への負荷を抑える工夫も随所に見られます。

ウェルカムアメニティのほか、冷蔵庫のソフトドリンクやポップコーン、チップスなどのスナックも用意され、これらも客室料金に含まれています。飲み物やスナックの容器にもガラス瓶などが使われ、快適さだけでなく環境への配慮が客室の細部にまで感じられる空間。

子どもも楽しめる「Grow With Six Senses」

シックスセンシズ京都は大人のためのウェルネスホテルというイメージがありましたが、実は子ども向けの施設やプログラムも充実。

キッズクラブ「Grow With Six Senses」では、主に5〜12歳の子どもを対象に、折り紙や和紙作り、ちぎり絵など、遊びながら日本文化やサステナビリティに触れられるアクティビティが用意されています(5歳未満の子どもも、保護者同伴で利用可能)。

ナチュラルな素材感を生かしたキッズスペースもかわいらしく、大人がスパやウェルネスを楽しむだけでなく、子どもと一緒に京都でホテルステイを楽しみたいファミリーにも注目したいポイントです。

スパそのものが滞在の目的になる、充実のウェルネス施設

さて、シックスセンシズ京都では、地下1階の半分以上をウェルネス関連施設「シックスセンシズ スパ 京都」が占めています。

館内には温浴施設をはじめ、ドライサウナとスチームサウナ、屋内プール、トリートメントルーム、ヨガなどを行うセンサリースタジオ、バイオハック リカバリー ラウンジ、フィットネスジムなどが揃い、ホテルの中だけでもさまざまなウェルネス体験が可能。ヨガやトリートメントの前後にゆっくり身体を休めることができます。

宿泊者だけでなく、トリートメントなどを組み合わせたデイスパとしてビジター利用ができるのも特徴。

温浴施設は地下にありながら大きな窓から自然光が入り、明るく開放感のある空間も印象的でした!

Photo by:Six Senses Kyoto

能の“引き算の美”を肌で体験できる「OMOTE」

そして今回、特に楽しみにしていたのが、2026年8月に誕生したシックスセンシズ スパ 京都限定のフェイシャルトリートメント「OMOTE(90分 63,000円)」。

着想源となったのは、日本の伝統芸能である能。能で使われる「面(おもて)」と、日本独自の“引き算の美”という考え方をフェイシャルトリートメントとして表現した、京都ならではのメニューです。

日本発のウェルネススキンケアブランド「ラピデム(LAPIDEM)」と共同開発され、施術にもラピデムのアイテムが使われています。

施術では、和筆による繊細なブラッシングを取り入れたケアに加え、約40℃の石膏マスクで顔を包み込むというユニークな工程も。さらにマスク中には、日本で生まれた反射療法「足心道 (*)」も行われます。顔だけにフォーカスされるのではなく、身体全体からアプローチされる心地よさにうっとり。

(*)……足裏から膝下までにある多数の反射区を、指や専用の棒で丁寧に刺激する施術

施術の始まりと終わりには、“おりん”の澄んだ音色が響きます。肌をケアする90分でありながら、いつの間にか意識まで静かになり、瞑想状態に誘われるよう。慌ただしい日常から離れ、自分自身に意識が戻っていくような心地よさを感じました。

ハンモックヨガで、身体をぐーんと伸ばす心地よさを

フェイシャルだけでなく、身体を動かす時間も取り入れられるのが、シックスセンシズブランドの特徴。

今回は滞在中に2度ヨガを体験しましたが、特に身体の伸びを感じられたのがハンモックを使ったヨガ。普段からヨガをすることはありますが、ハンモックに身体を預けることで、さらに柔軟性がアップ!

私はもともと身体が硬いほうですが、ハンモックに身体を預けたり、支えにしたりしてポーズをとるたびに、普段のヨガではなかなか届かないところまで心地よく伸ばすことができました。

特に気に入ったのが、最後のシャバーサナ(屍のポーズ)。ハンモックの上に全身を預けて目を閉じると、身体がふわりと包み込まれるよう。自然と力が抜けていき、深いリラックスと安心感に満たされる時間は格別でした。

身体をしっかり動かしながら、最後は心までゆるんでいくような解放感が心地よく、今回のウェルネスステイの中でも、もう一度体験したいと思えたプログラムのひとつです。

「Sekki」で味わう、二十四節気と京都の恵み

ディナーは、シーズナルダイニング「Sekki(節気)」へ。

節気とは、二十四節気(にじゅうしせっき)のこと。太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6等分して24の期間に名前をつける日本古来からの知恵。Sekkiは、そこから着想を得て、まさに旬の食材が用いられたメニューが提供されている唯一無二のレストランです。

Photo by:Six Senses Kyoto

ホテルのすぐ横にはガーデンがあり、そこで育てられた野菜やハーブも料理に取り入れられています。身近な場所で育ったものをいただけるのも、ここでの食体験の楽しみのひとつ。

この日は「節気ディナーコース(15,800円)」をいただきました。

ウェルカムスパークリングティーから始まり、自家製パンとサステナブルな野菜のチュイル、大山サーモンのタルタル、夏野菜の吸い物、鰆と焼き茄子のピュレ、近江鴨の炭火焼きへ。

メインは近江鴨や近江牛などから選ぶことができ、最後はシャインマスカットや和梨、大葉やシナモンなどを合わせたクレーム・ダンジュで締めくくります。

季節の食材を一皿ずつ味わっていくことで、食事もまた身体を整える時間のひとつなのだと感じました。

※旬の食材が使われるため、メニュー内容は時期により変更されます

狐の足跡の先にある、隠れ家バー「Nine Tails」

ディナーの後は、ホテル内のカクテルバー「Nine Tails(ナインテイルズ)」へ。

館内を歩いていると、狐の足跡を思わせる小さな仕掛けを発見。足跡をたどるように進んだ先にある何気ない扉を開けると、“大人の隠れ家”のようなバーが現れます。

Nine Tailsは、この地に住まう伝説の狐たちが、夜な夜なお気に入りのお酒を楽しむ隠れ家というストーリーを持つバー。 

かつて薬屋で漢方薬などを収めるために使われていた、小さな引き出しが並ぶ「百味箪笥」をイメージしたバーカウンターや、焼杉(やきすぎ:杉板の表面を焼いて炭化させ、耐久性や耐火性を高めた日本伝統の建築用木材)を生かしたインテリアなど、空間にも遊び心がたっぷり。

私はカクテル「GARDEN SMASH」をノンアルコールにアレンジしたモクテル「HIDDEN GARDEN」をいただきました。お酒を飲まなくても、本格的なバーの雰囲気と一杯を楽しめるのも嬉しいところです。

客室の“キュウちゃん”や狐のお面、そして足跡の先にあるNine Tails。館内のあちらこちらに登場する狐のモチーフを見つけていくのも、滞在中のちょっとした楽しみになりました。

京都らしい朝食を味わい、朝ヨガで一日をスタート

翌朝はSekkiでの朝食から。メインとサイドメニューを組み合わせて選べるスタイルで、私は「KYOTO MORNING TASTE」から、焼き魚、玄米、味噌汁、漬物が並ぶ和朝食をセレクト。

さらにサイドメニューから「大徳寺納豆ベイクドポテト」をいただきました。京都らしい大徳寺納豆を空炒りして粉末にしたものをベイクドポテトに合わせるという、意外な組み合わせも印象的。

メニューには「Fitness」「Sleep」といった表示のほか、乳製品不使用、グルテンフリー、精製糖不使用、ヴィーガン、ベジタリアンなどもアイコンで示されています。その日の体調や食生活に合わせて選びやすいのもありがたいですね。

朝食後は、朝のヨガへ。ゆっくりと身体を動かし、心地よく一日をスタートできました。

*****

シックスセンシズ京都では、ヨガをはじめとしたさまざまなウェルネスアクティビティが日々開催され、滞在のスケジュールに合わせて取り入れることができます。滞在そのものが心と身体をいたわる時間になりました。

さらに、京都らしいアートや遊び心、環境への配慮、子どもも楽しめるプログラムなど、ホテルで過ごしているだけでもさまざまな発見があります。

京都に来ると、つい寺社やお店を巡る予定を詰め込みたくなりますが、あえてホテルの中で身体を動かし、ゆるめる…という時間の使い方をすることで、大きな癒やしを得られるでしょう。

夏の疲れを感じるこの時期、「シックスセンシズ京都」でウェルネスステイを楽しみながら、心と身体を整えてみてはいかがでしょうか?

■シックスセンシズ京都
住所:京都府京都市東山区妙法院前側町431
公式HP:https://www.sixsenses.com/jp/hotels-resorts/asia-the-pacific/japan/kyoto/

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