フランスの名家がお届けする ラグジュアリーを極めたパルファムリップ

2007年に立ち上がったブランド「Kilian(キリアン）」。コンセプトは『真のラグジュアリーを体現するパルファムの世界』。

アーティスティックで魅惑的なパルファムブランドのコスメラインからこの秋、パルファムルージュが日本に初上陸。

フランスのパルファム界の超新星としていまや引っ張りだこのブランド「Kilian」と魅惑的なルージュリップを一足先にご紹介します。

創設者は世界的コニャックメゾンで有名な一族の子孫

突然ですが、高級ブランデーのコニャック発祥の地はご存知でしょうか？

こちらはフランスの街”コニャック”から名付けられており、その代表メゾンが「ヘネシー」一族。他でもないその子孫にあたるキリアン・ヘネシーが立ち上げたフレグランスメゾンが「Kilian」なのです。

ちなみにこのヘネシー一族、フランスでは知らない人がいないほど超有名な一家。みなさんもご存知のラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン」社と合併し、世界に名だたる超巨大企業として現在君臨するルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーこそ、このヘネシー一族なのです。

彼の奏でる香りのインスピレーションとなっているのは、キリアン自身が幼少期を過ごしたお城のコニャックセラーから漂う木樽の芳しき香りなんだそう。

このエピソードだけ聞いても規格違いで驚きますが(笑)、究極にまで洗練された個性的でラグジュアリーなパルファムは、世界中のフレグランス上級者たちの支持を集め、パリをはじめとしたニューヨーク、ロンドンなど世界の大都市を含む８カ国にブティックを展開しております。

まだ日本には直営店はありませんが、昨年から三越や伊勢丹など一部の有名百貨店などでパルファムの取り扱いが始まりました。

発売からわずか２ヶ月で完売！７万個売れた伝説のルージュリップ

そんな個性的なブランドから、初のメイクアップ製品のラインとしてパルファム・ルージュリップが誕生しました。 

今年の2月、フランスをはじめ、イギリス・ニューヨーク・アラブ首長国連邦・ウクライナなどの各ブティックで発売された比較的新しい商品ですが、すごいことに発売から約２ヶ月ほどで約７万個が完売したヒットを飛ばしたそうです。

そんな伝説のルージュリップを求め、パリのブティックを訪れてみました。

ラグジュアリーなパリのKilianブティックへ

ブティックは、パリの中心部はマドレーヌ寺院の近く、エルメスなど高級ブランドの本店が立ち並ぶサントノーレ通りの一角にあります。

こちらがKilian Parisのブティック。
店内入ってすぐ、ブティックの顔でもあるパルファムたちが勢ぞろいで迎え入れてくれました。

店内奥にはラグジュアリーな待合の空間も。

マットとサテンの２タイプの質感から選べる

ルージュリップは、光沢を抑える仕上がりのマットタイプとツヤのある仕上がりのサテンタイプ
の２タイプ。

それぞれ6種類の異なる赤系統のリップが計12種類用意されております(各52€/約6,300円)。

パリ店で人気のカラー2種類の各質感のテスター(#20/PROHIBITED, #30番/DANGEROUS)はこのとおり。

人気の秘密は、パルファムメゾンが手がけるだけあって、その甘美で深い香り。パルファム製品にも使用されているバニラやネロリなどの甘くて深みのある香料が、コニャックの酒樽から漂う芳しい香りがを想起させます。

パッケージも重厚感があり、シックでラグジュアリーな仕上がり。ポーチに入れてもその存在感は引き立ちそうです。

東洋人の肌にも馴染むレッドカラー

先ほどご紹介したパリで人気の２大カラー。スタッフから特に「あなたの肌に合うかも！」とおすすめしてもらったマットタイプのPROHIBITED(#220)を実際に試してみました。

ほとんど一度塗りですが、発色も良く、馴染みの良いレッドカラーで顔まわりが明るくなった気がします。そして、何よりもこんなに香りの良いリップははじめてです。塗ったあとはまるでブランデーに口付けたような、甘くて魅惑的な香りが漂い、ラグジュアリーな印象です。

秋冬に向けてなのか、パリジェンヌたちには特にマットタイプが人気だそうで、ダークカラーのファッションに華を添える、そんな一本になりそうです。

Kilianの魅力的なプロダクトはいかがでしたでしょうか？一本でパリジェンヌになれそうな、そんな華やかなカラーとラグジュアリーな香りが魅力的なパルファムルージュ。日本には10月ごろから、一部百貨店などで販売開始予定だそうです（オープン価格）。ぜひチェックしてみてくださいね♪