2019.09.25
行列覚悟で行きたい パリの絶品BIOアイス特集(前編)
真夏の照りつける暑さの中、地元のパリっ子や観光客がに手に持って楽しんでいるのはアイスクリーム。
アイスといっても、食べ過ぎると太るのでは?と心配になりますが、そんな健康志向の方も楽しめるヘルシーでオーガニックなアイスを ご紹介したいと思います。
パリ最古のアイスクリームショップへ
やってきたのはパリは3区。
お店にたどりつくまでに目印となるのが、この超個性的な建物、ポンピドゥー・センターです。
ポンピドゥー・センターの前では画家や写真家などのアーティストたちが作品を販売しているのが印象的です。
そんな風景を横目に、通りを挟んだところに位置するアイスクリームショップ「Bachir」(バシール)が見えてきました。
赤いストライプが印象的な外観。
この日も真夏日ということで、涼を求めにたくさんの人で賑わっていました。
さっそく店内へ。
入るとすぐにポップなアイスクリームのデコレーションがお出迎え。
店内は爽やかなミントカラーで統一されており、涼しく感じさせます。
ウィンドウには、しっかりとABマークも確認できます。
きちんとしたオーガニックアイスクリームショップなのです。
※ABマークとは?: 「AGRICULTURE BIOLOGIQUE(アグリキュルチュール・ビオロジック)」の略で。有機肥料使用、無農薬栽培の証。 商品加工に至るすべての工程で添加物などを含まないことを認定した商品のみに与えられるサインです。
ここBachirは、1936年にレバノン人のファミリーがオープンさせたパリで一番長い歴史を持つアイスクリームショップなんだそうです。アイスはもちろんレバノン風。どんなものがでてくるのでしょうか。早速注文してみました。
特徴はピスタチオ!レバノンスタイルのアイスクリーム
カウンターの奥にはメニューがあります。英語も併記されています。
注文したのはバシールスペシャルのスモールサイズ( 6.4ユーロ/約775円)。
今回は2種類のフレーバーを選べるということで、お会計が済んだら隣の受け渡しカウンターへ移動します。
アイスのメニュー表がこちら。
ストロベリー、マダガスカルバニラ、アーモンド、ピスタチオなど定番のフレーバーから、アプリコット、レモン、そしてローズ味(!)など珍しいものも。
店員さんに購入したレシートを見せて、食べたいアイスを伝えます。
定番のバニラやストロベリーをセレクトする人が多かったのですが、今回は店員さんいちおしの「ローズ」と「ピスタチオ」に。
ピスタチオと生クリームのトッピングが無料でできるので、両方の トッピングをお願いしました 。
トッピングのピスタチオに圧巻!ピスタチオ好きにはたまりません。
肝心のアイスは銀色のボックスに入っており、注文に合わせて店員さんがディッシャーから取り出すスタイル。
そのため、外側からは見えません。
アイスにピスタチオをたっぷりつけて・・・完成です。
LIFE NEEDS ICE CREAM、早速いただきます。
生クリームと砕いたピスタチオとアイスクリームの一体感、新感覚です。
ピスタチオのカリカリとした食感と香ばしい風味、アイスクリームはシャーベットとアイスの間の食感でフレッシュ。
2段重ねのアイスは、上にピスタチオ、下にローズ。
ピスタチオのアイスは自然な甘みでクリーミー。しっかりしたコクがあるのが印象的です。
ローズ味は、一口目から驚くほど、ばらの香りが口の中に広がります。
甘酸っぱく、レモンのように爽やか。甘すぎず、涼しさを感じさせてくれます。
パリの中心でいただくレバノン風アイス、体にもやさしい味でとてもおいしくいただきました。
夏のパリで、爽やかなオーガニックアイスクリームを体験してみてくださいね。
後半は、超有名観光地の庭園でいただくヘルシーシャーベットを引き続きご紹介します。
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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