2022.02.13
オーガニックコスメの横綱!Dr. Hauschkaのメイクラインを検証
Dr. Hauschka(ドクター・ハウシュカ)
ドイツ発、世界一有名なオーガニックコスメ
ヨーロッパをはじめ、世界40カ国以上で絶大な信頼を得ているオーガニックコスメ「Dr. Hauschka(ドクター・ハウシュカ)」。
1967年ドイツで生まれ、人と自然のハーモニー、生命のリズムを尊重した製法で丁寧に作り続けられています。
イタリアのナチュラリストたちの多くが、Dr. Hauschkaのスキンケアラインを長年愛用しています。皆一度使うと、ほかを探す理由が見つからない(価格が高めなこと以外は…)と言います。
私もこれから年齢を重ねていく先で愛用することになるだろうな、と思っていたりします。
スキンケア力も高いメイクアイテム
ブランド誕生50周年を迎えた2017年、メイクラインが一新され、カラーバリエーションもパワーアップしました。ブラックのシンプルなパッケージは、シャネルを彷彿とさせなくもありません。
全てのメイクアイテムにスキンケア成分がきちんと配合されていて、肌を乾燥させません。自家農園で150種類の植物を育て、50年かけてハーブや精油を知り尽くしたブランドへの信頼感は、絶大です。
今回は、シアーリップ、コンシーラー、ルーセントパウダーの3点を購入、家で試してみることにしました。
まず手に入れたい、主力のリップカラー
リップアイテムは4種類あり、どのタイプも天然色素と天然精油が配合されています。ショップスタッフによるとイタリアでも、コロナ渦でリップ系の売り上げがかなり落ちているそうです。
「でも最近FFP2マスク(イタリアで広範囲で義務付けられるようになったクチバシ型のマスク)が普及したおかげで、またリップカラーを楽しめるようになりましたよね」
そう言われて、たしかに!と思いました。FFP2マスクは唇との間にスペースがあるので、リップメイクをキープできるのです。決して見栄えの良いマスクではないのですが。。
かなり吟味してセレクトしたのが、こちらのシアーリップです。アルガンオイル配合で、保湿力抜群。グロスよりも自然な潤いで、ベタ付きも一切ありません。
ダマスクローズのほのかな香りに癒されます。
より華やかなメイクに合わせたい時は二度塗りしたりリップペンシルを重ねたりと、色々な使い方ができそうです。
保湿しながら美しい肌へ仕上げるベースメイク
クリームコンシーラーは、持ち手を回して適量を出しながら使います。
カレンデュラなどDr. Hauschkaらしい植物エキスや、アボカドなど数種類の植物オイルで乾燥から守りながら、マットな感触できちんとカバーしてくれます。
コンシーラーは、親指の付け根で色を試すと失敗が少ないそう。こちらは、目のくまをカバーしてくれる02番のチェスナッツです。
01番マカデミアは明るいベージュで、ハイライトとして使えます。
透明感のある肌に仕上げる、CCパウダー。
肌の赤みを抑えるグリーン、ムラを整えるピンク、くすみをカバーするバニラ、全体をなじませるブラウンの4色を、ブラシやパフで混ぜて肌に乗せます。
仕上げのパウダーとしてはしっとりしているのでパフの方が使いやすいな、と思ったら、やっぱり保湿成分がこれでもかと配合されていました。アンチリスブルネラリアなどのコンディショニング成分、保湿力の高いシルクなどです。
CCパウダーは他に、エイジング肌向けと赤みが強い肌用の2種類があります。
今回のコスメレポートで、特に乾燥の強いヨーロッパでは肌に潤いを与えることが最重要だな、と実感しました。
一方日本は比較的紫外線が強く、日焼けを嫌う文化なので、サンケアコスメが秀逸だと思います。
これからも両方のスキンケアのいいとこ取りをして、さらなる「キレイ」を目指していきたいですね!
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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