2026.09.11
思い出の雅叙園が帰ってきた。「雅叙園東京」で再び出会う、変わらない美しさ
結婚式や記念日、家族のお祝いなど、人生の節目に訪れた思い出を持つ人も多い雅叙園。

2025年10月から休館していた「ホテル雅叙園東京」が、2026年7月27日より「雅叙園東京」として営業を再開しました。
私自身も友人の結婚式で訪れた思い出のある場所。休館を知った時には寂しさを感じていただけに、再びあの空間を歩ける日を楽しみにしていました。
今回訪れて感じたのは、「変わった」という驚きよりも、むしろ「ああ、雅叙園が帰ってきた」という安心感でした。
2027年の本格開業へ。新たな一歩を踏み出した「雅叙園東京」
雅叙園東京は現在、ヒルトンによる運営へと変わり、新たな歴史を歩み始めています。
今回の営業再開は、実は完成形ではありません。今後、客室の改装やフィットネスジムの新設などを進め、2027年にはヒルトンのラグジュアリーブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」の一員として「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」が開業する予定です。
一方で、今回館内を歩いてみると、雅叙園らしい華やかな空間は健在。

美人画などが並ぶ長い回廊、水辺に浮かぶような橋、窓の向こうに広がる緑、そして都心にいることを忘れてしまいそうな滝のある日本庭園。

写真を撮りながら歩いていると、以前訪れた時の記憶まで自然と蘇ってきます。新しいホテルへと変わっていく途中にありながら、大切に受け継ぐものは残されている。そんな印象を受けました。

滝と緑を眺めながら。「カナデ テラス」「カナデ ラウンジ」へ
館内をゆっくりと巡ったあとは、1階のオールデイダイニング「カナデ テラス」と「カナデ ラウンジ」へ。

カナデ ラウンジは、天井高のあるアトリウムに設けられた開放的な空間。大きな窓の向こうには豊かな緑が広がり、滝の流れる庭園を眺めながらゆったりと過ごせます。

食事には「クラブハウスサンド ジャック・ダニエルBBQソース」をオーダー。香ばしく焼かれたパンに具材がたっぷりと重なり、ボリュームも十分。甘辛いBBQソースがアクセントになった、満足感のある一皿でした。

ショーケースには美しいケーキが並び、食後のデザートも頼み長居したくなりますね。

一方のカナデ テラスは、組子を思わせる繊細な意匠や金色のアクセント、大理石などを取り入れた上品な空間。華やかさがありながらも落ち着きがあり、雅叙園らしい和の美意識を感じられます。

こちらでは「タルトシトロン」をいただきました。レモンの爽やかな酸味とメレンゲのやさしい甘さが心地よく、館内散策の余韻に浸りながら過ごすティータイムにぴったりでした。
「変わらないこと」が嬉しい場所
雅叙園東京は、これから2027年の本格開業に向けて、さらに姿を変えていきます。

それでも今回訪れてみて心に残ったのは、新しさよりも“変わらなさ”でした。

結婚式で歩いた回廊や、記念日に眺めた庭園。誰かにとって大切な思い出の舞台だった場所が、再び扉を開いている。それだけで、少し特別なことのように思えます。

私にとっても、友人の晴れの日を思い出しながら歩いた久しぶりの雅叙園。懐かしさを感じると同時に、これからこの場所でまた新しい思い出が積み重なっていくのだと思うと、なんだか嬉しくなりました。
変わらない美しさを受け継ぎながら、新しい時代へ。
今だからこそ、そんな雅叙園東京の“これまでとこれから”を感じに訪れてみたくなります。

フリーランス。旅行、アウトドア、マリンスポーツが大好きな二児の母です。今1番楽しいことは、子供の成長に合わせて、日本国内・海外を旅すること。宿泊レポや美容体験、フードの記事が得意です。ヘルシーでアクティブな記事をお届けしていきます!
◆Instagram:@ayano_nico1209
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