梨花が自信を持っておくるAKNIRのスキンケアライン。ローンチへの想いとは?
BEAUTY

2025.07.09

梨花が自信を持っておくるAKNIRのスキンケアライン。ローンチへの想いとは?

モデルの梨花さんがブランドファウンダーを務めるトータルセルフケアブランド「AKNIR(アクニー)」。先日、ヘアケア、オーラルケアに続き、ついにスキンケアラインが登場することを発表しました。

スキンケアラインは、「“年齢”という概念を超えて」をテーマにクレンジング、洗顔、化粧水、美容液、保湿クリームの5つのアイテムをラインナップ。大人たちへ向け、肌本来の美しさの根源である「肌理(きめ)」に着目した皮膚美容発想の処方で、ハリ・つや・うるおいにアプローチしてくれるそう。

今回、キレイノートでは、説明会を終えた梨花さんに単独インタビュー。アイテムに込めた想いから、現在の梨花さんの美容におけるテーマまでお話を伺っています。

自信のスキンケアラインがついにローンチ

――満を持してのスキンケアラインの発表ですね。ローンチへの思いも一入なのかなと思うのですが、改めて今のお気持ちを教えてください。

やっぱり緊張感はありますね。

AKNIRをローンチしてから、なんで最初がヘアケアだったの? とすごく言われるんです。正直、今ってつくれないものなんてないような世の中だけど、そういう中でわたしがプロダクトを出させていただけるのなら、自分のメッセージをのせたかった。ブランドって、やっぱりカラーがあるべきだと思ってるから。でもスキンケアって、結局注目されるのは効果の有無ですよね。それではメッセージが弱いというか、心の声にならない気がして。

もともとAKNIRはトータルセルフケアブランドとして展開したいと思っていたので、スキンケアに比べてネガティブな要素も持ち合わせているもののほうが、メッセージが伝わると思いました。AKNIRがスタートしたのがちょうどわたしが50歳で、自分に対して自信を取り戻したいと思っている時だったので、そういう想いがよりダイレクトにのせられるのがヘアケアだったんです。

スキンケアはメッセージよりも、どうしても“いいのか悪いのか”を結論付けられてしまうような気がして、そういう意味では、いよいよ来たぞっていう緊張感があります。

――たしかに、ヘアケアラインが出た際にもお話を伺いましたが、「隠さなくていいものをつくりたい」とおっしゃっていたのがすごく印象的でした。ブランドのコンセプトというか、立ち位置がすごくわかりやすい。今回はどちらかというと、万人が使えるものをつくられているんですよね。

そうなんです。ヘアとオーラルは、とにかくわたしがつくりたいものをつくったので、あえてデータは取らなかったんです。でも、今回はパッケージにしても内容にしても、ど真ん中を狙って、みんなは本当は何を求めているのか、何を好んでいるのかというデータを取ってつくっています。

先ほどメッセージが弱いと言いましたが、じゃあこの子にメッセージがないのかというとそんなことは全くない。植物と科学、双方のいいところを組み合わせた時にいいものができるんじゃないかとずっと思っていたので、それはきちんと表現できていると思います。

――オーガニックもケミカルもバランスよく、というのは大人のための選択肢という感じがします。そのわりに、というとあれですけど、価格的にも使いやすい設定になっていますね。

ど真ん中を目がけているので、それが価格にも反映されています。

ただ、シャンプーもそうなんだけど、AKNIRの本当の売りは栄養成分なんです。栄養成分だけは一丁前に、本当にいいものがいっぱい入っているので、そこは自信を持っています。

「年齢の概念を超えて」の実体験

――先ほどスキンケアラインにもメッセージが込められているとおっしゃっていましたが、言語化するとどんな言葉になりますか?

説明会でも掲示していた通り、「年齢という概念を超えて」ですね。自分が一番自分を決めつけていると思うんです。普通のことだと思うんだけど、やっぱり年齢を重ねていくにしたがってネガティブな感情を持ってしまう。でも、「キレイになりたい」とか「キレイになる」というところに、余計な概念はいらないんじゃないかな、と。

わたし自身、今の肌に匹敵するには、10代まで戻らないと無理。そのくらい調子がいいんです。20代、30代の時は不健康に痩せていたし、日焼けもしていて、睡眠時間もなく働いていたから絶不調だった。あの時よりいろいろ発達しているということを差し引いても、肌の調子がいい。だから、年齢の概念を超えていけるんだっていうのは、自分の実感として感じていることなんです。

――今、お肌が絶好調ということで、今回のアイテムの中ですでに手離せなくなっているものはありますか?

夜用美容液のバランシングリポナノセラムが一押しなんですけど、その前にバランシングブーストオイルローションを使うことで皮膚を柔らかくして、ぐんぐん入っていくようになるんですよね。ブースターが美容液を引き立たせてくれます。

――ちなみに、説明会の時もAKNIRのスキンケアラインを使用して臨まれたんですよね? バランシングデュオクリームのパールが輝いて、まさに発光しているようなお肌でした。やや青みのあるピンクですが、自然な感じで万人に似合いそうです。

ハリ・つや・うるおい、大事です!

クリームに関しても、最初はもっとピンクっぽくしようかと思っていたんだけど、寝る時にもつけていただけるものなので、もうちょっと静かな気持ちで寝たほうがいいんじゃない? ということで心地いい感じの色味に落とし込みました。

今の美容のテーマは“塩梅”

――AKNIRのお話から少し離れますが、最近の美容のブームを教えてください。

今まではずっと保湿。でも最近は“落とす”に注力しています。

例えば、泡立てネットでしっかり泡立てて、肌に手をつけないで洗顔するとか、低刺激ピーリングに挑戦するとか、そういうものを取り入れています。そうすると、そのあとにつけるものが一層入ってくるから。

あと、今は忙しくて怠ってるけど、もう少し落ち着いたら1回整理したいかな。いいものがいっぱいあるからふんだんにいろんなことをやっているんですけど、どれが効いているかわかんなくなっちゃう。だから、最低限にしてみてどのくらいキープできるのかなとか、実験してみたい。1個ずつ丁寧に試してっていうのを、1人遊びしてみようかな、と。

――アイテムを選ぶ基準はありますか?

いいなと思ったら、結構すぐ試すタイプかもしれないです。

――ある程度継続して、どこかで整理するんですね。では、気に入ったら長く使うことも?

すごく長く使います。落とす系でいうと「スクワランうるおいたおる」というものを、メイクを落とすのにも蒸しタオルにするのにも使っていて。それはもう20年以上リピートしています。長いものはとことん長く使いますね。

――20年以上はすごいですね。最後に、50代の今の美容のテーマがあればぜひお聞きしたいです。

美容のテーマは、わたしにとってのいい”塩梅”を見つけること。

これまではあれこれやりすぎなくらい様々な美容法やプロダクトを試してきました。そして今、自分自身のブランドから製品を出させてもらうタイミングで、ふと「本当にこれをずっと続けるの?」そんな問いが浮かんだの。美容医療にしろホームケアにしろ、何が自分にとって本当に心地よく、効果的なのかを見極め、自分だけの“塩梅”にカスタマイズしていく必要があるんじゃないかな。

その”塩梅”が、完全に自分自身の価値観に基づいたものなのか、あるいは他人からどう見られるかという視点も含まれるのかは、人それぞれかもしれない。だけど、最終的にはその人自身がどんな人なのかを表すものだと考えているから、皆さんにも問いかけたいです。「あなたは、美容においてどこをゴールにしますか?」と。

――物差しがそれぞれでいい時代だからこそ、あなたはどうしますか? という問いと向き合う、と。

わたしもわたしに聞いています。美容のことじゃなくてもね。ここらへんかなっていう、心地いいところを探して。

■AKNIR スキンケアライン ラインナップ

左から:
バランシングクレンジングオイル 120mL 4,950円(税込)
バランシングフェイスジェルウォッシュ 80g 4,400円(税込)
バランシングブーストオイルローション 110g 4,950円(税込)
バランシングリポナノセラム 25ml 8,690円(税込)
バランシンググロウデュオクリーム 60g 5,940円(税込)

7月24日(木)より公式サイトにて販売開始
公式サイト:https://aknir.jp/

■AKNIR POPUP SHOP in TOKYO
期間:2025年7月16日(水) 〜 7月22日(火)
開催場所:伊勢丹新宿店 本館2階 イーストパーク/プロモーションスペース
所在地::東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間::10:00 〜 20:00
入場料:無料

梨花さんの過去のインタビューはこちらから
>>50歳の今、【好きな自分】でいられるように美容を柔軟に楽しみたい
>>「すべてさらけ出してきた」からこそ、共感されるカバーガールになれた

取材・文/あまのさき

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