グランピングで極上の大自然を満喫。プライベートガーデン・ザ・ウェスト

キャンプのアウトドア感を味わいつつホテルの快適さやラグジュアリー感を味わえるグランピングですが、その中でもホテル寄りだったり、キャンプ寄りだったり一つひとつ施設のカラーが異なります。

今回は、グランピング施設「プライベートガーデン・ザ・ウェスト」の、大自然を満喫できる素晴らしいロケーションと非日常を感じられるプレミアムドームのお部屋をご紹介します。

大型ドームとヨーロピアンスタイルのガゼボリビング

今回宿泊したプレミアムドームのグランピングテントは超大型テントで、真ん中に仕切りがあり寝室とリビングスペースを分けてもゆとりのあるお部屋です。

プライベートガーデン・ザ・ウェストは、中古家具屋さんであるオーナーさんが経営されているということもあり、家具がテントごとに異なるのも、何度も宿泊したくなる魅力の1つです。雰囲気のいい味のある家具は、他の施設と差別化される唯一無二感がありました。

プレミアムドームの1番のポイントがこちらのガゼボリビング。アーチ型の窓にはガラスはなく目の前に広がる大自然の空気がそのままにガゼボリビングに広がります。ヨーロッパの建造物を想わせる白い壁と広々空間は、海外旅行に来たような気持ちになりました。

お風呂にも景色を切り取るような四角い窓があり、どこにいても大自然を感じることができます。時折聞こえてくる小鳥のさえずりに耳を傾けて入るお風呂は最高です。

テントサウナもあるので、夜利用して外気浴をしながら星を眺めてもいいですね。

まるでコース料理なBBQディナー

日が暮れて、グランピングテント以外の明かりがない空間はなんとも幻想的でした。

夕食はガゼボリビングでいただきます。寒さ暑さや虫が気になる場合はビニールカーテンで窓を閉じることも可能。

食事に合わせて、シャンパンかオレンジジュース、ノンアルコールシャンパンをいただくことができます。

こちらは、スウェーデンの家庭料理ハッセルバックポテト。ガゼボリビングがヨーロピアンな雰囲気なため欧州料理も場に合います。

肉厚サーロインステーキは、赤身の肉肉しさを味わえるBBQ感のあるひと品。

お料理は、自分で作らずスタッフの方が一品一品持ってきてくれるスタイルで、何もせずまるでフルコースをいただいているかのような優雅な夕食は、大自然という空間も相まって多幸感がありました。

大自然を感じられる傾斜。立体感のある癒やしの緑

早朝、朝食の前にお散歩をしていたら野生動物が現れました。

小型の鹿の仲間、キョンです。近づくとスッと逃げてしまいましたが、とても近くで見ることができて貴重な体験でした。

後ろの岩壁や凸凹した地面もプライベートガーデン・ザ・ウェストならではの景観。整地されすぎない自然な場所にラグジュアリーなグランピングテントがあるからこそ、現実を忘れる不思議な空間を作り上げているのだろうなと思いました。

テントがあるエリアから少しハイキングをすると丘のテラスという展望デッキへ行くこともできます。木々の葉の擦れる音や、新緑の香り、すごく遠くに小さく聞こえる小湊鐵道の音が、ここだけの空気を作ります。

お散歩後の朝食はとっても美味でした。地元いすみ豚を使用したベーコンや無添加の美味しいベーグル。シンプルだけど爽やかな朝にぴったりです。

グランピング初心者の方ももちろん楽しめるかと思いますが、プライベートガーデン・ザ・ウェストなら大自然を肌で感じられるので、キャンプを長年楽しんできた方や、グランピング玄人の方も満足ゆくひとときとなるのではないかなと思います。

ぜひ次回の旅の参考にしてみてくださいね。