メルボルンの人気ウォーターフロント、サウスバンクをゆっくり街歩き
LIFESTYLE

2024.03.06

メルボルンの人気ウォーターフロント、サウスバンクをゆっくり街歩き

都会と自然が共存する街、メルボルン。中心地のシティ南側に位置するヤラ川(Yarra River)は、遊歩道や公園、高級ホテルなどが立ち並ぶ、人気のウォーターフロントです。美しい景色や街並みを1日かけてゆっくり楽しめる場所で、観光客や地元の人たちでいつも賑わっています。

フリンダース駅を降りたら、プリンセスブリッジへ

スタートは、街の中心地・フリンダースストリート駅(Flinders Street Station)。駅を背にして右手を見ると、大きな橋「プリンセスブリッジ(Princess Bridge)」があります。ここから街歩きをスタートしましょう。

この橋は、1888年に建設された歴史のある橋で、開拓当初からシティとポートフィリップ湾を停泊する船をつなぐ重要な役割を果たしていたそう。ちなみに、現在の橋は3度目に立て直された橋です。ここでぜひチェックしてほしいのが、橋にある紋章。建設にあたり、7つの町が資金を提供した記念として刻まれました。

プリンセスブリッジはトラムも走れるほどに大きな橋。奥に見える建物が、ハマーホールです
プリンセスブリッジにある紋章の前は、撮影のベストスポット!

川沿いにあるメルボルン生まれのジューシーバーガーでランチ

橋を渡り切ると、右手に階段が見えます(ハマーホールが目印です)。階段を降りると、サウスバンクプロムナードと呼ばれる、川沿いを歩くことができます。川沿いにはレストラン、ショッピングセンター、芝生やベンチなどがたくさんあります。案内看板もすぐに見つかりますから、チェックしながら歩くのがおすすめ。

歩いてすぐのところに、「サウスゲート(Southgate)」ショッピングセンターがあり、その中にはフードコートも。メルボルン生まれのハンバーガーショップ「grill’d(グリルド)」でランチをしてみるのはいかがでしょう? 市内に複数店舗がありますが、この店舗は川沿いに面したテラスがあり、なぜかいつも空いているという穴場スポット。店内でオーダーすると、呼び出しブザーを渡されるので、その間にテラス席を確保しておきましょう。

プリンセスブリッジを渡りきったところに、川沿いに降りる階段があります
メルボルン生まれのハンバーガー・grill’d。入口のすぐ左手にあります
grill’dが入っているショッピングモール、Southgate。トイレもあるので、何かと便利
ヤラ川を眺めながら、テラス席でゆっくりランチ。ハンバーガーとポテト、ゆずのドリンクをオーダーして、22.9ドル(約2300円)
肉厚&ジューシーなハンドクラフトのバーガー。バンズも3種類から選べます
ハンバーガーに刺さっている、お店の名前がプリントされた可愛いフラッグ

メルボルンならではのアーティスティックなオブジェを発見!

お腹がいっぱいになったところで、プロムナードをゆっくり歩きましょう。芝生やベンチに座ってのんびりくつろいでいる人を横目で見ていると、アートとカルチャーが盛んなメルボルンらしい、アーティスティックなオブジェがあります。時期によっては、プロムナード沿いで写真展なども開催されているので、運が良ければ見られるかも知れませんね!

ポツンポツンとモダンなアートが点在しています
川沿いにはベンチがたくさんあるので、ここからヤラ川を眺めるのもおすすめ
芝生の上でごろんと寝転がっても!
海鳥は食べ物を狙っていますので、くれぐれもご注意を

1時間20ドル~楽しめる、ヤラ川クルーズ

メルボルンの市街地を流れるヤラ川は、全長約242㎞というとても大きな川。時間があれば、ぜひ、リバークルーズを体験してみませんか? 1時間おきに出航していて、所要時間はコースによって異なりますが、1時間から2時間前後、20ドル(約2000円)~用意されています。チケットは乗船場で販売していますが、人気のクルーズとなっているので、事前に予約しておいたほうがいいと思います。

乗り場の近くに、チケット売り場がありました
クルーズは大小種類がありました。種類によって、ドリンクや軽食付きのタイプもあるようです

歩行者専用、ペデストリアンブリッジの下には…

さらに奥へすすむと、また大きな橋が見えてきます。これは、「ペデストリアンブリッジ(Pedestrian Bridge)」という歩行者専用の橋で、毎日2万人以上が利用しています。

橋の下をよく見ると、何やらカフェのようです! さっそく橋を渡ると、可愛い看板を見つけました。「ポニーフィッシュアイライド(PONYFISH ISLAND)」という飲食店で、ピザやサンドイッチなどの軽食の他、アルコール、ソフトドリンクなどが楽しめます。ヤラ川を目の前に見ながら、のんびり食事ができる穴場スポットです。

大きなアーチがかかっている橋が、ペデストリアンブリッジ。夜になると美しいイルミネーションが!
橋の真下にカフェを発見! ヤラ川を真横に眺めながら、ゆっくりお茶できます
お店の入り口は、この看板が目印

少し足をのばして、眺めが良すぎる公立図書館へ

目の前にメルボルンを代表する5つ星ホテル「クラウン・プロムナーデ・メルボルン(Crown Promenade Melbourne)」が見えてきたら、そろそろサウスバンクのプロムナードも終点です。ちなみに、ここは南半球最大のクラウンカジノやショッピングモール、レストラン、映画館などエンターメント施設が集まっています。

もし時間があるなら、足を延ばしてドッグランズにある公共図書館「Library at The Dock」をおすすめします。全面ガラス張りで、目の前に広がるポートフィリップ湾を一望。読書スペースもたくさんあるので、ゆっくりした時間を過ごせます。

どーんと大きくそびえる、クラウンカジノ。観光客でいつも賑わっています
公共図書館とは思えない設計。静かな時間が過ごせます
まっすぐのびるプロムナード。自転車で移動している人も見かけました
館内には30,000冊以上の本があります。不定期でワークショップも開催しているそう
こんなにステキな場所なのに、意外にいつも空いているという穴場スポット!

メルボルンは、観光スポットがたくさんあります。限られた日程の中で効率よく満喫したいという方には、今回ご紹介したサウスバンクは、街の中心地にあるので予定に組み込みやすいスポットです。お昼頃からスタートしてのんびりランチをした後にクルーズを満喫。シティで夕食を済ませた後に、もう一度、サウスバンクに戻って、最高の夜景を目に焼き付けてからホテルに戻りましょう!

遠くに見えるビル群はメルボルンシティ。キラキラ輝く水面に映えて、ドラマティック

TAG

CATEGORY

Ethical

コスメ

メイク

スキン

ボディ

ヘア

フレグランス

フード

ライフスタイル

インタビュー

連載

CONCEPT

新しいキレイ、
新しい自分と
出会う旅へ。

キレイノートは、
「キレイ」を軸に、日本に限らずヨーロッパ、アジア、
世界中の国々から、
contribution(貢献)と
solution(解決)のある情報を発掘して
お届けするメディアです。
皆さんが、まるでキレイに出会うために
世界中を旅して周っているような気分になれる、
そんなメディアを目指しています。

キレイ。
それは、鏡に映るキレイ。
そして、透き通った心のキレイ、ライフスタイルのキレイ。
海や緑や動物たち、私たちを取り巻く環境のキレイ。

そして、contributionとsolution。
人のお悩みの解決、コンプレックスの解消。
そんな人の毎日への貢献。
そして、エシカルであること、
世界の明日への貢献。

私たちが発信する情報が、新しくて、刺激に満ちた、
ワクワクするものであるように。
そして、たくさんの人達や世界のキレイに繋がっていくように。

キレイノートは独自の視点で、世界中から毎日キレイ情報を
集めて、読者の皆さまにお届けしていきます。

自分と世界を、もっと愛そう。

キレイノート

気になる国をトリップ!