SERIAL STORY

2023.07.22

<つるやパン>県民のソウルフード「サラダパン」の秘密 #巡る滋賀

滋賀県の最大の魅力といえば、滋賀県の代名詞でもある日本最大の湖・琵琶湖。その他、国宝の「彦根城」やユネスコ世界文化遺産の「比叡山延暦寺」など一度は訪れたい観光スポットもまた有名です。

でも、それだけではありません。有名観光スポット以外に焦点を当て深掘りすると、まだまだ知られていない注目ポイントがたくさん! それを知らないなんてもったいない…!

この連載では、「現地の方がおすすめしたいスポットやお店、それをつくるヒトの魅力をていねいに取材し、お届けする滋賀の観光ガイド“巡る滋賀”」の情報を発信していきます。

滋賀県への旅のきっかけやガイドブックとなりますように…そんな思いを込めて滋賀県の新たな魅力をお伝えします。

#つるやパン

サラダパンだけじゃない。まちのパン屋さんで、あり続ける「つるやパン」

滋賀県民なら一度は食べたことがあるはず、「サラダパン」。ふわふわのコッペパンに挟まれた、たくあんの食感とマヨネーズとの味わいが絶妙です。名物「サラダパン」を生み出したのは、滋賀県長浜市にあるつるやパン。1951年に創業し、地域に愛され続けるパン屋さんです。

「木之本 つるやパン本店」と「まるい食パン専門店」にお邪魔して、つるやパンの歴史やパン作りへの思いについて、お話を伺ってきました。

風情のある宿場町で、3代目が営むパン屋

まず訪れたのは、JR木ノ本駅から徒歩7分ほどの場所にある「木之本 つるやパン本店」。

コッペパンの看板が目印です。木ノ本は、江戸時代から北国街道と北国脇往還が交わる宿場町で、旅人や参拝客で賑わったエリア。登録有形文化財にも登録されている商家の家並みに、昔の風情が感じられます。

店内に入ると、パン屋というよりもコンビニエンスストア。奥の工場で作られた、その日焼きたてのパンが店頭に並ぶだけでなく、おにぎりやドリンク、駄菓子や缶詰など豊富な品揃え。お腹がすいたらなんでも揃う、そんな地元に根ざした雰囲気です。

「戦後、法律を志していた祖父が学校給食制度が布かれることを知り、一念発起して、学校給食向けのコッペパンの製造をスタートしました。それ以降、父と叔父、私と従兄弟が引き継いで、現在3代目です」と有限会社つるや 専務取締役の西村 豊弘さん(以降、豊弘さん)は話します。

豊弘さんは本店を、従兄弟の西村 洋平さん(以降、洋平さん)は「まるい食パン専門店」の店長を担い、連携しながらつるやパンを盛り立てています。

サラダパンは、好き嫌いが分かれるパン!?気になる続きはこちら

ディープな滋賀の魅力に出会える! 人気連載「巡る滋賀×キレイノート」の他記事は#巡る滋賀からご覧いただけます!

SHOPLIST

TAG

BACK NUMBER

バックナンバー

VIEW ALL

CATEGORY

Ethical

コスメ

メイク

スキン

ボディ

ヘア

フレグランス

フード

ライフスタイル

インタビュー

連載

CONCEPT

新しいキレイ、
新しい自分と
出会う旅へ。

キレイノートは、
「キレイ」を軸に、日本に限らずヨーロッパ、アジア、
世界中の国々から、
contribution(貢献)と
solution(解決)のある情報を発掘して
お届けするメディアです。
皆さんが、まるでキレイに出会うために
世界中を旅して周っているような気分になれる、
そんなメディアを目指しています。

キレイ。
それは、鏡に映るキレイ。
そして、透き通った心のキレイ、ライフスタイルのキレイ。
海や緑や動物たち、私たちを取り巻く環境のキレイ。

そして、contributionとsolution。
人のお悩みの解決、コンプレックスの解消。
そんな人の毎日への貢献。
そして、エシカルであること、
世界の明日への貢献。

私たちが発信する情報が、新しくて、刺激に満ちた、
ワクワクするものであるように。
そして、たくさんの人達や世界のキレイに繋がっていくように。

キレイノートは独自の視点で、世界中から毎日キレイ情報を
集めて、読者の皆さまにお届けしていきます。

自分と世界を、もっと愛そう。

キレイノート

気になる国をトリップ!