2021.12.24
コスメにスイーツ、寄付まで!世界一エコなアドべントカレンダーでゆく年、くる年。
イギリス FREEDM STREET(フリーダムストリート)
イギリスから届く、プラスチックフリーのカレンダー
今年も迷わずオーダーしてしまいました!
動物保護にフォーカスしたショップ、イギリス発「FREEDM STREET(フリーダムストリート)」のアドベントカレンダーです。
FREEDM STREETは、動物虐待に心を痛めてきたクロエさんが、インパクトのあるアクションとメッセージを広めるために立ち上げた、動物保護にフォーカスしたオンラインショップです。
名前の「FREE」には、動物たちの自由と権利、クルエルティ(動物実験)フリー、アニマル(動物性)フリーという意味が込められ、取り扱う製品はすべてオーガニックでヴィーガン。
数あるアドベントカレンダーの中でも断トツのエシカル度で、内容もバラエティーに富んでいます。
今年はなぜか関税がかかったり、それを知らずに危うくイギリスに返送されそうになったり、雨に濡れたのか箱が裂け商品が壊れていたり・・と、昨年以上にカオスでしたが、なんとかクリスマス前に受け取ることができました。
早速、オープン。
慈善団体への寄付、スイーツ、ヘアケア、スキンケア。
私はオーダー時に「メイクアイテムあり」をセレクトしたため、その中にはプラスチックを使った製品が少し含まれます。メイクアイテムを選ばなければ、100%ヴィーガン&プラスチックフリーのカレンダーなのです。
去年に比べて、全体的にコンパクトな印象を受けました。去年まではオーガニックコットンのタンクトップやTシャツが入っていて、その分トキメキ度は高かったかなと思いました。
家族で楽しめる、バラエティーに富んだ内容
こちらはスイーツ類。全てオーガニックです。
毎年大人気という「キャンディーメガボックス」(左上)は、15種類のグミがたっぷり500g。ヴィーガンとはいえ、恐怖を覚えるくらいたっぷりの量です。クッキー類は、残念ながら甘すぎて口に合わず。
来年は、イギリスが得意で誰もが喜ぶ紅茶やハーブティーに変えてほしいです。(クリティカルですみません…)
もっともユニークなのが、慈善団体への寄付。今年はこちらの3点でした。
・HUMANE SOCIETY INTERNATIONAL:食肉用の犬の救助
・BROOKS FARM ANIMAL SANCTUARY:虐待された動物の保護
・FOOD FOR LIFE:世界の貧しい子供たちへの新鮮で安全な食料供給
世界が抱える多くの問題の一部に自分が少しでも貢献できたことは、大きな一歩となるかもしれませんね。
充実のスキンケアコスメ
スキンケアは、充実したラインナップ。
クレンジングから美容液、スペシャルケアまで、プラスチックフリーで揃うところがすごいです。ソリッドタイプはリキッドの倍以上持ちが良く、パッケージもミニマルでエシカルを極めています。
なかでもフランスの「BALADE EN PROVENCE」(左下・定価25ポンド/約3,700円)は保湿力がかなり優秀で、コスパも最高です。
こちらは厳選した植物で作られたスキンケアコスメ「LOVE ABSOLUTE」。
スパ仕様のクレンジングクレイバームは、リーフクレイが汚れをしっかり落としながら肌にたっぷりとミネラルを補給、サンフラワーオイルできちんと潤わせます。クレンジングとしても、フェイスマスクとしても秀逸。使うたびにローズの香りに包まれ、つい深呼吸してしまいます。
こちらが、メイクアイテム3点。
アイシャドウパレットは、高級板チョコと見紛うデザイン。ピンク、ブラウン、モノトーン系が計10色、センス良くセレクトされています。ルーセントパウダーは、蓋を開けると粉のみ、21gという、フェザー級の軽さとシンプルさ。
すぐに落ちてしまう気がして今まで敬遠していた、オーガニックのマスカラ。
今回「ZAO」のマスカラで、検証することにしました。ブラシの先から液ダレするほどサラリとしたテクスチャーで、まつ毛一本一本にきれいに付きます。重ねても薄付きなので、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。ウォータープルーフではありませんが、乾いてからのキープ力はかなり高め。でもマスクをして数時間外出したら、さすがに少し落ちました。
こちらはヘアケア類。
サイコロサイズのソリッドシャンプー(左・定価9.5ポンド/約1,400円)がキュートです。
ボディケアは、クリームとデオドラント。
環境に優しいアルミのケースが、前より増えたように感じました。
2021年の締めくくりに
日本やアジアからの旅行者が姿を消して久しい、ミラノの街。それが今でも物悲しく映るのは、私だけではないはずです。
来年は、誰もが思い思いの旅を再開できることを信じて。これからも、イタリアやヨーロッパの「キレイ」を、レポートしてまいりますね。
2022年も、どうぞよろしくお願いいたします!
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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