札幌在住の友人が厳選して案内。本当に美味しい北海道グルメ5選
FOOD

2026.09.01

札幌在住の友人が厳選して案内。本当に美味しい北海道グルメ5選

遠出して美味しいものが食べたい! そんな時に、海鮮大好きな私が選ぶのが北海道。

今回は現地の食品会社に勤めるグルメな友人にお願いし、案内してもらいました。地元の人しか知らない穴場など、味はもちろん、ロケーションやお店の雰囲気、料理の盛り付けまで、どこも期待をはるかに超える素晴らしさ。わざわざ飛行機に乗って食べに行く価値のあるお店ばかりです。

新鮮な海の幸が食べられる、二条市場の海鮮丼

朝、8時に新千歳空港に到着。ホテルにチェックインして、そのまま向かったのが、7時半開店の二条市場。入ったのは、札幌の台所と呼ばれるこの市場発祥の海鮮丼専門店です。他の店よりも行列が長くて、期待が膨らむ!

20分くらい並んで、着席。オーダーしたのは、サーモン、玉子、マグロ、ウニ、白身、いくら、ホタテ、サーモンたたきと、豪華なネタがぎっしり入った「清涼丼」。こんなに豪華でなんと、2,300円(税込)!(他店よりリーズナブルで、行列の理由が分かりました)。一口食べた瞬間、東京で食べていた海鮮丼は一体何だったんだろうと思うくらい、ネタの厚みと甘みが別次元。

市場の活気の中で、朝から海鮮丼をいただけて最初から満足度大。

■ どんぶり茶屋 二条市場店
住所:北海道札幌市中央区南3条東1-7 新二条市場内
アクセス:地下鉄東西線「大通駅」より徒歩約7分
公式サイト: https://donburi.jp/menu/meibutsu

まるでジブリの世界!森の中の一軒家レストラン

羊蹄山のふもと、道道から少し山道を入ったところにある隠れ家レストラン。ナビで進んでも迷うと友達が言う通りの立地。森を抜けると、「Picnic」という看板。その先には、童話の中に出てくるようなとんがり屋根の建物が。

店内に入るまでのアーチも可愛い!
通されたお部屋は、まるでおうちのような個室。

ランチメニューはワンバスケットランチ。デザート、カフェつき 1,800円(税込)のみ。

外観だけでなく、内観もまるで絵本の中に迷い込んだよう。名物のワンバスケットランチは、サンドイッチと8種類のおばんざいが籠に詰まっていて、見た目のかわいさに友人たちと思わず歓声を上げました。

地元野菜のやさしい味付けにほっとして、おしゃべりも弾み、気づけば2時間ほどのんびり。帰りは、お持ち帰り自由なお庭のハーブを摘みました。都内ではなかなかできない貴重な体験で、日頃のストレスまでリフレッシュできました。

■picnic(森のランチ ピクニック)
住所:北海道虻田郡ニセコ町字近藤733-8
アクセス:JR「ニセコ駅」より車で約10分
公式サイト: https://picnicniseko.wixsite.com/home

北海道ならではの美味しさ。何度でも食べたい「生ラム」

前回、札幌に来たときに食べた生ラムが美味しすぎて、今回も食べたいと思い、友人一押しのお店を予約。

すすきのにあるジンギスカン×ダイニングバーのお店で、スタイリッシュでオシャレな雰囲気。スタイリッシュな店内では、北海道ならではの、冷凍ではない生ラムの希少部位までいただけます。

まずは、ラム肉の盛り合わせ 3,780円(税込)をオーダー。こちらのお肉は、放牧で丁寧に飼育された道産の羊肉のみを使用。

鍋ではなく溶岩プレートで焼くスタイルで、臭みがまったくなく柔らかくジューシー。今までの羊肉のイメージを覆す美味しさです。それから、感動したのが、ラムタン 1,280円(税込)。初めて食べたのですが、心地よい食感と噛むほどに広がる旨みにすっかりハマって再オーダーしてしまいました。

そして、こちらも初めて食べるラムのユッケ 1,480円(税込)とラムのたたき 1,680円(税込)。ドキドキして食べましたが、こちらもフレッシュで臭みはゼロ。レア肉好きならたまらないはず。
驚きなのが、ラムづくしなのに全く飽きないこと。ラム肉が苦手な方も、ここのお店なら、安心して美味しく食べられるというのも納得です。

■SHEEP GANG(シープ ギャング)
住所:北海道札幌市中央区南3条西1丁目9番地22
アクセス:地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」より徒歩約1分
公式サイト: https://sheepgang-jingisukan.com/

人生における食への意識が変わる衝撃のアグリスケープ

ディナーは、友人が「絶対に連れて行きたい!」と言うお店を予約してくれました。ここは、札幌中心部から車で20分、小別沢という里山の奥にある循環型農園レストラン。

なんと、こちらで使う食材は、肉も野菜もほぼ自給自足。お庭には、のびのびと愛情を込めて育てられている豚や鶏たち。可愛くて、心が痛みますがそれも含めて、「命をいただく」体験をするというコンセプトなのです。

スタイリッシュな店内には、畑で拾ったという鹿の角、自分たちで育てた豚の骨、オーナーが集めたアートコレクションなどが飾ってあります。約3時間の食事の中で、アートや食材について話すきっかけにもなるのです。

料理は、コースの最初に「今日使う食材」がそのまま大皿に盛られてテーブルに運ばれてくるところから始まります。朝収穫したばかりの野菜がずらりと並び、スタッフの方の説明も楽しくて、期待が高まります。

最初のドリンクから驚きの連続。私は「カルダモンとカフィアライム香るメロンジュース」(880円)をオーダーしたのですが、ジューシーなメロンジュースに、ほんのりスパイスの香りで、人生で一番美味しいジュースと言って良いほどでした。友人の「楓の樹液とこぶしの森ソーダ」(880円)も味見させてもらいましたが、フレグランスのような香りで、飲んだことのない味。とにかく、ドリンクひとつひとつのこだわりにも感激しました。

お料理は、華美に飾るのではなく、野菜やハーブの甘み、苦味、香り、肉の力強い本能的な旨みなど、素材そのものの味を丁寧に引き出しているのが印象的でした。

料理人が畑を耕し、動物を育て、時には自ら狩りに出る。そこまでして食材と向き合う姿勢に、色々と考えさせられました。友達が「ここに連れてきたかった」と話していた意味が、食べ終わる頃にはしっかり理解できました。絶対に、また訪れたい、忘れられない一軒です。

マグノリア 野菜料理、肉料理を中心にAGRISCAPEを堪能できる夜のスタンダードコース / 10皿程度 13,200円(税込)

■アグリスケープ(AGRISCAPE)
住所:北海道札幌市西区小別沢177
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」より車で約15分
公式サイト:https://agriscape.jp/

江戸前の技に感動。 旅の締めくくりは老舗寿司店で

最終日のランチ。どうしても海鮮を食べ納めしたくて、札幌を代表する昭和46年の老舗寿司店「すし善本店」へ。
前日の夜にダメ元で電話したのですが、幸運なことに予約が取れました!

注文したのは、ランチの握り11個おまかせコース 8,800円(税込)。中トロ、うに、ぼたんえび、穴子と、北海道の採れたてのお魚を使ったお寿司を、目の前で職人さんが握ってくれます。備長炭で炊いたご飯のシャリは口に入れると優しくほどけ、箸休めのガリは美しい薄切りで甘さ控えめ。全てに老舗のこだわりが詰まっています。

写真中央がとろたく巻き。友人と巻物一貫頼んで半分にしてもらってペロリ。

そして追加でオーダーしたのが、名物の「トロたく巻き」。実はこのお店の創業者が考案したメニューなのだそうで、まさかここが元祖だったとは! と友人とびっくり。

旅の最後にふさわしい、幸福感がぎゅっと詰まった時間を過ごすことができました。

■すし善 本店
住所:北海道札幌市中央区北一条西27丁目2-7
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」①番出口より徒歩約3分
公式サイト:https://sushizen.co.jp/

札幌在住の友人だからこそ知る、本当に美味しいお店を巡った今回の北海道グルメ旅。

新鮮な海の幸や生ラム、地元で育った野菜など、北海道ならではの食材の美味しさはもちろん、食を通してその土地の文化や人の想いに触れられたことも、旅の大きな魅力でした。

美味しいものを食べるためだけに飛行機に乗る…、そんな旅も、たまにはいいもの。ぜひ皆さんも、お腹も心も満たされる北海道の“食の旅”に出かけてみてください。

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