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2024.09.20

佐藤ありささんが家族と一緒に久しぶりに訪れた“思い出の場所”

10代からモデルとして活躍し、結婚・出産を経て2017年からドイツで生活をしている佐藤ありささん。そんな佐藤さんの、ドイツでの生活を覗かせていただく新連載をスタート! ご自身で撮られたお写真とともに、エピソードをお話しいただきます。

第一回はワインづくりをしている修道院「クロスター・エバーバッハ」について。

今回ご紹介するのは、900年以上ワインをつくり続けているクロスター・エバーバッハ醸造所です。結婚式の引き出物にここのワインを使わせてもらったこともあって、わたしにとっては思い出の場所です。

気候的にも過ごしやすい5月に、両親がドイツへ遊びに来たので足を運ぶことに。両親もわたしもすごくお酒が好きで、ワインをお土産に持って帰れたら喜ぶんじゃないかな、と思って案内しました。実際に現地で飲んでみて美味しかったものを購入できるんです。

思い出の場所とはいっても、わたしも訪れたのは4,5年ぶり。すごく久しぶりに行けました。最初は主人と2人でしたが、今回は子どもも一緒だったので、不思議な感じがしましたね。

日本の修道院とは規模が全然違って、お城みたいなんです。自然も多くて綺麗な場所なので、子どもたちも走り回って遊んでいて気持ちよさそうでした。やっぱりいい場所だなぁって思いましたね。

建物の中には、中世の頃に使用されていた道具や機械を見ることもできます。昔からのものが残っていて、歴史を感じて感動します。また、オーケストラの演奏会なんかもやっているらしくて。まだ行ったことがないので、いつか行ってみたいなと思っています。

クロスター・エバーバッハは老舗ですが、高いワインばかりというわけではないんです。甘めのワインもありますし、ぶどうジュースもあるので子どもも楽しめます。楽しそうにジュースをワイングラスで飲んでいました(笑)。

ここに行こうと思ったのは、ドイツでも主流のプレイモービルっていうレゴみたいなおもちゃの展示会を開催していたからでもあります。大人はワインを楽しめるし、子どもはプレイモービルの展示を見たり遊んだり。ちなみに、プレイモービルの展示会は2025年の1月12日までやっているみたいなので、気になった方はぜひ。

子育てをしていて感じるのは、ドイツは子どもが遊べる場所が多いんです。ご飯屋さんに行っても、外に遊び場があって、子どもが遊んでいるのを見守りながら食べられる場所が結構多かったりします。大人も子どももみんなで楽しむのが普通という感じがあって、子育てがしやすい。環境がいいので心地よくなってしまって(笑)。言葉だけ、もうちょっと勉強したいですね。

ドイツと日本ではいろいろと文化の違いがあって面白いので、この連載ではそういったものを紹介していけたらなと思っています。

Profile
佐藤ありさ

1988年生まれ。北海道出身。ファッション誌「Seventeen」のモデルオーディション「ミスセブンティーン2005」に選出され、専属モデルとしてデビュー。その後、「non-no」「MORE」「VERY」などでモデルを務める傍ら、映画などでも活躍。また、「Going!Sports&News」(日本テレビ系)ではお天気キャスターとしてレギュラー出演をはたし、活躍の幅を広げる。2016年に結婚、2017年に出産し、現在はドイツで暮らしている。

語り/佐藤ありさ
文/編集部

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