2020.09.11
ベジタリアンにも。 パリのカフェで買える「チェコ風巻きパン」。
フランス カフェ
パリで味わえる!風変わりなチェコ風パンのランチを求めて
今回やってきたのは、レピュブリック広場で有名なレピュブリック駅。
その9番出口から歩いて5分強にある、カフェ「ALMA」です。
こちらがカフェのALMA。
透明ガラスのこじんまりとしたおしゃれな外観とテラスが目印です。
入り口にはメニュー表も掲示されており、利用前にメニューの価格やランチタイムやティータイムのサービス内容も確認することができるので、安心です。
ALMAは朝8時からオープンしており、おしゃれな朝食セット7(€〜)もいただけるのが魅力。
イートイン、テイクアウトともにOK。カード支払いもOK。
早速店内へ入ってみましょう。
店内の雰囲気は外観と同様、非常に明るく、おしゃれで開放的です。それでいて居心地の良いゆったりとした時間が流れています。
奥までスペースがあるので、ゆっくりイートインも楽しめます。
こちらはカウンター正面。
写真の中央奥は2階建ての席になっており、子どものころの気持ちを思い出させてくれるような雰囲気。
この日、訪れたのは12時ちょうど。
ランチの混雑が始まるのは大体12時半すぎからなので、店内はまだ静かです。
ということで、ランチメニューを注文してみます。
ALMAの最大の魅力は、チェコ風の巻きパン、”トゥルデニーク”が味わえること!
チェコに行ったことがない私は、こちらのお店で初めてトゥルデニークを体験しました。
BIOの素材から作られるトゥルデニークの生地は、フランスのバゲットとは対照的で、非常にもっちりしていて、甘みがあるのが特徴だそう。
トゥルデニークを作る際に用いられる専用器具がこちら。
混紡部分がくるくると渦巻き状になっています。
注文は英語でもOKでした。
まずはドリンクから。
パリで2015年に誕生したアジアのお茶を中心に取り扱うティー専門店「KODAMA」のBIO ジャスミン茶(5€, 約620円)。KODAMAの紅茶はパリ市内にある工房で、お茶のスペシャリストたちによって調合されており、香り高くクリアな風味が魅力的。
こちらのジャスミン茶も、渋みがほとんど抑えてあるにもかかわらず、ジャスミンの旨味と風味は楽しむことができて、とても美味しいです。
ジャスミンをすすっていると、本日のメイン・トゥルデニークのランチが登場しました!セレクトしたのは、CONE MOZZA(コーンモッツァ, 7€/約868円)にエクストラエメンタールチーズ(1€/約124円)をトッピングしたもの。
巻きパン「トゥルデニーク」にたくさんの具がつまっています。
こちらのCONE MOZZAの中身は、たっぷりのモッツァレラチーズとドライトマトペースト、ルッコラをオリジナルドレッシングで絡めたシンプルメニュー。
ベジタリアンの方にも人気だそうです。
表面についたこんがりと焼けたチーズは、トッピングしたエクストラエメンタールチーズです。
断面図はこんな感じです。とにかく中身がぎっしり。
こんなにも贅沢にモッツァレラチーズが・・・
ルッコラもぎっしり。
厚みがあって、もちもちふんわりで、噛めばかむほど甘い。
食パンに慣れている私たち日本人が絶対気に入る味です。
ルッコラとモッツァレラチーズのミルキーな味わいと、トマトペーストのさっぱりした酸味、トゥルデニークのもっちりとした食感と甘みがマッチして、やさしい味のヘルシーランチでした。
BIOの材料を使っているので、さらに嬉しく感じます!
今回はおなかがいっぱいで注文できませんでしたが、朝食やティータイムなどに人気のデザート系くるくるトゥルデニークは、こんな感じです。
トゥルデニーク表面につけるトッピングは、きび砂糖やココナッツ、ナッツやゴマなどヘルシーなオプションから選ぶことができるそうです。
移民が多いパリだからこそ、いろんな国の食文化を気軽に体験できます。
チェコ風巻きパン、”トゥルデニーク”も、パリにいらっしゃった際にぜひ試してみてくださいね♪
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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