ヴェルサイユ宮殿発マリーアントワネットも愛したコスメとは?
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2020.02.19

ヴェルサイユ宮殿発マリーアントワネットも愛したコスメとは?

本日は、日本国内では恐らくまだ紹介されていないであろう、いまフランス中で人気を集めている新進気鋭の地産地消コスメをご紹介します。

ヴェルサイユ発、Mademoiselle SaintGermainがすごい

ご紹介するのは「Mademoiselle Saint Germain(マドモワゼル・サンジェルマン)」。
フランスはパリ近郊・ヴェルサイユ発祥のスキンケアブランドで、設立者は地元の薬剤師さんたち。
ヴェルサイユといえば、ルイ14世とマリーアントワネットでおなじみの世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」が思い浮かびます。

(pixabay.comより)

この世界的に有名な世界遺産とMademoiselle Saint Germain、実はとても深い関係があるのです。

Better Consume&Consume local、地産地消をモットーにするコスメブランド

Mademoiselle Saint Germainのモットーは「Better Consume&Consume local」。
まさに地産地消を目指した新しい形のコスメブランドなのです。

そのため、コスメに使用されるエッセンスの原材料となる植物は、栽培から製造に至るまで一貫してメイド・イン・フランス。
他国からの素材の輸入には頼らない形で、コスメづくりを行っています。

ヴェルサイユ宮殿内の菜園と契約・共同研究を重ねている

先ほどちょっと登場した世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」。
実はこの宮殿内にはいくつかの庭園・菜園があるのですが、その中の「Le potager du Roi(ル・ボタ ジェ・ドゥ・ロワ)」という王立菜園とMademoiselle Saint Germainが 契約しており、原材料の栽培のほか、共同研究を実施しているそうです。

コスメにより 高品質な植物由来エッセンスを提供するため、菜園内の植物などの栽培方法や抽出方法について研究を重ねているほか、 農薬や肥料・除草剤を使用せず 、かつて生息していた植物の再生などの取り組みも進めているそうです。

長くなりましたが、つまりMademoiselle Saint Germainのアイテムたちは、世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」で育った植物由来のエッセンスが惜しみなく使われている、まさに世界遺産とコラボレーションした唯一無二のブランドなのです。

歴史から紐解き、伝統と革新のコスメレシピを考案

Mademoiselle Saint Germainを紹介する上で欠かせないことが、伝統と現代技術を見事に融合させたコスメを展開していること 。
コスメづくりにあたって、「フランスの長い年月と歴史」から多くのヒントとインスピレーションを受けたそうです。
たとえば「マリーアントワネットが愛用していたスキンケアアイテムにはどういった植物が用いられていたのか?どんな効能があったのか?」。
こういった疑問を、歴史書や薬局方などを参考に一つ一つ紐解いていき、たどりついたのは、環境に優しいシンプルな素材で作る伝統あるものでした 。
アイテムのレパートリー数はまだ多く展開されていませんが、手に取ってみれば、彼らのこだわりを感じていただけるでしょう。

取扱いは主に薬局。実際に試してみました

さて、Mademoiselle Saint Germainの主に取扱っているのは薬局ということだったので、観光客にも大人気のCity Pharmaさんをたずねることに。

店舗奥に進むと、ありました。

左から、 フェイスソープ ローズマリーの香り( 9.89€/ 約1,210円)
中央、 トニックウォーター スプレー式美容液(21.89€/ 約2,670円)
フェイスゴマージュ(19€/ 約2,320円)
保湿クリーム・バウム各種(肌タイプ別、3種類展開) (33€〜37€/約4,030円〜4,515円)
ポイントケア(目元用)( 25€/約3,050円)

早速近くのスタッフに相談。
話をしていくと、そのスタッフの方も、友人からの強いすすめで、つい最近からスキンケアアイテムをすべて Mademoiselle Saint Germainに切り替えてみたそう。
まだ1ヶ月ちょっとだそうですが、化粧ノリなどが良くなり、肌のトーンが明るくなったそうです。
「個人的には一度全てのアイテム使ってみてほしい。人種によって当然肌質なども異なるかもしれないけど、これはどんな肌質の人でも絶対に満足できるわ」とのこと。

今回は、アイテム の中でも「絶対に外せない」というマストな看板アイテム、トニックウォーターと保湿クリームを試してみることにしました。

左:普通肌〜混合肌用 保湿クリーム( The Queen of Hungary’s Radiance Cream)( 35€/ 約4,270円)
右:トニックウォーター スプレー式美容液( The Queen of Hungary’s Radiance Lotion)( 21.89€/約2,670円)

裏面にはしっかりと、成分の由来元表示が。
トニックウォーターは、エッセンス由来の96%がフランス産植物、99%がナチュラル成分。
保湿クリームは、エッセンス由来の92%がフランス産植物、98%がナチュラル成分。

つまり、ほぼ100%ナチュラル成分。

どちらのアイテムも、ブランドを代表する看板アイテムだそうで、マリーアントワネットが愛用していたといわれるスキンケアアイテムからインスパイアされたもの。

特徴は高品質なローズマリーのエッセンスをこれでもかというくらい、たっぷり含まれています。
で、もちろん採取されたローズマリーは…

ヴェルサイユ宮殿内の王室菜園から。

トニックウォーターは、スプレータイプ。
化粧水と美容液の役割を果たしてくれる優れもので、 朝夕の2回、洗顔後に吹きかけるだけ。
一度にたくさん出過ぎず、程よい量が噴出されるように設計されています。
べとつかず、さっぱりしていますが、すぐに肌が吸収していき、ふきかけた後はもっちりします。
ローズマリーの華やかな香りで、保湿とデトックス効果のほか、くすみ改善、肌の老化を防いでくれる役割も。

先ほどのトニックウォーターとセットで使うことで、より効果を発揮してくれるという保湿用クリームも、香りは同じローズマリー。

コックリとした濃厚で真っ白なクリームは、少し硬めのテクスチャ。
ローズマリーのエッセンスはもちろん、3種類のフランス産の天然オイルが配合されており、なんとフランスはプロヴァンス産のりんごなども使用されています(!)。

保湿効果はもちろん、肌に常在している美肌菌のバランスも保ってくれると同時に、肌をみずみずしく健やかに導いてくれます。

フランスを丸ごと詰め込んだコスメ「Mademoiselle SaintGermain」 はいかがでしたでしょうか。
現地の女性誌やメディアなどでは最近話題沸騰中で、いま一番ホットなフランス国内のスキンケアブランドです。
ホームページ(仏・英語のみ)では販売店リストもチェックできるので、購入の際はあらかじめお店の情報をチェックしておくといいでしょう。

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