![全室レイクビューの、星野リゾートの温泉旅館 界 遠州への旅で2022年の運を開こう!](https://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/220113_KIREI_hoshino_kai_hp_top_pc.jpg)
全室レイクビューの、星野リゾートの温泉旅館 界 遠州への旅で2022年の運を開こう!
目の前に広がる浜名湖を眺めながら、地元のお茶や鰻、フグなど、美味しいものを満喫できる、星野リゾートの温泉旅館「界 遠州」。
海のそばだけに、塩分濃度が高くミネラルやカルシウムたっぷりの温泉が湧いていて、浸かると肌がしっとり。浜名湖のそよ風に吹かれながら露天風呂を楽しむこともできます。
また、2月末まで今年の運気アップと無病息災を祈る「界の開運旅2022」のプランがあると聞き、取材に行ってきました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image0-1-1024x768.jpeg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2428-1024x768.jpg)
障子を開け、浜名湖が見えたときには、一人なのに思わず「おー!」と歓声を上げてしまいました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2411-1-1024x768.jpg)
私が今回泊まったのは、「遠州つむぎの間 茶処リビング付き和室」。
その名のとおり、お茶を淹れるためのカウンタースペースが付いていて、到着時、就寝前、目覚めと、シーンに合わせたお茶がセットされています。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2421-1-1024x768.jpg)
急須や茶器、お茶菓子もコーディネートされていて、気分が上がります。
さっそく、到着時用のお茶をいただきました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2413-1-1024x768.jpg)
部屋にはお茶の葉を焚いている香炉もあり、いい香りが漂います。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2432-1-1024x768.jpg)
まずは、フロントロビー階にあるトラベルライブラリーへ。
こちらには、お茶や静岡の歴史、文化など、ご当地にまつわる書籍や写真集が用意されていて、お茶を飲みながらゆっくりとくつろぐことができます。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2767-1024x768.jpg)
ライブラリー内には、天竜川流域で栽培された「天竜」をはじめ、静岡県内で栽培された12種類の中からお茶選びができるティーセラーがあります。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2598-1024x768.jpg)
地元のことを楽しみながら学べる、界名物の「ご当地楽」がこちらにもあるということで参加してきました。
界 遠州のご当地楽は、美味しい煎茶の楽しみ方を教えてもらえる「美茶楽(びちゃらく)」。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2663-1-1024x768.jpg)
徳川家康が愛したと言われる「本山茶」3種類の中から利き茶をさせてもらいました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2727-1-1024x768.jpg)
天然の玉露とも呼ばれる爽やかな「足久保」、高知栽培で旨味が強い「梅ケ島」、甘味が特徴で色が濃い「藁科」。
私は残念ながら、まったく当てることができず…。
なかなか難しいですが、楽しいのでおすすめです。同じ本山茶でも産地や作り手によってこんなに味が違うんだ、とびっくりしますよ。
夕食まで少し時間があったので、温泉へ行くことに。
こちらの舘山寺温泉は、日本で3番目に塩分濃度が高いそうです。
趣の異なる2つの大浴場があり、男女入れ替え制になっています。
温泉へ向かう渡り廊下は、湯冷めをしないよう、専用の羽織が用意されていました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2740-1-1024x768.jpg)
入浴前、入浴中、お風呂上がりには、それぞれ適したお茶が用意されて、温浴効果をより高めることができます。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2736-1024x768.jpg)
入浴前(かけ湯茶):天竜川の上流で採れた茶葉を使った浅蒸しの冷茶。甘味のある味わい。
入浴中(湯治茶):茶の木の茎の部分を使った水出し棒茶。すっきりとした味わいで、火照った身体への水分補給にぴったり。
お風呂上がり(仕上げ茶):香ばしい香りの温かいほうじ茶。入浴後の湯冷めを防ぐ。
こちらは入浴前のお茶。入浴前にお茶を飲むと、カテキンの吸収率が上がるそうです。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2442-1-1024x768.jpg)
この日は、ヒバで作られた大きな桶型の露天風呂を備えた「華の湯」が女湯になっていました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2755-1-1024x768.jpg)
湯面には、籠の中に静岡茶を詰めた「お茶玉」が浮いていて、お茶の香りで心身ともにリラックスできます。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2748-1-1024x768.jpg)
特別に中を開けさせていただくと、中にはお茶の葉がギッシリ!
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2764-1-1024x768.jpg)
お湯加減がちょうど良く、上がるのがもったいなくて、何度も深呼吸しながら長湯をしてしまいました。
入浴後は湯上がりで、お風呂上り用のお茶を飲みながらひと休み。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2730-1-1024x768.jpg)
目の前には、茶の木とドウダンツツジが交互に植わった「つむぎ茶畑」が風に揺れています。
秋にはドウダンツツジが真っ赤に色づくそう。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2670-1-1024x768.jpg)
夕食は館内のレストランで。
ふぐの王様「とらふぐ」と、浜名湖名物の「うなぎ」を一緒に味わえる、「ふぐうな会席」をいただきました。
ふぐというと、山口県のイメージがあったのですが、全国のとらふぐの6割は遠州灘で獲れるとか。初めて知りました。
コースの内容は以下です(内容や食材は季節によって変わります)。
・先付け 鰻とアボカドの山葵和え
・煮物椀 蟹のひろうす 菊花 三つ葉
・宝楽盛り
八寸 常節の旨煮 穴子の八幡巻き
海老の白和え
子持ち昆布の土佐揚げ
零余子(むかご)かまぼこ
小松菜のお浸し
織部金団
お造り ふぐ薄造り
青葱 紅葉おろし 酢橘 ポン酢 ふぐ皮
酢の物 土佐酢和え 旬の恵
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2472-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2480-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2497-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2489-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2487-1-1024x768.jpg)
・蓋物 鴨饅頭
・焼き物 鰻の白焼き
・揚げ物 ふぐ唐揚げ レモン
・食事 界 遠州特製 鰻だれ焼きの土鍋ご飯 留椀 香の物
・甘味 界 遠州特製 緑茶あんみつ
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2501-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2508-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2517-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2536-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2523-1-1024x768.jpg)
贅沢食材を満喫しました。地元の燗純米酒「英君(えいくん)」を使った、ふぐのひれ酒も美味しかったです。
こちらのコースは通常2名以上からが対象ですが、今は時節柄、1人から注文できるようになっています。心もお腹も満たしてくれるコースなので、おひとりさまの方にもぜひおすすめです。
夕食後、ひと休みしてから、湯上がり処でお茶とお酒を使った「おちゃけ」をいただきました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2552-1-1024x768.jpg)
内容は季節によるそうですが、この日は安倍川の上流で栽培された本山茶の葉を一晩浸けたジンのカクテルをいただきました。
香り高いお茶の香りとジンがぴったり。
添えられていたのは、静岡・まるたま製茶のほうじ茶大豆のお菓子です。
そのまま湯上がり処で、温泉知識を学べるミニ講座「温泉いろは」に参加しました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2563-1-1024x768.jpg)
「温泉と呼ばれる温度は何度から?」「お風呂に入ると体からどれくらいの水分が失われる?」など、温泉に関する豆知識をいろいろ教えてもらった後、御朱印帳ならぬ、「お湯印帳」をいただきました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2667-1024x768.jpg)
全国にある界の温泉に行くたびに、スタンプがもらえます。さっそくフロントでスタンプを押してもらいました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2669-1024x768.jpg)
お部屋に戻ってしばらくすると、キャビア最中のセットが到着。
こちらは星野リゾートの各施設で提供されている「明けの贅沢〜贅沢な一皿〜」になります。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2574-1-1024x768.jpg)
キャビアと一緒に、ゆずや山葵、豆乳サワークリームを最中にのせていただくのですが、これが一緒に提供されるご当地の地酒にぴったり。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2610-1-1024x768.jpg)
贅沢な気分が満喫しながら、最高のお部屋時間が過ごせました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-1-1024x768.jpg)
お部屋でゆっくり過ごしていると、チャイムの音が。マッサージ師さんの到着です。
こちらでは、パソコンやスマホを長時間利用し、眼精疲労や肩こりに悩まされる人に向けた「デジタル・ストレスケア・マッサージ」を提供しているということで、「ぜひとも!」という感じでお願いしました。
温泉入浴後、血行が良くなっている身体を、国家資格をもったマッサージ師さんがほぐしてくれます。
お部屋のベッドで受けられるのが、またいい!
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2579-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2582-1-1024x768.jpg)
慢性的に疲れている目、肩、頭を中心にほぐしてもらえて、最高です。
終了後はそのまま休ませていただきました。
そして翌日。
起きてすぐ、昨日とは別の「湖都(こと)の湯」に入りに行きました。
広々とした露天風呂とヒノキの内湯があったのですが、露天風呂に。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/【界-遠州】温泉_湖都の湯_露天昼-1024x683.jpg)
浜名湖周辺は一年中風が吹いていることが多いそうなのですが、露天風呂に入っていると、この風が最高に気持ち良いのです。
朝ごはんは、茶箱朝食をいただきました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2641-1024x768.jpg)
川根市の茶箱職人が作った茶箱に茶葉を敷き、銀鮭の西京焼きやしらすおろし、おひたしが盛り付けてあります。
お鍋に入っているのは、浅利とあおさの浜名湖汁。身体が温まります。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2624-1-1024x768.jpg)
朝食後は少し休んでから、毎朝15分間行われている「浜名湖茶摘み体操」に参加しました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2678-1-1024x768.jpg)
温泉療法専門医が監修するプログラム「うるはし現代湯治」の一環として、開発したという、茶摘みのポーズを取り入れたこの体操は、血流をよくし温泉入浴効果を高めるといわれ、コロナ禍の運動不足解消として帰宅後も続けられるように練られたそう。
浜名湖の目の前ならではの、ミネラルを含む空気をたくさん吸いながら行うことができます。
チェックアウトは12時。
お部屋でお茶を飲みながらのんびりしてから、「界の開運旅2022」プログラムに入っている、舘山寺での開運祈祷に行きました。
浜名湖を望む、高台にあるお寺です。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2700-1-1024x768.jpg)
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2697-1-1024x768.jpg)
太鼓を叩くことで、悪いことを払い、運を開くことができるそう。祈祷後にお守りをいただき、「界のお守り袋」に入れてくださいました。
![](http://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2691-1024x768.jpg)
このお守り袋は、表側から見ると口の形、裏側から見ると十字の形をしていて、二つ合わせて「叶」の漢字になり、「願いが叶う」という意味が込められています。
温泉と上質なお茶で心身を癒し、開運の祈祷もしてもらえる、界 遠州のプログラム。
特に、1泊2日で心機一転して、運を開きたい人にはぜひおすすめです。
![](https://kireinotes.com/wp/wp-content/uploads/b9196d989d91a802cdb309997cd662b03d42b798_eyecatch_image.jpg)
東京在住のビューティエディター。趣味・特技は、牡蠣を食べること(WEBサイト「カキガール」主宰)、相撲観戦、サーフィン、旅行。一番好きな旅先はハワイです。将来は牡蠣とビールだけで暮らしてみたい! プロの視点で、最新コスメや美容スポットなどを、「使ってみた」「受けてみた」という生の声とともにお届けします!
この著者の記事一覧へ