2018.11.02
食材の約95%がオーガニック バルセロナのカフェOhBo
バルセロナの閑静な住宅街にあるこちらのオーガニックカフェレストラン、 OhBo 。煉瓦造りの落ち着いた雰囲気が素敵です。
たくさんのオーガニックレストランがあるスペインの中でも有名な OhBo 。
なんと使用食材の約 95 %がオーガニック食材という徹底ぶり。今回はその人気の秘密を探りにやってきました。
夕食は 21 〜 22 時くらいのスペインですが、暑さもあってかこの日は 19 時にはテラス席は既にお客さんでいっぱい。
仕事の後の団らんを楽しんでいるのでしょうか。
お客さんは観光客というよりも地元の人が多い印象です。
店内は木材と黒を基調とした落ち着いたデコレーション。
ところどころに置いてあるちょっとしたインテリアの置き物がおしゃれ。
メニューはスペイン語とカタルーニャ語、英語があり、店員さんはみんなとっても気さくで色々と料理の説明をしてくれます。
お店のコンセプトは、オーガニック食材を使ったヘルシー料理でお腹いっぱいになること。
ブランチメニューも豊富で、キノアサラダや豆のサラダなど、サラダでも夜までお腹が空かないようなメニューを意識しているそう。
そのこだわりはなんとお水にまで。レストラン内に特製のフィルターマシーンを完備。
OhBoのロゴボトルで提供しています。
ソファー席でゆったりとオーガニック料理をいただきます♪
前菜としてオーダーしたのはこちらの二品。
1皿目がキノアのサラダ。 9€( 約 1,150 円)。
カブと葉野菜がたくさんのっていて、キンカン、キイチゴ風味のリコッタチーズの味付け。
たくさんの食材が入っていますが、味がまとまっていてプチプチキノアが美味しいです!
食用フラワーとキイチゴ風味のリコッタチーズでデコレーションされていてなんだかケーキみたい。
爽やかな一品でした。
2 皿目はほうれん草クリームの温玉、アスパラガス添え。
濃厚なほうれん草クリームがとっても美味しいんです!
トロトロたまごをくずす瞬間っていつだって少しテンション上がりますよね。
店員さんのおすすめは崩したたまごとほうれん草ソースにパンをつけて食べるそう。
もちろん試してみましたがとっても美味しくてパンがあっという間になくなりました。
今回頼んだ料理に合う白ワインを注文してみました。
店員さんがまずおすすめしてくれたのは、Sepo というワイン。
バルセロナから少し東にある Alella DO というところの Pansa Blanca というぶどう品種のワイン。
爽やかな酸味の効いたさっぱりとしたワインです。
次にAustum Verdejo 。
マドリード北西の方角にある DO Rueda で作っている Verdejo というぶどう品種のワイン。
こちらは少し色に赤みがかかっており、さっぱりとした中にも飲みごたえのある辛口でした。
さて、暑い夏にぴったりの白ワインに満足したところでメインの 2 品が到着です。
こちらはピスタチオソースのローストビーフ。 15 €(約 1,950 円)。
お肉の味が濃いローストビーフにピスタチオソースが良いアクセント。あっさり系に見えますがしっかりと食べ応えのある一品です。
こちらはマグロのたたき、ポン酢アボカドソース添え。 15 €(約 2,000 円)。
これ、とっても美味しいです!
我らが日本を代表する調味料、ポン酢。アボカドとこんなに合うなんて。
マグロ本来の味が尊重されていて、ソースとの相性がとっても良い一品でした。
OhBo ではオーガニック食材で作ったデザートも人気なんだそう。
こちらはこだわりチョコレートとベリーアイス。 5,4 €(約 700 円)。
最後に、オーガニックエスプレッソコーヒー 1,3 €(約 170 円)。
なんとコーヒーまでオーガニックという徹底ぶり。
前菜からメイン、そしてお水からコーヒーまでオーガニックというレストラン OhBo のこだわりを感じられました。
オーガニックカフェやレストランが好きなあなた、ぜひバルセロナに来た際は OhBo のオーガニックを味わいに来てはいかがでしょうか。
大学でスペイン語を学んだことから興味が湧き、バルセロナに移住。バルセロナの好きなところは、なんと言ってもからっとした天気とビーチ。休日は、バルセロネータビーチにあるバルで友達と冷たいカバや白ワインを楽しんでいます。特技は小さい頃からやっている書道とバスケ。ブランドやお店の背景にある思いが伝わる記事を書いていきたいです!
この著者の記事一覧へ