2021.03.10
生活を豊かにする”台湾養生”、始めるなら気軽な漢方セットから
DAYLILY おうちで台漢ご養生Set
女性には色々な日があって、心と身体が揺らぐ時がありますよね。そんな時に寄り添ってくれる、台湾発の女性向け漢方のライフスタイルブランド「DAYLILY」が今話題沸騰中。
今回はインタビューで伺った誕生秘話や込められた想い、例年以上に身体を気遣う今だからこそ、デイリーに取り入れたいおうちで養生できるセットをご紹介します!
漢方をお守りに。アジア女性に寄り添う存在でありたい
創業者である日台女性のお二人。日本の大学院で知り合い、実家が漢方薬局を営む台湾出身の王さんから台湾漢方の話を聞いた小林さん。生活における漢方の在り方が日本とは全く異なり衝撃を受けたそう。
王さんも来日し、なぜこんなに漢方が身近ではないのかとカルチャーショックを受けたのだとか。
一度は各々就職をしましたが、小林さんはその話が忘れられず、一緒に漢方のライフスタイルブランドを始めよう! と王さんに相談し、DAYLILYが誕生しました。
ブランド名の“DAYLILY”は、漢方のお花が由来。
「萱草生堂階,遊子行天涯;慈母倚堂門,不見萱草花。」という漢詩で、家の庭に植えた「萱草(ワスレグサ 英名:Daylily)」を通して娘を想う母の心が唄われ、愛娘や女性を象徴するお花でもあるとか。
英名には「一日一日を精一杯に咲き輝く」という意味も。「アジアの女性たちがこの花のように輝けるよう応援したい」そんな想いが込められています。
乙女心くすぐる3点セットで身体を労わりましょう
おうち時間が増えた今、ゆっくり養生して負けない身体をつくることができるアイテムをご紹介。
オンラインショップで購入し届いたパッケージは「これが漢方⁉」と驚くほどスタイリッシュで華やか。
この商品は昨年の緊急事態宣言時に販売開始され「おうちにいながらもほっと一息ついて欲しい、しっかり心身を養生して日々を健やかに過ごしてほしい」という想いから生まれたのだそう。
漢方薬剤師監修のもとブレンドされた、具材も食べて綺麗になれるお茶。女性の身体に良い棗・龍眼・黒豆が入っています。温め・潤い・デトックス効果があり、ノンカフェインなのも嬉しいポイント。
大さじ1杯分に、120ml程度の熱湯を注ぎ1,2分蒸らして完成。お湯でやわらかくなった具から立つ芳ばしく柔らかい香りと、自然の優しい甘さで心と身体がゆっくりほぐれます。
漢方の”苦い・薬”というイメージを覆し、まるでデザート。
龍眼は台湾でよく食べられ、味はライチに似ていて滋養強壮や安眠効果が期待できます。ドライなのでぎゅっと甘く濃厚な味。ふわふわした食感の棗、ほくほくの黒豆も、心身の疲れや老化防止効果が。
豆乳をかけてシリアル感覚で楽しむのも美味。小腹が空いた時にも重宝しますよ。
黒糖と乾燥させた生姜をベースに黒棗、龍眼、桂枝など8種類の和漢植物から作られ、身体のベースを整えてくれます。
お湯や豆乳で割るのがオススメ。
黒糖は、体力回復や鬱気分を和まし、生姜や桂枝は血行促進効果があります。黒糖の甘さに生姜のピリッとしたアクセントが飲みやすく、飲んだ瞬間にぽかぽかするので、ナイトルーティーンに取り入れても良さそう。
漢方で用いられる和漢植物である当帰、川芎の成分を抽出した栄養たっぷりのフェイスマスクシート。
透き通るほど繊細なシルクが優しくお肌を包み込み、付けているのを忘れる程ぴったり密着。たっぷりの潤いと栄養で翌朝はお肌がモチモチに。ほんのり和漢の香りがしてリラックスタイムに最適の逸品です。
”Sister”がいるから女性はもっと強く美しくなれる
小林さんと王さんは、お客様・お店のメンバーを「Sister」と呼んでいます。それは常に対等な関係で、姉妹や友達のように気軽にいつでも話や相談ができ、時には「Sisterhood」という言葉のように、連帯感を持って立ち向かえる強い力になれたらいいなと思っているからだそう。
店と顧客という関係性を超え、商品購入時やSNSで「Sister」と私たちを呼んでくれるその言葉から、思わず頼りたくなる温かさを感じました。
「手に取るだけで、気分も体温も上がるような漢方をお届けしたいと思っています。『かわい〜』とカジュアルな気持ちで生活に取り入れてみてもらえると嬉しいです!」とお話してくださった小林さん。
皆さんも漢方を味方に新習慣をスタートさせてみては。
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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