2019.08.19
デンマーク最古のオーガニックレストランで絶品伝統料理を堪能
今日ご紹介するのは、コペンハーゲンの中心地、入り江沿いにあるオーガニックレストラン、Cap Horn(キャップホーン)。
1687年創業のこのお店は元々は水平さんたちのたまり場のバーとして使われていたよう。
その後1990年代に改装し、今ではこだわりのオーガニック食材で作るデンマーク料理が大人気のお店です。
運河の隣にある通りにはたくさんの地元客と観光客でにぎわっています。
案内してもらってさっそく中へ。
デンマーク最古のオーガニックレストラン
Cap Hornはなんとデンマークで一番最初にオーガニック料理を提供したレストランだそう。
雰囲気のある店内。
天井がガラス張りになっているので光がたくさん差し込んで気持ちいいです♪
改装はされているものの、木の床や暖炉、デザインが違う椅子は全て改装前のものを使い続けているそう。
当時の水平さんたちが座っていたと思うと歴史を感じます。
グループ客やカップルなど、様々なお客さんの所に運ばれてくるお皿はどれもおいしそうでおしゃれな料理ばかり。注文が楽しみです♪
白いシャツを着ている方が店員さん。こまめに声をかけてくれたりと優しく気遣ってくれ、注文の時には必ず同じ目線になるようしゃがんで接客してくれます。
とってもウェルカムな店員さんたちでついついたくさん頼んでしまいそう!
伝統的なデンマーク料理をオーガニック食材で
それではさっそくメニューを。
店員さんがおすすめしてくれたデンマークの定番料理を頼んでみます。
Cap Hornの食材はほとんどが厳選されたオーガニック食材。
こちらのビールもCap Hornで作っているオリジナルのオーガニックビールだそうです。しっかりとしたコクと苦味がおいしい!
一品目はデンマークといえばのムール貝!
110クローネ / 約1,760円+税
白ワインと生クリームでできた濃厚ソースがしっかりとしみ込んでいて、とってもおいしい!手がとまらなくなる一品です。上にのったパセリも良いアクセント。
付け合わせのパンはサワークリームと一緒にでてきます。
サワークリームと、ムール貝のソースをちょっとのせるともう絶品!こちらも手がとまらなくなります。
メインはデンマーク料理で人気のシャントレル。
150クローネ / 約2,400円+税
シャントレルは日本ではアンズダケと呼ばれることもあるきのこ。日本ではあまり知られていないきのこですが、ヨーロッパではよく食べられています。
シャントレルとガーリック、ほうれん草が入った三角パイ。その上にはシャントレルとハーブをふんだんに使用したクリームソースが。
味のしっかりしたきのこはクリームソースとの相性抜群。たっぷり入っているハーブとほうれん草がフレッシュ感を与えていて大満足の一品です♪
厳選されたオーガニックのお肉やと魚、野菜と、その時期の旬の食材を組み合わせた伝統的なデンマーク料理。ビールやワイン、コーヒーもオーガニックのものを使っているそうです。
オーガニックで食べられる、伝統的なデンマーク料理が楽しめるCap Horn。
コペンハーゲンに来た際は訪れてみてはいかがでしょうか。
気さくで何かと気にかけてくれる店員さんたちが、笑顔で迎えてくれるはずです♪
大学でスペイン語を学んだことから興味が湧き、バルセロナに移住。バルセロナの好きなところは、なんと言ってもからっとした天気とビーチ。休日は、バルセロネータビーチにあるバルで友達と冷たいカバや白ワインを楽しんでいます。特技は小さい頃からやっている書道とバスケ。ブランドやお店の背景にある思いが伝わる記事を書いていきたいです!
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