2020.01.08
【2000円以下】世界で話題沸騰。カナダ発のプチプラコスメ。
世界で話題沸騰中のコスメを求めて
今回は、今大注目のカナダ発スキンケアコスメをご紹介したいと思います。
アムステルダムのモードなショッピングエリア、ナインストリートにある「 DECIEM 」。ヨーロッパではイギリスとオランダのみに店舗があります。
80 年代 NY のロフトのようなインテリア。
DECIEM 社が展開するコスメには「 NIOD 」「 HYLAMIDE 」「 THE ORDINARY 」などがあります。
こちらは、 THE ORDINARY のコーナーです。
ハイブランドコスメ並みの高機能成分が配合された商品が全て 1,000 円前後で買えることから、ビューティーブロガーなどに絶賛されて人気に火がつきました。
アイテムの数は 60 以上。
中には組み合わせ不可のものもあり、予備知識やスタッフのアドバイスが必須です。
成分濃度が高く刺激が強いものもあり、自分の肌タイプをしっかり把握しておくことと、パッチテストも不可欠です。
スキンケアは、ビタミン系、酸系、保湿系など、6つのカテゴリーに分類されています。
ファンデーションは、カバー力が高いタイプ( 6.9ユーロ /約 830 円)と質感が軽いタイプ( 6.7ユーロ /約 810 円)があり、それぞれ 21 色展開という充実ぶり。
THE ORDINARY の人気アイテムをレポート
オランダ人も THE ORDINARY のコスメを 4,5 種類まとめて買っていました。
ここからは、特に人気のアイテムを紹介したいと思います!
① AHA30%+BHA2% PEELING( 7.2 ユーロ / 約 900 円)
大人気の高濃度ピーリング液です。一般的なコスメのフルーツ酸( AHA) 濃度が 5 %程度なのに対し、こちらは驚愕の 30 %。
表面の角質を取り除き、さらにサリチル酸( BHA) が毛穴の奥の汚れを除去。肌のくすみや毛穴、ニキビ跡などへの効果が絶大です。
スマニア・ブラックベリー色のとろっとした液は、私の敏感肌には、ピリッとした刺激がありました。
おでこや頰で試し、初回は 2 分も待たずに洗い流してしまいました。それでも肌が柔らかく滑らかになったことを実感。
ピーリング後は乾燥するのでしっかり保湿します。
② BUFFET( 14.8 ユーロ / 約 1,800 円)
こちらも有名な総合アンチエイグ美容液です。
ペプチド、プロバイオティクス、 11 種類のアミノ酸などの成分が配合された万能美容液は、しわやくすみを改善します。
敏感肌でも使えるそうですが、私の肌では少しピリピリしました。肌が弱い方は、毎日の使用は避けたほうがいいかもしれません。
③ HYALURONIC ACID 2% + B5 ( 6.8 ユーロ / 約 800 円)
3種類のヒアルロン酸とビタミン B5 の相乗効果で、肌の奥まで浸透、持続的に潤いを与えてくれる美容液です。
敏感肌にも刺激が全くなく、優しい使用感でした。
④ NATURAL MOISTURIZING FACTORS + HA( 5.8 ユーロ / 約 700 円)
全ての肌タイプに使える保湿クリームです。各種アミノ酸、セラミド、ヒアルロン酸が配合されあっさりとした使い心地なのにしっかり保湿します。
朝のお手入れ向きという感じです。
一方乾燥肌の夜のお手入れに加えたいのが、植物性オイル。
こちらの写真は、 2 種類の保湿系スクワレンと 7 種類のオイルです。
この中から、マルラオイル( 9.9 ユーロ / 約 1,200 円)を試してみました。アルガンオイルよりオレイン酸の割合が高く、保湿効果が絶大です。最初手に取った時はさらりとしていますが、肌になじませるとリッチな質感に変わります。マッサージしながら使いたくなるオイルでした。
HYLAMIDE のコスメも要チェック
コアなファンが多い THE ORDINARY に対し、よりマス向けで人気のブランドが HYLAMIDE です。
特に気になっていたのが、フォトグラフィー・ファンデーションシリーズ( 16 ユーロ / 約 2,000 円)。写真に映る時、小じわや毛穴や肌のムラなどを光の反射で飛ばしてしまうという、インスタ時代の申し子のようなファンデーションです。
試した色は「透明」。下地としても単体でも、ファンデーションの上からでも使えます。
実際手にとると薄い肌色で、伸ばすとシャンパンゴールドのようなパール感が出てきます。
カメラのフィルターを通さなくても、目に見えて毛穴がどんどん消えて、肌にツヤ感が出てくるのは痛快でした。
今回は紹介しきれなかった、優秀でユニークなアイテムが他にもたくさんあります。
世界を席巻中の DECIEM 旋風は、当分収まりそうにありません。
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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