2020.05.25
【おこもり美容ノート fromイタリア】ナチュラルカラー剤で検証
オーガニックヘアカラーのパイオニア 「 VILLA LODOLA 」
食材を買いに行くのが楽しみな、オーガニックスーパー「 NATURASI 」。
そのコスメコーナーの一角を占めるヘアケアブランドに目が留まりました。
「 LUCENS 」は、イタリア中部のウンブリア州生まれ。オーガニックなだけでなく、地球環境にもしっかり配慮したエコロジカルなブランドです。
髪のタイプに合わせて、多くのヘアケアアイテムを展開しています。
特に目を引いたのが、「 VILLA LODOLA 」シリーズの充実したカラーリング剤。( 11.5 ユーロ / 約 1,300 円)
90 %以上が天然由来の成分で、オーガニックブランドらしいナチュラルなニュアンスの色が揃います。
欧米のカラーリング剤、日本人の髪もちゃんと染まるのかな?という疑問を持ち続けていた私。
これは、おうち時間を使って試してみるしかありません。
パッケージには、元の髪の色を 3 タイプに分け、それぞれの仕上がりのイメージカラーがわかるようになっています。
私がチョイスしたのは、その名もイタリアンな「ティラミス」というカラー。写真通りなら、ベージュ系のまろやかなブラウンに仕上がるはずです。
私の髪は、かなりキューティクルが詰まっていて、しかも最後にカラーリングをしたのは 10 年以上前。染まりにくいだろうなと思いつつ、早速カラーリング開始です。
パッケージの内容は、一般的なカラーリング剤と同じく、 1 剤と 2 剤、そしてカラー用のシャンプーとコンディショナーが各一回分入っています。
早速、混合液を作っていきます。
全体ではなく、髪の束を少しずつ手にとってメッシュ状に塗布することに。
こうすれば、元の髪の色との違いもわかりやすいはず。
30 分放置してしっかり浸透させ、シャンプーとコンディショナーで洗い流します。
髪を乾かした後の写真が、こちら。
テクニックが足りなかったのか、驚くほどメッシュ感ゼロの仕上がりに。その代わり、光が当たると全体的にティラミス色になった気がします。
頭皮などへのダメージはゼロで、トリートメントをしたかのようなツヤ感が出て、櫛通りも滑らかになりました。
結論:私の髪質でさえワントーン明るくなったので、多くの方はよりイメージに近い色に仕上がると思います。
カラーリング剤と一緒に揃えたいヘアケアアイテム
シャンプーは、カラーリング剤にも入っていたカラーをキープするものや、ボリュームを出すタイプなど 5 種類あります。 95 %が植物由来成分でできています。
乾燥 & ダメージヘア用のシャンプーとヘアマスクをチョイス。( 各 9.9 ユーロ / 約 1,200 円)
タチアオイとカレンドラが、髪と頭皮に優しい潤いを与えてくれます。使うたびに、ラベンダーとローズマリーの香りに癒されます。
こちらは、 98 %が自然由来成分でできた、アーモンドオイルとシアバターのヘアワックス(12.5 ユーロ/約 1,500 円)。
髪に艶を与えながら、柔らかなニュアンスをプラスします。
顔にも体にも使え、乾燥した肘やかかともしっかり保湿してくれる優れもの。
テクスチャーは、かなり固め。 手の温度で髪や肌になじませていきます。
今回私が試した VILLA LODOLA のアイテム は、日本の多くのヘアサロンで取り扱っているようです。美容師さんにキレイに仕上げてもらうのが、やっぱり一番ですよね。
ぜひ、お近くのサロンをチェックしてみてください。
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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