
暑かったり、寒かったり、気温や湿度、あと水も、環境が変わる旅先だからこそ、スキンケアやコスメにはこだわりたい! で、旅慣れているみなさんは、どんな物を持って行くの? 様々な職業の旅好き女性たちに、スーツケースに絶対入れるマストアイテムを紹介してもらいました。今回は、ヴィジュアルマーチャンダイザーの赤石佳美さんです。

#10
赤石佳美さん(Yoshimi Akaishi)
外資系ブランド・ヴィジュアルマーチャンダイザー
勤務先の外資系ブランドで、ショーウインドウやイベントスペースの企画・設営や、店舗のディスプレイ指導を担当。日本全国の店舗をまわり、商品や什器の配置、導線などの演出を手掛ける。いかに楽しく買い物をしてもらえるかを考えるディスプレイのコンサルタント。趣味はフラメンコと陶芸、アート展めぐり。特にフラメンコは「私の放電」と称していて、1週間貯めたストレスをすべて床に打ち付けて、スッキリ。好きな食べ物は焼き鳥で、タレよりも塩派、燗冷ましの日本酒とともに。
優秀アイテムでお手入れのプロセスを省きつつ保湿はしっかりと
旅のスキンケアでこだわっていることは、とにかく保湿! 私は刺激の強いものがダメで、ここ4年間くらいずっと低刺激のアベンヌをライン使いしています。化粧水は、スキンケアに使うというよりは、お化粧直しのときや機内などで“乾いているな”と思ったらシュッとしていますね。クレンジングは、落とし過ぎないクリームタイプがよくて、旅先には試供品のボトルに詰め替えて持って行きます。洗顔フォームは泡タイプだとラクですよ。それから、to/oneのブースターは、教えたくないくらい気に入っています! もう10本近くリピートしているかな。旅行でもこれだけは詰め替えたくないなと思って、そのまま持って行きます。


コスメ類は家で使っているものとほぼ同じで、試供品がオマケでついているボーナスパックやトラベルパックを見つけると、旅行用に買い溜めしています。免税品店でしか買えない小さいサイズのセットもチェックしますね。使い切りだと捨てて帰ってこられるから、スペースシャトル方式で切り離しています(笑)。


百貨店ブランドとドラッグストアブランドをバランスよく少数精鋭で
メイクは、ドラッグストア系のアイテムもけっこう愛用しています。ダンスインストラクターの友人から「いいよ!」って教えてもらったファンデーションは、カバー力もあるし、崩れないです。アベンヌの乳液を下地代わりにしていて、NARSのコンシーラーも必須ですね。ポイントメイクは、オレンジ系の色味が好きです。シュウウエムラのパレットはコンパクトサイズなのがお気に入り。リップは「フラミンゴ」っていうネーミングが可愛くて買いました(笑)。サナのアイブロウは、ペンシルとパウダーとブラシが一体になっているのが便利で、もう10年以上使っているんですよ。マスカラは、旅行のときは下まつ毛用だけですね。上まつ毛はビューラーも何もしないです。

