【チーム・ハンサム!】「一緒に旅するなら?」ハンサムライブ20周年を迎える4人の素顔に迫る
INTERVIEW

2025.10.20

【チーム・ハンサム!】「一緒に旅するなら?」ハンサムライブ20周年を迎える4人の素顔に迫る

アミューズ所属俳優による恒例のファン感謝祭「SUPER HANDSOME LIVE」が12月27日(土)、28日(日)にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催されます。その名も「Amuse Presents 20th Anniversary ULTRA HANDSOME LIVE 2025“ZERO”」!

20周年をもって一度幕を下ろすことが発表されている“ハンサムライブ”、どのようなステージを見せてくれるのか期待が高まるところです。

今回は、チーム・ハンサム!から猪塚健太さん、東島京さん、福崎那由他さん、渡邊圭祐さんにご登場いただき、これまでの思い出や、ハンサムメンバーと行きたい旅先についてなど、たっぷりと語っていただきました。

改めて…4人はどんな人?

――今回、初めてご登場いただくということで、他己紹介をしていただきたいな、と。渡邊さんと猪塚さん、福崎さんと東島さんがお互いにしていただく形でも良いですか?

渡邊圭祐:じゃあ僕から。イヅケンさんって呼んでるんですけど、めちゃくちゃおもしろい人で大好きです。そして真面目。作品でも共演してるんですけど、お芝居のプランもきちんと考えてきて、監督と相談して、ちゃんと“かまして”いかれるんですよ。その姿はやっぱりいいな、と思いましたし、あと何よりハンサムだな、と思ったのがメイク中の寝姿。

猪塚健太:隠し撮りされたやつね(笑)。

渡邊:カメラへの嗅覚、笑いへの嗅覚、芝居への嗅覚、どれも素晴らしいです。

猪塚:僕にとってケスケは大好きな俳優のひとりですね。一見クールに見えるんですけど、めちゃくちゃおもしろくて、すごく頭がいいんですよ。回転が速いから突発的に出るワードもおもしろいし、センスもある。お芝居に対して熱い部分も持っているし、キャリアはまだ浅いんですけど、僕からするとオーラもしっかり出ていて、これからが非常に楽しみな俳優さんですね。

渡邊:なに、そういうコーナー?(笑)

猪塚:アミューズを引っ張ってくれるんじゃないかな、と期待ができるような存在でございますね(笑)。

――では、福崎さんと東島さんお願いします!

福崎那由他:東島くんと呼んでいます。

東島京:そうでしたっけ!? 苗字呼びなんだ…。

福崎:(笑)。本当になんでもできるんじゃないかな、と思いますね。ダンスも歌もできるし、舞台映えするスタイルもあるし。できないことは逆になんだろう? という感じなので。

東島:そうなんですよね、僕も探してます(笑)。

福崎:こういうことが言える度胸もあるんですよね。一緒に配信番組に出演した時も、ちゃんと話せる人だと思っていました。オールラウンダーな感じがするので、彼ができないことに挑戦する姿を見てみたいです。

――できないことがなさそうな人、という評価ですが。

東島:全然そんなことないですし、できないことたくさんあります!(笑)
僕は那由他くん、と呼んでるんですが、那由他くんは第一印象ではどんな人なのか掴めませんでした。でも、実際に話すとほのぼ~のとしていて、まとうオーラが柔らかいというか、全てがウェルカムなマシュマロのような人だな、というのが今の印象です。でも、ハンサムライブでのパフォーマンスを通して、静かに燃える炎みたいなものを感じています。今回のハンサムライブでさらに深いところを知れるんじゃないかな、と。あとは、ちゃんとご飯に連れて行ってくださったりとか。

猪塚:へぇ、そうなんだ。

渡邊:ちゃんと先輩だ。

福崎:(ニコニコ)

「那由他が泣いたのが嬉しくて、俺らも泣いた」

――今回、ハンサムライブが20周年です。ステージに立つ想いを教えていただけますか。

猪塚:ハンサムライブ自体、応援してくださる皆様への日頃の感謝を伝えるお祭りという形で毎年やらせてもらっていました。そういう意味では今年も年末の感謝祭としての想いは一緒なんですけど、今回は20周年と銘打って、しかもいったん幕を閉じる、ということが乗っています。その分、今までの20年間に積み上げてきたもの…過去に出演してくださっていた先輩やスタッフさん、昔から応援してくださっているファンの皆様の気持ちを今年出演する我々が引き受けて、パフォーマンスに乗せられたらいいな、という想いですね。

――20年という歴史がある中で、今日のメンバーとのハンサムライブの共演で印象に残っていることがあればお伺いしたいです。

猪塚:さっき、京が那由他のことを「静かに燃える炎を感じる」と言っていましたけど、それは僕も思っていて。「GET IT BACK!」という楽曲かな、歌い始める時の表情や歌声、目が印象的ですね。その辺りに那由他の内なる炎が見えるな、と。実際にパフォーマンスした時は袖からモニターで観ていたんですけど、すごく印象に残っていますね。

渡邊:僕はひとつ明確に覚えているのが、ライブが終わったあと、関係者の方が挨拶に来てくださるんですけど、その前に事務所の偉い方が来て、ダメ出ししていただいたことがあって。

猪塚:はははっ! あったね(笑)。

渡邊:那由他は指摘された部分には関わっていなかったんですけど、僕らは一緒にライブを積み上げてきたわけで。メンバーの頑張る姿を見てきたからこそ、「いや、納得できないです」って泣きながら怒ってたんですよ。

猪塚:えー! 熱い!

猪塚:熱いなぁ(笑)。

渡邊:そんな那由他を見て僕がめちゃくちゃキレる、ということがありました。那由他の熱い姿を見てましたからね。

猪塚:普段、感情をあまり表に出さない分、ギャップがあっていいよね。悔しかったんだ?

福崎:悔しかったですね。15周年が終わって、先輩ハンサムがいない中で、ハンサムをまたイチから作り上げようという年の中でやったイベントだったので、言ったら若手しかいなかったんです。その中で切磋琢磨しながらやっていたので…。

猪塚:あちぃ。

福崎:やめてください、やめてください!(笑)

――福崎さんはお三方との思い出はありますか?

福崎:その年の「OVER THE RAINBOW」の最後の時、ケスケさん泣いてましたよね。

渡邊:めっちゃ泣いてたね。

福崎:そう、それが嬉しくて。でも、あの時はみんな泣いてたかも。

渡邊:さっき(兵頭)功海と話していて気づいたんだけど、那由他が泣いているのを見て僕らも泣いてたんだよ。

一同:(笑)

福崎:そうなんですか!?

猪塚:ある、そういうのあるよね。

渡邊:那由他が泣いたのが嬉しくて、僕らも泣いちゃって。

福崎:連鎖だったんだ…。でも、その年はすごく熱かったなって思いますね。

渡邊:最後、本当にみんな泣いてた。

猪塚:大変な年だったもんね。

福崎:コロナで声が出せなかったり。いろいろ重なったのもあったと思います。

――東島さんはいかがですか?

東島:那由他くんの静かに燃える炎が見える目も好きなんですが、健太さんの舞台上での目も好きで、圧倒的な実家の安心感みたいものがあるんです。

猪塚:ははは!

東島:「大丈夫だよ、俺についてこい」みたいな。僕が緊張しいだということもあるのですが、舞台に立つと手が震えちゃうこともあって。そういう時に健太さんの目を見ると、グッと背中を叩いてくれるような熱さを感じるんです。緊張してる時は自ずと健太さんに導かれて目を見に行く、ということはわりとあります。

猪塚:結構、目合うよね。

東島:求めちゃってるところがあります。本当に助けられてばかりなので、今年も頼らせていただきたいなと思っております。

猪塚:振り付けガッツリな曲と、わりとフリーな曲があって。フリーの時に目が合って、舞台上で笑ったりするのがすごくエモくて。あの時はなんか嬉しいよね。

福崎:わかります。

東島:新人ハンサムの時は、一人じゃないんだって気づけた瞬間がやばかったりするんですよね。めっちゃ素敵な空間だなって思います。

渡邊:逆に目が合わない地獄の時間もありますよね。

一同:ははは!

猪塚:あるある(笑)。

渡邊:誰かが誰かと見つめ合いすぎて。

猪塚:わかる、わかる。今、嫌だなみたいな瞬間ね(笑)。

チーム・ハンサム!によるオムニバス・ラブストーリーがスタート

――10月期にはチーム・ハンサム!によるオムニバス・ラブストーリー「君としたキスはいつまでも」が放送されます。こちらには猪塚さんと福崎さんが出演されます。

猪塚:おもしろい話もあるし、切ない話もあるし、キュンとする話もあるし、いろいろな話をいろいろなハンサムのメンバーで楽しめるものになるなと思います。僕の回の撮影は終わったんですけど、相手役は藤谷理子さん。本当に素晴らしくて、完成が楽しみな、素敵な物語ができたんじゃないかなと思っています。

福崎:僕は撮影がこれからなんですけど(取材時)、観るのがすでに楽しみです。ハンサムとして関わることが多いみんなの、本業をしている姿が観られることにちょっと変な感じもしつつ、みんながどんなお芝居をしているのか気になります。そういう意味でも楽しめる作品になっているんじゃないかな、と思います。

――主題歌はチーム・ハンサム!の新曲「Here Today」です。どういった曲になっているのでしょう?

東島:ノスタルジックというか、聴いていて心が締め付けられるような…僕が一度幕を下ろすということと重ねてしまっているからかもしれないのですが、いつまでも続いていきそうなものも、いつか終わりはあって。でも、積み上げてきた時間や思い出は消えないし、そこにあった確かなものは絶対に残っていきます。それは心の中にあったり、伝えていくものであったり、形はさまざまあって、一度幕は下ろすけど、でも終わりじゃないんだ、という切なさと温かさが歌詞にもメロディにも入っているような気がしますよね、圭祐さん。

渡邊:そうだね(にっこり)。

東島:お互いになんかそんなことを思いながら、レコーディングに挑んで、本当にメロディが素敵で、すごく頭に残る歌詞ですよね。

渡邊:やっぱり、そうだよね。

猪塚:めっちゃ後輩に乗っかってる先輩だなあ(笑)。

チーム・ハンサムのメンバーと旅に出るとしたら…

――キレイノートが旅と美容のメディア、ということで、チーム・ハンサム!のメンバーの誰かと旅行に行くとしたら、どこに行って何をしたいか、教えてください。

東島:普段、ミュージカルに出演させていただくことが多いのですが、ミュージカルを本業とされている方、(甲斐)翔真くんとか、(水田)航生さんとか、(平間)壮一くんとかと一緒にブロードウェイに行ってミュージカルを観まくって…。

渡邊:めっちゃいいじゃん!

東島:感想を言い合う、みたいなことはしたいなあ、と思います。絶対に楽しいですよ。

猪塚:それは本当にやってくれ!
僕は今年に入ってゴルフを始めて、めちゃくちゃハマってるんですよ。で、圭祐が一回やったんだよね、ゴルフを。そこからやってるかどうかわからないですけど、センスがあるって先生に褒められたっぽくて。なので、圭祐とゴルフ旅行に行ってみたいな、と今思いました。

渡邊:まだ行ってないんですけど、クラブだけ手に入れました。

猪塚:そしたらやるしかないね。

渡邊:やりましょう、千葉あたりで! 結構行ってるんですか?

猪塚:今、行ける時は週5で通ってる。

一同:ええ!?

猪塚:半年以上かな。

渡邊:いつ行ってるんですか?

猪塚:仕事前とか。だから朝、入りの前の6時ぐらいから打ちに行ったり。

――じゃあ、それはぜひゴルフ旅行に。

猪塚:行きたいですね。

福崎:僕は最近サウナに興味があるんですけど、どこのサウナがいいとかあんまり知らないんですよ。でも太田(将熙)さんが詳しいので、サウナ+温泉旅行したいです。

東島:うわぁ、すごくいいですね!

福崎:下呂温泉あたりに行きたいですね。

渡邊:いま、響きで場所選んだだろ。

福崎:はははっ。

猪塚:サウナないぞ、多分。下呂温泉に。何県か知ってるか?

福崎:知りません(笑)。

東島:本当に響きで選んでた(笑)。

猪塚:でも温泉旅行はいいよね。

――渡邊さんはいかがでしょう?

渡邊:宮城に猫島っていわれている田代島というところがあるんですよ。めちゃくちゃ猫がいるんですけど、そこに那由他を連れて行きたいですね。で、置いてきたいです。

――置いてきたい…!?

渡邊:その先に網地島というところがあるので、僕はそこに民泊します。那由他、猫めっちゃ好きだもんね。触れ合わせたい。

猪塚:一緒に行く意味ある?

福崎:別行動じゃないですか。

渡邊:フェリーだけは一緒で(笑)。

4人が考える「キレイな人」

――では、皆さんは“キレイな人”と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

渡邊:生活が整っている人ですね。整った食生活をしている人はキレイな人だなって想像します。

福崎:食べ方がキレイな人ですかね。食べ方とか所作にわりと厳しい家庭だったので、どうしても癖で人の食べ方を見ちゃいます。

猪塚:うーん、保湿してる人。

一同:ははは!

渡邊:なるほどね、でも確かに。

猪塚:やっぱり自分に置き換えると保湿命なので。めっちゃ大事なんですよ。キレイだったら、きっと保湿をすごく大事にしている方なんだろうなと思っています。

東島:僕はよく笑う人です。
精いっぱい生きていると、辛いことや苦しいこともあると思うんですが、それでも笑うように頑張ろうとしている人は本当に心の底からキレイな人だな、と。本当につらい時とか、自分がいっぱいいっぱいになっている時ほど人間の本性が出ると思うんですが、そんな時に屈託なく笑えるような人はやっぱり素敵ですよね。

とにかく全身全霊でやりたい

――最後に、今回のハンサムライブで、やってみたいな、ということを教えてください。

猪塚:初めていただいた持ち曲と言いますか、「君だけのHERO」という名曲があるんですけど、それをオリジナルメンバーでやりたいという希望がずっとありまして。記念の公演だから叶わないかな、という希望も含めて。

福崎:20周年で一度幕を下ろすという転機の年だと思うので、せっかくなら本当に全員で踊る、歌う曲をやりたいなと。「So Free!」とか。舞台上でギッチギチになって、もう動けなくても構わないから、全員が舞台上に立って踊っている姿を見たいですね。

渡邊:歌上手い勢による「White Serenade」が聴きたいですね。シンプルにあの曲いいなと思ってるんですよ。

猪塚:圭祐選抜は誰?

渡邊:(東島は)めっちゃ歌上手いって聞いた。あと、翔真は入れたい。

猪塚:2人じゃなくてもいいしね。

渡邊:じゃあ小関(裕太)と、あと+2人ぐらいオーディションで(笑)。3人との相性もありますからね。

東島:僕も「White Serenade」が一番好きなんです。叶うといいなぁ。

渡邊:まだやってない?

東島:できてないんです。
今20歳で、ハンサムライブは僕の人生分あるわけですから、その重みはすごく感じるし、一つの最終章として立たせていただきますので、どんな楽曲や踊りが来ても全身全霊でやりたいなと思います。でも、最後にカーテンコールで本当に一人残らず大泣きしたら、マジで熱いライブだな、と思っているのでお願いします。

猪塚:那由他が泣いてくれたら連鎖してみんな泣くから。那由他きっかけで。

福崎:俺!?

東島:お願いします。でも、何が来てもとにかく全身全霊でやりたいなと思っているので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。

Profile
渡邊圭祐(Keisuke Watanabe)

1993年生まれ、宮城県出身。「仮面ライダージオウ」、大河ドラマ「光る君へ」、「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」など話題作に出演。2026年2月公開予定の映画『ほどなく、お別れです』など、待機作多数。
猪塚健太(Kenta Izuka)
1986年生まれ、愛知県出身。ドラマ「ポルノグラファー」シリーズ、「TOKYO MER」シリーズ、「ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある」など数々のドラマや映画に出演。2025年10月期はドラマ「君としたキスはいつまでも」、「推しの殺人」に出演する。
福崎那由他(Nayuta Fukuzaki)
2001年生まれ、茨城県出身。映画『るろうに剣心 伝説の最期編』、連続テレビ小説「スカーレット」など話題作に出演。2025年10月期はドラマ「君としたキスはいつまでも」に出演する。
東島京(Misato Higashijima)
2005年生まれ、大阪府出身。ミュージカル「ワイルド・グレイ」「チョコレート・アンダーグラウンド」などにメインキャストで出演し、ミュージカル「四月は君の嘘」ではオールキャストオーディションにて主演に抜擢。今後もミュージカルを中心に待機作多数。

■「Amuse Presents 20th Anniversary ULTRA HANDSOME LIVE 2025“ZERO”」

日程:2025年12月27日(土)、28日(日)
会場:パシフィコ横浜国立大ホール
企画・製作・主催:アミューズ
出演者:青柳塁斗、猪塚健太、岩崎友泰、植原卓也、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、徳永智加来、新原泰佑、林優大、東島京、兵頭功海、平間壮一、福崎那由他、細田佳央太、松岡広大、松島庄汰、水田航生、溝口琢矢、本島純政、山﨑光、渡邊圭祐(50音順)

Amuse+(アミューズプラス)にて最速先行受付中!
受付締切:10月23日(木)23:59まで
※新規入会でも申込可能です
詳細はこちらから

■ドラマ「君としたキスはいつまでも」

ABCテレビ(関西)毎週日曜深夜0時10分
テレビ朝日(関東)毎週土曜深夜2時30分
※ABCテレビでの放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信中
FOD・Prime Videoで全話配信中

撮影/金井尭子
取材・文/ふくだりょうこ

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