2021.01.08
海外でも話題。SHIRO表参道の極上ヘッドスパで髪がよみがえる
SHIRO表参道本店
想像とは大きくかけ離れてしまった昨年。新型コロナウィルスの影響で、働き方も遊び方も、生活様式も変化し、それぞれの価値観の中で新しい日常が確立しました。マスク習慣、リモートワーク、ソーシャルディスタンス…ありとあらゆることが“ニューノーマル”となり、気づかないうちに疲労やストレスを溜め込んでしまっている人も多いのでは? 新年の始まりに、自分への応援としてスパ体験はいかがでしょう。
今回は、12月18日にリニューアルオープンしたばかりの「SHIRO表参道本店」と、併設する「SHIRO BEAUTY」で受けられるヘッドスパをご紹介します。
SHIROの世界観を120%体感できるショップにリニューアル
表参道駅から原宿方面に5分ほど歩いた閑静な小径に佇むSHIRO。2Fにショップ、B1Fにヘアサロン「SHIRO BEAUTY」が併設されています。(「SHIRO BEAUTY」(B1F)は、昨年12/31に一時クローズし、2月下旬にリニューアルオープン予定。) SHIROといえば、厳選したこだわりの素材をシンプルに使用したコスメティックブランドとして人気を博し、今では「SHIRO CAFE」や「SHIRO LIFE」などライフスタイル製品も展開して、国内外から注目を集めています。ちなみに、SHIROのスパメニューが体験できる「SHIRO BEAUTY」は表参道本店のみ。
リニューアルで売り場面積は約3倍に拡張。がごめ昆布、酒粕、アロエ、タマヌなど、約70種類もの素材が瓶詰めになってずらりと展示されていて、まるでショップの域を超えたミュージアムのよう!
スキンケアにとどまらず、メイクアップや食品まで豊富な品揃えで、香りやテクスチャーを存分に楽しむことができます。SHIROの世界観を最大限に体感できる空間に生まれ変わりました。
ヘッドスパは最大のエイジングケア!
今回私が予約したメニューは「SHIRO頭皮&髪質改善ヘッドスパ(50分)」
スパ専用の完全個室に案内され、まずはカウンセリングシートに髪質や髪悩み、好みの強さなどを記入します。一人一人の頭皮のコンディションに応じて使用するプロダクトを選んでメニューを組んでくれます。たとえば頭皮が荒れている場合には鎮静させるシャンプーを、乾燥している場合はクレンジングせずに集中的に保湿ケアをすることも。もしかしたら次回受ける時はまた少し違った体験ができるかも。
次にブラッシングして、実際に頭皮に触れながら、硬さや色など今の状態をチェックします。ストレスを感じると頭皮が硬くなって動きにくくなったり、歯を食い縛るクセがある人は耳上が硬くなったり、頭皮自体の色がくすんできたり、特にロングヘアの女性は洗い残しなども頭皮環境悪化の原因になるそうなので要注意です。
私自身、首肩凝りの自覚はあったものの、今年はとりわけパソコンと向き合う時間が長かったせいか、前頭が少し硬めと言われてしまいました。色は比較的白めで健康的な状態ということでホッとしました。
そういえば、顔まわりや肌のお手入れは毎朝毎晩一生懸命しているのに、頭皮のケアは蔑ろになりがち。これを機にもう一度、自身の体調を表す頭皮に向き合ってみようと思います。
ニームオイルでマッサージしながら頭皮クレンジング
照明を落とし部屋全体を少し暗くすることで、よりリラックス状態に導いてくれます。施術中はずっとサイドからスチームを当てたり、ヒーターで足元を温めたり、細かなホスピタリティもまた嬉しいポイント。
最初に登場するのは「ニーム頭皮クレンジングオイル」毛穴汚れや詰まりをオフする頭皮専用のクレンジングオイルです。頭皮にオイルを揉み込むようにマッサージしながら、頭皮に必要な潤いを与えて保護します。余分な皮脂の詰まりを解消することで、髪のクセやうねり、細毛など、あらゆる髪悩みにアプローチしてくれます。
次第にお水を加えて泡立たせていきます。頭皮環境が悪いと泡立ちにくくなってしまうので、はじめにしっかりブラッシングすることが大切だそう。
ニームセラムは頭皮のバロメーター!
シャンプー台に移動し、保湿力の高いがごめ昆布シャンプーでしっかり泡立て、10分ほどかけてじっくり洗髪します。そのまま15分ほどかけて再び頭皮のマッサージを行います。ゼラニウムやユーカリをブレンドしたアロマの香り、首の後ろに当てたホットタオル、さらにスタイリストさんの絶妙な圧と、手の温もりがあまりに心地良く、いつのまにか寝落ちしてしまいました。
続いてタオルドライ後に登場するのは「ニーム頭皮セラム」頭皮専用の美容液です。冬場は特に乾燥しやすいので頭皮の保湿も重要だそう。頭皮の状態によって使用時の感覚が変わるのも特徴。通常はポカポカ感じる程度ですが、生理前などコンディションが優れない時には少しピリピリするような刺激や強い温感を感じることもあるとか。まさに頭皮のバロメーター的な役割を果たします。
仕上げのマルチなヘアバームで潤いと栄養をプラス
ドライヤーの後、仕上げに登場するのは「ニームヘアバーム」スタイリング剤としてはもちろん、洗い流さないトリートメントとしても使えるマルチアイテムです。柔らかいバームを手に馴染ませると体温で溶けてなめらかなオイルに変化します。ワックスとオイルの間くらいのテクスチャーでベタつきもなく、自然なスタイリングが叶います。手に残ったバームはそのまま手や肘など乾燥が気になるパーツに保湿ケアとして使うこともできるそう。
施術後は、カットしたわけでもないのに驚くほど髪が軽くなったような不思議な感覚! 地肌が柔らかくなったことで立ち上がりもよく、指通りもしなやかに、すっかり気分も軽やかに!感動の連続でした。
今回担当してくれたスタイリストの依田さんは、サロンでの施術だけでなく、ショップでの接客もされており、美容に関する知識も深く、お話していて大変勉強になりました。
「SHIRO BEAUTY」は現在一時クローズ中で、2月下旬にリニューアルオープン予定。これまでのメニューにあるヘアカットやヘアカラー、ヘッドスパのほか、新たにフェイシャル、ボディトリートメントのサービスも導入予定だそう。月1回のメンテナンス、あるいは自分へのご褒美に通うのもおススメです。
自宅でも簡単に!SHIROのヘアアイテムでホームケア
SHIROのおすすめアイテムを贅沢に使用すれば、サロンでの感動体験を自宅でも再現できると聞いて早速試してみました。
「ニーム頭皮クレンジングオイル」は1回の使用で20プッシュを目安に、シャンプー前に頭皮に塗布してマッサージすると、血行が良くなって泡立ちも良く、洗い上がりはスッキリ! 湯船に浸かりながらすれば、血液循環が良くなって毛穴が開きやすくなり、よりいっそう効果的です。週一回のスペシャルケアとして使用していますが、頭皮の状態に合わせて一日置きに集中ケアしても良いそう。
「ニーム頭皮セラム」は毎日スキンケア感覚で、頭皮全体に塗ってマッサージするだけ。無理なく続けられます。生姜のようなニームリーフエキスのせいか、使い始めは少しピリピリして心配になりましたが、使い続けるうちに刺激を感じなくなり、頭皮が柔らかくなっているのを実感します。いつのまにか目元がすっきりして、心なしか肌の色がワントーン上がったような気もします。
二つの商品に共通するニームは、インドでは「奇跡の木」と呼ばれ親しまれ、驚くべき強い生命力を誇り、葉や種子、樹皮、枝まで余すことなく活用できる植物です。フレッシュな甘みとハーブの爽やかさ、深みのあるスパイシーさを感じられるオリエンタルウッディな香り。バスルームに漂うアロマに包まれて、自然と呼吸が深くなる感覚を味わえます。1日の終わりに身も心もリフレッシュできます。
日々頭皮を指で触って動かす習慣をつけることで、カラダは確実に変化します。ストレスを感じやすい頭部を丁寧にケアすれば、柔らかな頭皮と、ハリのあるお肌、本来の美しい髪へ導いてくれます。肌は一枚で繋がっているのです!
コロナ時代に、おうちでじっくり体と向き合う大切な時間。2021年はいつものスキンケアに頭皮ケアをプラスして、顔以外のお肌に向き合ってみては?
17歳から読者モデルとして「Vivi」「JJ」「non-no」など多数女性誌に出演。6年にわたってMBSラジオパーソナリティを務める。大学卒業後、化粧品会社勤務を経て、フリーランスに転身し、ヨガインストラクターを務める傍ら、トラベルライターとして世界中を飛び回る。過去渡航した国は47カ国。特にタイに精通し、渡航回数は30回以上。ハワイ留学、LA在住経験有り。現在は拠点を湘南に移し、全国各地を巡りながら、東京と行き来してデュアルライフを送る。JSAワインエキスパート呼称資格取得。
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