2023.06.17
北欧デザインが大集合!女子ゴコロをくすぐるヘルシンキ空港の楽しみ方
ヘルシンキ ヴァンター空港
ヨーロッパ最北の玄関口、ヘルシンキ空港が楽しい
フィンランドの首都・ヘルシンキは、アジアから一番近いヨーロッパの都市です。今回は、ヘルシンキのヴァンター空港の滞在をレポートします!
今年で100周年を迎えたフィンランドの航空会社フィンエアーの機体には、ムーミンがお目見えしました。40年前、東京・ヨーロッパ間の直行便を初めて就航した航空会社でもあります。
現在はロシア上空を飛ばずに北極圏に迂回するルートのため時間はかかりますが、それでもヘルシンキは、イタリアから日本に帰る際の候補に必ず挙げるお気に入りの経由地です。空港は清潔でスタイリッシュ、それでいて居心地のいい空間です。
女子ゴコロをくすぐるショップが勢ぞろい
アミューズメントパークのようなムーミン専門店も。ムーミンの認知度と人気は、世界で北欧と日本がトップだそうです。
イッタラのグラスや食器も素敵です。こちらでもムーミンのコラボグッズが充実していました。
鉄板マリメッコも、安定のかわいさ。
オーガニックコスメのショップもありました。何よりオーガニックコットンのポーチに一目惚れです。
オシャレな機内用のリラックスグッズも。
「REF」や「LUMENE」など、北欧のコスメブランドも充実しています。
テーブルまでほしくなってしまうほど、物欲を掻き立てられる空港です。そのお陰で、フライトの疲れはほぼ完全に忘れることができました。
誰でも利用できるキッズスペースも、北欧デザインの遊具だらけでかわいい!
長めの待ち時間に利用したいラウンジ
ヘルシンキ空港の唯一の欠点、それは物価の高さです。そこで提案したいのが、ラウンジの利用です。
こちらは、誰でも利用できる「PREMIUM WING BUISINESS LOUNGE」。利用料は大人50€(約7,000円・税込)で、事前予約すると割引がききます。フライト待ち時間に食事をしっかりとって、お酒をたくさん飲み、リラックスしたり仮眠をとりたい人には特におすすめです。もう一つの会員専用のラウンジには、フィンランド名物のサウナも完備されています。
入室するとまず、短時間滞在する人に最適なサロンスペースがあります。
その先には、広いダイニングスペースがあります。
一番奥のスペースにはバーカウンターを囲むようにソファが並び、落ち着いた照明でより長時間リラックスできる空間になっています。
期待していた割にこじんまりしていたのが、キッズスペース。それでも我が家の6歳児はお絵かきに熱中してくれたので、ありがたかったです。
ラウンジ最大の魅力、フード &ドリンクを楽しむ
ダイニングでは、併設されたキッチンからできたてのお料理がビュッフェスタイルで並びます。食材やスパイスはインターナショナルで美味。新鮮な野菜を好きなだけ食べられるのも、ラウンジの醍醐味です。ドレッシングやスイーツにラズベリーがふんだんに使われているところが、フィンランドらしいと思いました。
北ヨーロッパでお馴染みのパースニップという根菜のスープは栄養価も高く、体の芯から温めてくれる優しい味です。
そしてシャワースペースは広く、スウェーデンのオーガニックコスメ「L:A BRUKET」のソープの心地よい香りに包まれていました。
機内のリラックスグッズもマリメッコ!
フィンエアーのプレミアムエコノミーのアメニティも、マリメッコのポーチに入ったL:A BRUKETのリップバームとボディクリームでした。長距離フライトでのケアは、潤いと癒やし系の香りが欠かせません。
ブランケットとピローもマリメッコ。フィンエアーの雰囲気に合わせた落ち着いた色合いで、リラックスできます。
ちなみに、日本に近い真面目なお国柄からか、入国審査や荷物検査がヨーロッパ一厳しいと言われるヘルシンキ空港。実際荷物検査では小さな液体も見逃さない徹底ぶりで、ほとんどの乗客がカバンの中の隅々まで調べられていました。乗り継ぎの際は、時間に余裕を持って移動してくださいね。
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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