2023.04.19
まだまだ春を楽しみたい!期間限定の厳選グルメ
SHARI THE TOKYO SUSHI BAR(シャリ ザ トーキョー スシバー) SHARI(シャリ)東銀座 RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(レストラン1899お茶の水)
暖かい風が吹き、外に出かけたくなる良い季節になりました。まだまだ春は始まったばかり! 今しか食べられない、春気分満開の「期間限定」春グルメをご紹介します。
銀座発のランチボックス「春のお花畑弁当」
まずご紹介するのは、春の行楽シーズンにぴったりの‟まるで宝石箱”のようなランチボックス。
「ロール寿司×スイーツ」がセットになった目にも鮮やかな『お花畑弁当』です。
創作和食店の「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR(シャリ ザ トーキョー スシバー)」と「SHARI(シャリ)東銀座」【写真】で、事前予約制(3日前15時まで)にて購入することができます。
ランチボックスは期間限定【販売期間:2023年3月1日(水)~4月30日(日)】で東京・銀座の2店舗にてテイクアウト専用で販売中。
今回は、三井ガーデンホテル2Fにある「SHARI東銀座」にてランチボックスを受け取り、そのまま徒歩15分ほどの浜離宮恩賜庭園へ向かい、ピクニックをすることにしました!
華やぐ季節にぴったりの上品で可愛らしい包装。重厚感があり、何が入っているんだろう!と胸が高鳴ります。
開けた瞬間に歓声が上がった繊細で美しいお寿司たち。通りがかった海外の方が「Wow! Beautiful~」とのぞき込むほど。
一貫が直径約3cmの一口サイズで、子供や女性でも食べやすい嬉しいサイズ。
ロール寿司は店舗で人気の定番メニューが折り詰めされ、さらに桜の花びらのような淡いピンク色の『桜香る桜鯛ロール』と、贅沢な旨味たっぷりのブリを炙った『鰤炙りスパイシーロール』の新作2種が入り豪華なラインナップ。
鯛やブリのほか、和牛ロールや天麩羅ロール、トビコをまぶしたソフトシェルクラブのロール寿司など食べ応えのあるものも。
「創作和食ダイニング」らしい、職人さんの技術やアイディアが詰まった、和食の概念を覆してくれる逸品です。
鮮やかな見た目でありながら、素材の味を生かす味付けで、魚の新鮮さや美味しさも存分に楽しむことができました。
スイーツは、「春らんまん」をイメージして今回のために製作されたという4種が勢揃い。桜の花びらなどのエディブルフラワーがデコレーションされ、まるで花々が咲き乱れるお花畑のよう。
フラワリークッキー(スノーボールクッキー)3種(ココナツ・白ゴマ抹茶・イチゴ)と、桜あんを生地に練りこんだパウンドケーキの計4種。
「国産米粉の桜のパウンドケーキ」は、米粉に桜あんを練りこんだ生地がしっとり良い香り。表面には桜の花びらの塩漬けを使用した砂糖のペーストで覆われ、噛んだ瞬間にサクッと心地良い食感。程よい塩味があり甘さは控えめなので、しっかりと桜の良い香りを楽しむことができます。
触れただけでホロホロと溶けてしまいそうなスノーボールクッキーは、口の中で優しくほどけ、それぞれの生地に練りこまれた素材の優しい味が広がります。
押し花にした桜の花やビオラなどのお花はそのまま食べることができ、春をまるごといただいたような気分に。
和と洋を融合させたオリエンタルなロール寿司と、芳醇かつ上品なスイーツには緑茶はもちろん、シャンパンやワインとの相性も抜群でペアリングを楽しむのもオススメ。青空の下、和の魅力に舌鼓を打ってみては。
(こちらの公園ではアルコール禁止のため、ノンアルコールでペアリングしました)
◆詳細はHPをご確認ください
販売店:【SHARI THE TOKYO SUSHI BAR】【SHARI東銀座】
●「ロール寿司12種36貫とスイーツ4種のセット」(3~4人向け/7,900円)
●「ロール寿司9種18貫とスイーツ4種のセット」(1~2人用/5,800円)
●ロール寿司単体のお弁当…3種(ロール寿司12種36貫/5,300円9種18貫/3,200円、同9種9貫/1,900円)
予約方法:スイーツ4種とのセットは受取日3日前までに、ロール寿司単品は前日15時までに、電話または店頭で要予約。
※価格は全て税込
贅沢「イチゴ×桜×抹茶」の‟八女茶と春色スイーツフェア”
御茶ノ水駅から徒歩3分。ミシュランガイドに7年連続掲載の「ホテル龍名館お茶の水本店」に併設された日本茶レストラン「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(レストラン1899お茶の水)」では、福岡県産のブランドイチゴ「あまおう」を使用したスイーツや、希少な八女茶を味わえる「八女茶と春色スイーツフェア」が期間限定【2023年3月1日(水)~4月30日(日)】で開催中!
こちらでは、日本茶を飲むだけでなく「淹れる」「食べる」をコンセプトに「飲むお茶」と「お茶料理」、「お茶スイーツ」などが楽しめます。 店内40席・屋外テラス32席と広々した落ち着く空間。これからの季節はテラス席も心地良くオススメです。
福岡県産の「八女茶」は発祥600年を迎え、同じく福岡県産のブランドイチゴ「博多あまおう」は販売開始から20周年を迎えます。今回のフェアでは、この2つのコラボレーションに加え、春を象徴する桜・抹茶が加わった「スイーツ3種」「八女茶3種」が堪能できます。
今回はそのうち3つをご紹介。
愛らしい姿のパフェは、春がグラスにギュッと詰まった幸せなオトナの‟和パフェ”。
ピンク色をした自家製の桜豆乳プリンをベースに、‟あまおう”と桜をメインに抹茶などの日本茶と17種類もの素材が美しく層を重ねています。
(下から、自家製桜豆乳プリン、ベリーソース、ローストした「酒茶ケーキ 抹茶」、白玉、小豆、栗の甘露煮、くるみの飴煮<ほうじ茶黒蜜>、挽茶シャーベット、オレンジ、おこし、抹茶あられ、桜ジュレ、あまおう、濃茶アイス、生クリーム、栗の甘露煮、桜の花と葉の塩漬け、あまおう、黒豆)
大粒のあまおうのトップには、桜の花と葉の塩漬けがアクセントに。栗の甘露煮、黒豆という和の食材がパフェには新鮮な組み合わせですよね。
塩味と甘味、濃茶アイスのほろ苦さが絶妙なバランス! 食べ進めるごとに‟おこし”など食感の変化も楽しめます。
添えてある自家製の甘じょっぱい「桜ソース」をかければ、桜の花がパッと咲いたような華やかさと、‟味変”も堪能することができますよ。
「イチゴ×桜×抹茶」がテーマのアフタヌーンティープレート。宇治抹茶のほろ苦い味わい・風味豊かな桜の薫り・ジューシーで旬なイチゴを楽しめる和洋9品が一皿に。美しく盛り付けられた春らしい色合いも楽しめます。
(9品を手前から時計回りに…抹茶ポテトサラダ、春野菜の天ぷら、抹茶玉子サンド、濃茶アイス、抹茶のムース 桜ソースがけ、季節の果物、桜あんと抹茶のチョコレートタルト、桜豆乳プリンとあまおう苺のヴェリーヌ、桜とあまおう苺の抹茶レアチーズケーキ)
何とあまおうは9品中7品に登場! 果肉がしっかり詰まってジューシー。強い甘味の中にほのかな酸味もあり、何といってもその色鮮やかさに食欲をそそられます。
お店のイチオシは、「桜とあまおう苺の抹茶レアチーズケーキ」(写真右)。サクサクとした食感の自家製サブレ生地をベースに、桜、抹茶、あまおうの春らしい色合い。レアチーズとイチゴの甘酸っぱさがよくマッチします。
「桜豆乳プリンとあまおう苺のヴェリーヌ」(中央)には、桜のシロップでぜひ味変も。
和のセイボリー(塩気のある軽食)は、ローストした「酒茶ケーキ 抹茶」をまぶして苔玉に見立てた「抹茶ポテトサラダ」と、旬の野菜を使った「春野菜の天ぷら3種(日替わり。この日は、タケノコ、タラの芽、アスパラガス)抹茶塩添え」、オリジナルの抹茶味噌と出汁巻き玉子を抹茶パンでサンドした「抹茶玉子サンド」の3種。
天ぷらは揚げたてホクホク。洋風なポテトサラダや卵サンドには和の抹茶が加わり、まるでフルコースを堪能したような満足感! 提供している料理は全て、和食の料理人が考案・調理しているため、繊細で深みのある本格的な「和の世界」を味わうことができました。
600年続く、歴史ある 八女茶を茶葉まで味わえる、最高級ブランドの玉露が数量限定で登場。通常メニューの1899オリジナルブレンドの煎茶「六煎茶」にも、6つの産地の煎茶の1つとして使われている由緒あるお茶なのだそう。
八女茶とは、地域の産品を知的財産として保護する、地理的表示(GI)保護制度に登録されている唯一の高級茶。
そのなかでも「八女伝統本玉露」は伝統的は製法にこだわり、濃厚なうまみが特徴の最高品質茶。収穫は「一芯二葉」の手摘みで行うなど、丁寧に作られた玉露ならではの特別な味わいはぜひ堪能したいところ。
お茶の楽しみ方は、まず一煎目を味わった後、二煎目・三煎目…はポットに入ったお湯をガラスポットに移し、少し冷ましてから急須へ注ぎお茶を楽しみます。
「八女伝統本玉露」は、濃厚な出汁のようなうまみが特徴。全部で五煎目ほどまで堪能できるそうなので、ゆっくりとした時間と玉露ならではの味わいだけでなく、香りの変化も気にしてみると、よりお茶の世界に没入できるかもしれませんね。
お茶を淹れた後の茶葉は、酢醤油をかけて、最後まで。柔らかく深みのある味わいで、特別な体験でした。いずれかのフェア限定スイーツとセットで注文すると、200円割引なのでぜひこの機会に試してみては?
アフタヌーンティーというと高価なイメージですが、こちらではカジュアルにひとりからでも楽しめるのが嬉しいポイント。
アフタヌーンティープレートに、日本茶の飲み放題が付いた「1899アフタヌーンティープラン」(税込3,300円)※来店前日18:00までの完全予約制 も提供中。
今しか出会えない「和」の味わいをぜひ堪能してみてくださいね。
◆詳細はHPをご確認ください
店名: RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU (レストラン1899お茶の水)
フェア提供時間:カフェタイム(14:00~18:00) ディナータイム(17:00~22:00)
※月~土のディナータイム(17:00~22:00)では事前予約制で「1899アフタヌーンティープレート」「あまおう苺と桜の春色パフェ」提供中
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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