2022.10.28
鴨川ビュー付き!ドッグフレンドリーなヴィーガンカフェで心と体にいい時間
cafe planet(カフェ プラネット)
京都のヴィーガンカフェ界隈で有名なCHOICEが手掛ける、ドッグフレンドリーなcafe planet(カフェ プラネット)をご存知ですか?
目の前に鴨川が広がる立地は素晴らしく、秋の京都散策のあいまに立ち寄るのにおすすめのスポットです。店内ではグルテンフリー、ヴィーガンのピザやパスタが楽しめ、ドッグフレンドリーのため愛犬とのお散歩の休憩にもぴったり。
cafe planetとは
京阪本線の終着駅「出町柳」から、鴨川デルタを横目に橋を渡ってすぐのところにある、ヴィーガンカフェ・cafe planet。東山三条にあるヴィーガンカフェ・CHOICEの姉妹店として、2021年11月にオープンしました。
鈴木晴恵医師がプロデュースするCHOICEでは、医学的・栄養学的理論に基づいた食事を提供。オーガニックで無添加、産地にこだわった「Plant-Based Whole Foods」、精製度の低い植物性の食材を基本とした「CHOICEスタンダード」を採用しています。
cafe planetではその考えを踏襲しつつ開発された、オリジナルのメニューが楽しめます。
ヴィーガン×グルテンフリーは体と環境に優しい
cafe planetのテーマは「ヴィーガン×グルテンフリー」で、体と環境に優しい食事。
ヴィーガンとは乳製品や卵も含め、動物性の食材は一切使用しない食事方法で、健康志向や自然環境を思う人々に支持されています。消化に負担のかかる肉や動物性食品を摂らないことのメリットに加え、やはり気候変動の原因のひとつにもなっている畜産を助長しないことは、環境へのメリットも大きいとされています。
またグルテンとは小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種。それらを排除した食生活「グルテンフリー」により体調が改善されたという声も多く、近年注目されています。
ヴィーガン食の入り口を広げる
ヴィーガン食を楽しんでもらう人を増やすためには、ヴィーガンカフェだと知らずに入ったけれど美味しく、結果的にまた来たいと思ってもらえるのが理想です。そのため見た目にもこだわりが。全体的にシンプルかつ色味も少なめでありながら、さりげなく「映え」を意識した盛り付けにしているとのこと。
またcafe planeは洗練された外観や内装が目を惹き、ヴィーガンのお店とは知らずにふらりと立ち寄る人も実際に多いそうです。より多くの人に知って欲しいので、ヴィーガンでない人にこそ試してもらいたいと、レシピのルールや基準も、CHOICEよりは少し緩めに設定しているのも特徴。気づかずに食べても、体と環境にいいことができるのがcafe planeの魅力です。
白を基調としたスタイリッシュな空間
店内に一歩入ると、吹き抜けが気持ちいい空間が! 白を基調とし、清潔感たっぷりの洗練された店内は、いくつかのスペースに分かれています。
ドアを開けてすぐのエスプレッソマシンがあるスペース、吹き抜け部分にある二階スペース、わんちゃんと同伴で飲食ができる屋内テラスの3空間です。
特等席はここ!
cafe planetの特等席はまず、なんといっても屋内テラスにあるカウンター席。
特に一番奥の席は、ひとりの世界に入りたい時におすすめ。大きな窓の向こうに広がる鴨川と、大文字焼の山を眺めながら、ランチやカフェタイムを楽しむ贅沢なひとときが過ごせます。
二階のこちらの席も人気で、すぐ埋まってしまうそうなので気になる人は店内でまずチェックして。ほかの席と離れたところにポツンと配置されており、ひとりで過ごすのも気の合う友人とのおしゃべりにもピッタリ!
犬を愛する人におすすめ「ドッグフレンドリー」なポイント
cafe planetがユニークな理由のひとつがドッグフレンドリーである点。
京都でドッグカフェというとほとんどが郊外。そこで「新店をオープンする際はドッグカフェを」と、ドッグフレンドリーなcafe planetが誕生したのです。近くに鴨川が流れる立地を生かし、川辺を散歩する人がふらっと犬連れで立ち寄れるスポットとして少しずつ認知されています。
一般的なドッグカフェではカフェマットを持参しますが、同店では用意があるため不要だそう。また大型犬もウェルカムなど、細かいルールも設けていません。
店内では14歳(人間にすると80歳以上!)の看板犬・サクラちゃんが迎えてくれて、お客さんの表情もふっとゆるみます。
わんちゃん用の植物性ビスケット「V-planet」を販売しており、店内でも食べられます。愛犬のヴィーガンデビューに試してみてはいかがでしょうか。
またこちらは愛犬の写真データを持参すると、特製のマシンで読み取りラテアートにしてくれるというサービスも(追加50円)。また通常のラテでも犬のアートが施されて提供されます。
秋冬に食べたい!お店のおすすめ
秋冬にかけてのメニューでおすすめは、マッシュルームと椎茸の乗った「きのこのクリームピザ」。
クリームといってももちろん乳製品は一切不使用。代わりに豆乳やカシューナッツ、そしてオイルを極力使用しないため蒸し焼きにした玉ねぎを使ったクリームは、あっさりしつつもコクを感じます。
米粉と発芽玄米粉に、乳酸菌発酵食品をブレンドしたグルテンフリーの生地は、CHOICEで作られているオリジナルレシピ。耳はもちっとして具の乗っている部分はサクッとクリスピーな仕上がりで味、食感とも大満足です。
ドリンクのおすすめは自家製レモンのシロップを使った「ホットレモン」です。オーガニックシュガーで漬けたシロップは、優しい甘みでごくごく飲めてしまいます。夏には炭酸で割ったレモンエイドも人気の一杯。
レモンは農薬を使わずに栽培されたものを、地元の人に愛される野菜店・マルシェノグチより仕入れています。仕上げに乗せられたスライスは、皮まで食べられるのが嬉しいですね。
デザートには通年人気だという「テリーヌ」を。「CHOICEスタンダード」にのっとり、精製した白砂糖は不使用、代わりに天然甘味料を使っています。舌触りのしっとりとした滑らかさを追求するため時間をかけ蒸し焼きにして、火を通し過ぎないように気をつけているそう。
舌触りが絹のように滑らかなのはもちろん、大人な味わいの秘密は「隠し味のコーヒー」だそう。コーヒーと一緒に少しずついただくのは、幸せなひとときです。
-
京都のヴィーガン&グルテンフリーなドッグカフェ、cafe planetを紹介しました。心と体にいい食事と絶景を、心地いい空間で堪能して欲しい!
ターミナル駅のすぐ近くとアクセスも良好なので、秋のお出かけシーズンに立ち寄ってみていはいかがでしょうか。
旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ。
4年に渡る世界一周後、オーストラリアに移住し約7年暮らす。コーヒー好きが高じてオーストラリアではバリスタ業の経験も。今は繊細でフルーティーな浅煎りコーヒーに夢中です。ライターとしては旅行誌の広告制作を経て、雑誌広告や編集ページを主に執筆。現在は自然に沿った生き方、ほどほど丁寧な暮らしを自ら実践しながら発信中。地球にも体にも優しい生き方のヒントをお届けしていきます。
この著者の記事一覧へ