2022.07.09
3年ぶりの開催!お茶の水で夏の訪れを感じる「抹茶ビアガーデン」
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU (レストラン 1899 お茶の水)
夜風が心地よく、ほんのり空気に夏の香りを感じる季節になりました。
今年はなんと3年ぶりに「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU (レストラン 1899 お茶の水)」で日本茶づくしの「抹茶ビアガーデン」が開催!
この夏は、オシャレで一風変わったビアガーデンで涼をとってみるのはいかが?
東京、(JR)御茶ノ水駅から徒歩3分。
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUは、ミシュラン掲載「ホテル龍名館お茶の水本店」に併設する創作和食店。飲むだけでなく「お茶を食す」をテーマとした日本茶レストランです。
こだわりは、ドリンクだけでなく料理にもお茶を使用していること。美味しさが引き立つよう、それぞれに合ったお茶の使い方をしているのだとか。
店内は明るく伝統を意識しながらもモダンな雰囲気。ビアガーデンは、屋外のビアテラスでも楽しむことができます。
今回は明るい時間に入店し、日暮れのマジックアワーを、ゆっくり食事をしながら過ごすことに。
ここでは専属のお茶の専門家「茶バリエ」がお湯の温度管理をしながら、各茶葉に合わせておいしくお茶を淹れてくれます。
茶バリエとは「茶葉のソムリエ」からとった造語で、社内研修で日本茶の基礎知識を身につけたスタッフのことなんだそう。
ゆっくりとお茶を食す時間
「抹茶ビアガーデン」は、2022 年6月3日(金)~9月30日(金)までの期間限定。
お茶を使ったアルコールドリンク【6種】・日本茶モクテル(ノンアルコールカクテル)【3種】の飲み放題に加え、お茶料理が【14品】、お茶スイーツ【6品】が揃います。3年ぶりの待望の再開とあって充実のラインナップに。
特に気になった一部をご紹介! せっかくの飲み放題なので、ぜひ全種類たのしんでみてくださいね。
◆和紅茶ソルティドッグ
黒蜜に和紅茶を合わせた一杯。和紅茶は渋みが強くなく、ストレートで飲んだ時にも甘みを感じられるほど美味しく飲めるクセのない紅茶。塩味と甘みが絶妙です。
◆深蒸し煎茶翠ジンソーダ
淡い色が美しく夏らしい食事によく合うスッキリとした一杯。伝統的なジンに加え、和の素材を感じる柚子、生姜、緑茶を使用した「サントリーの翠」を、お茶とソーダで割ったもの。
使用するお茶は1899オリジナルの深蒸し煎茶『六煎茶』を水で8時間浸出し、お茶の持つ旨みを出したものを使うことで、翠ジンの持つ爽やかさをより引き立たせてくれるのだとか。
◆抹茶ビール
2014年開業時から愛されているそう。独特のまろやかさと旨味があるビアカクテルで、宇治の抹茶を美味しく香りを出すための技術で製法特許を取った逸品。
口に広がる抹茶のほろ苦さと、のど越しが良い、これまで味わったことのない新感覚ドリンクです。
今年はこれまで以上に泡にこだわり、注ぎ方、グラスの管理などを見直したそうで、とてもクリーミーな味わいに。茶バリエが1杯ずつ丁寧に注いでくれます。その様子をみるだけでゴクリと喉が鳴ってしまいそう。
ビアガーデンらしいボリューム感ある料理たち
“お茶料理”は、ビアガーデン初登場の7種を含む全14種。迷った方はぜひこれからご紹介するお料理とのペアリングも楽しんでみて。
◆「煎茶チキンと茶葉の酒盗ピザ」(980 円・税込)…抹茶ビールがオススメ。
蒸した茶葉を まるごとトッピングした、サクサクのクリスピー生地。茶葉がたっぷりと使用されているのでふんわりと香る茶葉の味わいが、ピザなのにペロリと食べられます。
◆「煎茶ローストビーフ」(1,300 円・税込)…深蒸し煎茶翠ジンソーダがオススメ。
大麦牛ランプ肉に煎茶を塗し低温でじっくりとローストした低カロリーで高タンパクな一品。じっくりとローストすることで旨味が閉じ込められ、その柔らかさに驚き!
お肉のしっかりとした食感にはスッキリとした深蒸し煎茶翠ジンソーダがおすすめだそう。お口の中がリセットされて次の料理も楽しめますよ。
◆「彩り野菜の抹茶ディップ」(1,280円・税込)
新鮮野菜に特製の抹茶のソースをディップしていただきます。豆乳・チーズ・味噌が合わさったコク深くまろやかなソースは、なんとも表現できない良い香り。必食です!
〆にはやっぱりスイーツ! 抹茶づくしのスイーツは【全6種】。
「1899お茶パフェ」(1,400 円・税込)は自家製の抹茶プリンにベリーソースを重ね、挽茶シャーベットやおこし、抹茶あられ、濃茶アイス、栗、黒豆、白 玉、あんこなどをトッピング。
お茶と和素材を合わせた、贅沢な和パフェです。食べ進めるごとに違った景色が楽しめ、最後まで大満足。今年初登場の急須で淹れたこだわりのお茶がぴったり。
カフェタイムの新スイーツも見逃せない!
2022年7月1日~8月31日の夏季限定で、抹茶をメインに夏のフルーツを組み合わせたスイーツが登場。季節ごとにメニューが変わる、日本茶の香りと味のする“和のスイーツ”でちょっと贅沢な息抜きの時間を。(※こちらはカフェタイムのみ提供)
日本茶スイーツの「1899アフタヌーンティープレート」(2,300円・税込)は9品をワンプレートに。「抹茶と桃のパンナコッタ」や5時間以上かけて仕込む「抹茶かき氷」など。夜だけでなくカフェタイムにも利用してみたくなりますね。
伝統を新しい形で楽しむ
日本茶は私たちにとっては身近すぎて、どこか家で飲むもの。という印象がありました。
しかし、ここでは時代に合わせた新しいスタイルの、今まで見たこともないような料理でお茶の魅力に気づくことができました。
「3年ぶりに開催し、お客様をお迎えできることがとても嬉しいです。お茶のお酒や料理を楽しみながら、楽しい夜をお過ごしいただけたら何よりです」とメッセージをいただきました。
やわらかなお茶の香りに包まれながら、伝統とモダンが入り交じる空間でゆっくり過ごしてみては。
《営業時間》
ランチタイム(11:00~14:00)
カフェタイム(14:00~18:00)
抹茶ビアガーデン(17:00~22:00)6月3日~9月30日の期間限定
詳細はホームページよりご確認ください。
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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