【季節の花×キレイ】紫陽花の生け方＆紫陽花メイクで梅雨も楽しむ

ルナソル
SNIDEL BEAUTY

今の時期は、紫陽花が見頃ですね。道路沿いや、個人宅でも見かける身近な花でもあり、名所で咲き誇る紫陽花を見に足を運ぶ方も多いはず。お庭の紫陽花をカットした時や、切り花で購入した時の簡単で素敵に見える生け方と、浴衣姿にも似合う、これからの夏メイクにピッタリな紫陽花色のアイシャドウパレットを使ったアイメイクをご紹介します。

梅雨空の下であざやかに咲く
紫陽花の生け方

紫陽花は白、ピンク、紫、水色など色彩豊かですが、実は土の酸性度によって色が変わることをご存じですか？　また、日が経つにつれて色が変化することも紫陽花の特徴。若葉のころから、満開の時期、枯れ時までも豊かな表情を楽しめることも紫陽花の魅力です。

生ける前に必ず水切りをしましょう。水切りとはボールなどに水を入れ、水の中で茎をカットすることです。水の吸い上げを良くするために、斜めにカットし、水との接地面を広くすることがポイント。庭の紫陽花をカットした場合は、虫などがついていないかもチェックしましょう。水切り後に切り口にミョウバンをつけると、さらに長持ちします。

基本の生け方：二等辺三角形

大中小の長さになるようにカットしましょう。一番長い花は花器(フラワーベース)から見えている部分を花器の約1.5倍の長さにし、二等辺三角形になるよう配置すると、バランスよく生けることができます。カットする前に、花の表情をよく観察し、一番形や色がキレイなものを目立つ中心に配置しましょう。

一番長い紫陽花と短い紫陽花をピンクに、2番目に長い紫陽花は紫を選び、奥に配置しました。花だけでなく、花器選びも素敵に見せる重要なポイント。初心者さんは、口元が狭く、不透明でシンプルなカラーのものを選ぶようにしましょう。口元が狭いほうが花が動きにくく、花の足元が見えないので、見えているところだけキレイに仕上げればOK。花器の色がシンプルだと、どんな色の花も合わせやすくなります。

同じ花・色で生けるシンプルな一種生け

シンプルな一色生けもおすすめ。3本入れる場合は、先ほどと同じく高さの違う3本を二等辺三角形になるように生け、一番表情が素敵だと思うものを正面に生けましょう。
こちらはガラス花器に高さの違う2本を生けました。とても涼し気です。玄関やキッチン、サイドテーブルなどに置くと、目に入るたびに自然と笑顔になりますよ。

ガラス花器は不透明な花器よりも難易度が少し上がります。足元までキレイに見えるように工夫をしましょう。水は首元まで入れるとより美しく仕上がります。紫陽花の葉もキレイなグリーンなので、バランスを見てカットしましょう。水に浸かってしまう葉は、持ちが悪くなる＆見栄えも良くないので、カットしましょう。

全方位から楽しめるブーケのように生ける

小ぶりな紫陽花は束ねて、ブーケのように固めて生けると存在感もアップ。

こちらは、小ぶりな紫陽花を5本使用しています。同じくらいの花の大きさの紫陽花を選ぶと、よりまとまりが出ます。サイズをなるべく統一し、色を楽しめるよう、いろいろな色の紫陽花をピックアップしています。4本を入れ、最後に中心の1本を上から差し込めば完成！　あらかじめ、紫陽花の表情をよく観察し、位置を決めて、生けたときに動かないよう茎の長さを決めてからカットします。一気に切らずに、長めに切ってから少しずつ調整すると失敗しません。丸く固めて生ける場合は、360度どこから見ても美しく見えるよう、色の配置や花・葉の位置にこだわりましょう。ダイニングテーブルなどの中心におけば、明るく華やぐ空間に。

植物から着想を受けた
肌に溶け込むカラーパレット

植物の自然な色味から着想を受けた4色パレットで、今回の紫陽花カラーメイクのテーマにぴったり。鮮やかすぎず、でも凛とした、やわらかく肌に溶け込むようなみずみずしい色味です。

ベーシックに使うなら、
１．右上のピンク、または左下のパープルをアイホール全体に伸ばします。
２．目頭、涙袋に左上のブルーシルバーを塗布します。
３．右下のブラウンを二重幅に締め色に使います。
４．下まぶたには、アイホールに重ねた色と同じ色を塗ります。
締め色以外は微細なパールが入っていて、上品で艶やかな目元に。

まさに紫陽花色のアイカラー
夏メイク、浴衣にも合う！

紫陽花カラーのアイシャドウパレット。パッと目を引くような鮮やかなパウダーは、肌にのせると優しく色づくので、普段使いにもおすすめ。ホワイトには偏光パールが配合され、光の角度によって色味を変える、まさにパレットの名の通りフェアリーテイルのようなロマンティックカラー。

左上のホワイト、上段中央のパープルは、微細なパール入り。左下のブルー、下段中央のパープルにはキラキラとしたラメ入り、右側上下はマットな質感。質感もパール感も違い、ナチュラルメイクからパーティーメイクまで楽しめるパレット。

１．右上の薄紫をアイホールに全体に塗布します。
２．上段中央の紫を二重幅よりも広めに、下まぶたの黒目から目尻側に塗ります。
３．左上のホワイトを黒目の上の部分に縦に、下まぶたの黒目から目頭側に塗ります。
４．右下の紫をアイライナーとして使用します。
6色もあるので、夏メイクはこれ１つで何通りものメイクパターンを楽しめます。

今が旬な紫陽花を愛でながら
紫陽花カラーのアイメイクを楽しんで

梅雨の季節を感じられる紫陽花を家でも楽しみながら、紫陽花カラーのアイメイクを取り入れてみてはいかがでしょうか。夏色カラーのアイメイクは目元をスッキリ見せてくれます。浴衣にも似合うカラーを今年の夏は楽しんでみては？