東京から2時間半。奥日光の静謐な避暑地「ザ・リッツ・カールトン日光」
LIFESTYLE

2022.07.02

東京から2時間半。奥日光の静謐な避暑地「ザ・リッツ・カールトン日光」

ザ・リッツカールトン日光

東武日光駅・JR日光駅を出て、バスでつづら折りのヘアピンカーブが続く峠道「いろは坂」を登りきった先にある、奥日光。日光随一の名勝が集まり、雄大な男体山や中禅寺湖を中心に、滝や湿原、森林などバラエティに富んだ自然が広がるエリアです。

自然と美しく調和した、奥日光の邸宅リゾート

中禅寺湖のほとりに佇む「ザ・リッツ・カールトン日光」は、館内で美食や寛ぎを堪能できるのはもちろん、アウトドアアクティビティを存分に満喫できる拠点としても、満足度の高いラグジュアリーリゾート。

標高1200mの高地にある奥日光・中禅寺湖畔は、明治時代よりヨーロッパの大使館や外交官の別荘が次々と建てられ、避暑地として独自の文化が育まれてきました。

そんな、前身となるホテルの歴史からインスピレーションを得て、オーストラリアのデザイン事務所「LAYAN Architects + Designers」が手掛けたという館内デザインは、無垢の木が多く使われ、温かみがありながらもスタイリッシュで和モダンな雰囲気。

1200年の歴史をもつ硫黄泉。世界で唯一“リッツの温泉”で寛ぐ

現在「ザ・リッツ・カールトン」は世界中で100軒以上あり、日本には5軒ありますが、温泉のあるホテルは「ザ・リッツ・カールトン日光」のみ。

大浴場は男女ともに内風呂と露天風呂があり、それぞれドライサウナが完備されています。泉質は、硫化水素型の単純硫黄泉。天然の保湿成分であるメタケイ酸が多く含まれ、美肌が期待できたり、冷え性に良いと言われています。

温泉に続く廊下や脱衣所、湯上がりラウンジは、さすがの優雅さ。

露天風呂がついたスパのトリートメントルームもあり、洗練された空間で日本の温泉を堪能できるというのは、日光だけの醍醐味であります。

静けさや寛ぎが重視された、プライベート感あふれる客室

客室は、スイートを含む全94室。客室は中禅寺湖に面したレイク棟とメイン棟、男体山を望むマウンテン棟に分かれています。

春から初夏にかけての滞在だったため、ウェルカムスイーツには、とちおとめが! 甘く上品な味わいに癒されます。

すべての客室が57㎡以上というゆとりの広さでバルコニー付きのため、今回はリバーサイドビューのエントリーレベルの部屋でしたが、十分にラグジュアリーな気分を味わえます。

選ぶ客室によって満足度に差があるホテルも多いですが、すべての部屋で開放感が感じられ、少なくとも中禅寺湖と男体山のどちらかを望むことができるというのは、たとえ混み合っているシーズンに宿泊しても、大きな満足度を感じられそうですね。

しばしデイベッドやテラスのソファに身を委ね、鳥の声や木々の音に耳を澄ませば、極上のリラックスタイムを過ごせることでしょう。

館内には温泉があるとは言え、客室内のお風呂も居心地抜群です!

癒しの香りのバスソルトや、世界のザ・リッツ・カールトン共通のアメニティである、英国のブランド「アスプレイ」のソープなどが備わっています。

ベッドルーム側は引き戸になっているので、オープンにすればさらに開放的なバスタイムが楽しめます。

湖畔の邸宅を訪れたような空間で、しっぽりディナー

イタリアンを軸とした洋食レストランの「レークハウス」は、ランチとディナーで利用できます。ワインに見えるドリンクは、実は濃厚な葡萄ジュースですが、暖炉も灯され、さながらヨーロッパの湖水地方の邸宅にお邪魔したかのよう。

今回は、母の日のお祝いを目的とした母娘旅として母と2人で訪れ、全4品のディナーコースをいただきました。栃木県産のアスパラガスや舞茸、日光御養卵など、地産地消の素材がふんだんに使われています。メインディッシュとして、母はフランス産の鴨胸肉のロースト、私は足利マール牛(+¥2,000)をいただきました。

その後、温泉へ向かいましたが、ディナー後すぐにバックボードに国内のプレミアムウイスキーのボトルが飾られている1Fのバー「ザ・バー」へ立ち寄るのもおすすめ。ウィスキーの豊富さはもちろん、栃木県産のフルーツなどを使用したカクテルやモクテルも味わえます。

栃木の食材が揃った、フォトジェニックな朝食!

朝食は「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」へ。和食または洋食のセットが提供され、自由に取りに行けるスイーツやミューズリーは、ビュッフェ形式となっています。

「ザ・リッツ・カールトン日光」のロゴが刻印されたミニ食パンやデニッシュが入ったブレッドセットに、和洋食それぞれ豪華な木箱の朝食が登場! 中には地元の食材がふんだんに使われた料理が揃います。

地元の海老原ファームの新鮮な野菜や果物に、栃木の黒毛和牛にお刺身など、手をつけて崩してしまうのがもったいような美しさです。朝食は別料金ですが、目でも舌でも豊かな彩りを感じられる満足度の高さを感じました。

2020年7月にオープンしてから、季節によって変わるスパメニューや、中禅寺の僧侶による朝の座禅や中禅寺までの散歩、護摩祈祷など、ホテルから参加できる日光の歴史に寄り添うアクティビティも多く用意されています。

都心からも近い「ザ・リッツ・カールトン日光」で、多方面から実りある滞在を満喫してみてはいかがでしょうか?

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