2021.05.18
基本をマスター!絶品パスタのレシピを本場イタリアよりお届け
イタリア 絶品パスタレシピ
STEP1: 基本のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
前回は、パスタの食材選びをご紹介しました。今回は、その材料を使ったパスタ料理を作ってみたいと思います!
前回の記事はこちら:日本でもイタリアのパスタが作れる!現地レポーターおすすめ食材
今回使用する材料(一人分)
・スパゲッティ 100g
・自然塩 大1〜
・ニンニク 1かけ
・唐辛子 適量
・エクストラヴァージンオリーブオイル 大1強
スパゲッティは、普通〜太めのタイプ(茹で時間10分以上)を選ぶと、味が絡みやすく食感を楽しめると思います。
イタリアの家庭にはスパゲッティを茹でるための大きい鍋が必ずありますが、一人分を作る時は、私は中サイズの鍋を使って時間短縮をしています。お湯1.5リットルに対し、大さじ1の塩を入れると、パスタに程よい塩味がつきます。
小さめの鍋でパスタを茹でる時は、最初にはみ出した麵を焦がさないよう中火で。麵をお湯に全て入れてから火を強めます。
表示の茹で時間より3分ほど短めにタイマーをセットします。
フライパンに、オリーブオイル大1強、ニンニク、鷹の爪を入れて弱火で温めていきます。
ニンニクは1かけでもよいのですが、この日はスタミナをつけたかったので3個投入。
面倒でなければ、ニンニクの中心にある芽に少し苦味があるので取り除きます。
唐辛子は、辛さのお好みに合わせて適量を入れてください。
中の種が特に辛いので、必要に応じて取り除きます。
ニンニクから泡が出てきたら、オイルに香りが付いてきているサイン。
鷹の爪は焦げやすいので注意します。
タイマーが鳴ったら、乳化タイムです。
茹で汁をお玉で約2杯フライパンに入れ、強火にします。
残りの茹で汁は捨てずにとっておきます。
麵をフライパンに入れ、茹で汁の水分を飛ばしながらよく絡めていきます。
この工程だけは常にフライパンの前にいて、水分量と火力、塩分をチェックしながら丁寧に仕上げてください☆
水分がなくなる直前に麵を味見して、まだ固ければ茹で汁を足し、塩分が足りなければ塩を足します。
パスタをお皿に盛って出来上がり。お好みで、イタリアンパセリやパルミジャーノチーズ(邪道というシェフもいますが)をかけても美味しいです♫
見た目は地味でシンプルでも、上手くできると感動的に美味しいパスタです。
STEP2: 好きな具材を入れてアレンジ
基本のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノをマスターすると、野菜やシーフードを加えることでバリエーションがグッと広がります。オススメはミニトマト、ブロッコリー、カラスミ、ムール貝など。今回は、これからの季節にぴったりのズッキーニを使います。
ズッキーニ大1本(小2本)をできるだけ薄い輪切りにして、オイルとニンニクと一緒に弱火で炒めます。少し時間がかかるので、麵を茹でる前に炒め始めてください。
ズッキーニが最高の美味しさを発揮するのは、少しカラメル色になった時。あとは同じように麵を入れて乳化させ、出来上がり直前にバジルとパルミジャーノチーズを混ぜて絡めます。
残りのバジルとチーズをかけて、いただきます。ズッキーニを寝ぼけた野菜だと思っている方も、騙されたと思ってぜひ作ってみてくださいね!
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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