2024.08.20
【2024最新情報あり】バンコク〜アユタヤで体験したい5つのこと
東南アジアの都市の中でも発展が目覚ましい、タイ・バンコク。今回は、2024年のバンコク旅行の充実度を格上げする“体験”に焦点を当ててご紹介します。
タイ古式マッサージで癒やされる
まずは、定番の体験から。バンコクには高級店から激安店までマッサージ店が星の数ほどありますが、邸宅のような佇まいにも関わらず、お手頃価格のマッサージ店が「ヘルスランド(Health land)」。
今回は旅行者が立ち寄りやすいBTS(スカイトレイン)のアソーク駅から近い店舗「ヘルスランド アソーク店(Health land Asoke)」をご紹介します。
来店時は日曜の夕方で、ロビーエリアにも多くの人がいました。
最もお手頃価格で体験しやすい施術メニューは「トラディショナル タイマッサージ(120分:650バーツ)」。タイ古式マッサージは、体内のエネルギーのバランスを整え、癒やしだけでなく活力を与えるそう。深いストレッチとともにツボをリズミカルに圧迫されることで、全身のめぐりが良くなるようでした。
当日予約は電話のみですが、前日までであればウェブ予約も可能。(電話予約は英語可)なお、チップの目安は1時間まで50バーツ、2時間100バーツが目安です。施術後に直接、担当セラピストの方にタイバーツの紙幣を渡しましょう。
バンコク唯一のスカイビーチクラブでくつろぐ
2023年12月1日にBTS(スカイトレイン)プロンポン駅直結の場所にオープンした最新のショッピングモール「エムスフィア(Emsphere)」には、バンコク初のスカイビーチクラブがあります。
「エムスフィア」は、プロンポン駅直結の「エンポリアム」や「エムクオーティエ」と同系列のザ・モール・グループが手がける新しいショッピングモール。未来のトレンドとライフスタイルの融合がコンセプトで、バンコクの新たな顔として注目されている最新スポット。
施設は地上6階建てで、延べ床面積約200,000㎡を超える敷地を有し、スウェーデン発の家具ブランド「IKEA」の東南アジア初の都心型店舗など、300店舗以上が入居。食料品などを中心としたマーケットのフロアやレストラン&バー、イベントスペース、ホールもあります。
中でも旅行の思い出作りにピッタリの場所が、スカイビーチクラブ「トライブ(TRIBE)」。
シャンパンのようなエレガンス、イビサのような雰囲気、プールサイドのリラクゼーションを完璧に融合させたビーチクラブで、都会の真ん中でビーチフロントの雰囲気を満喫できる、開放的な空間! マンゴージュースも特別感があります。
“TRIBE”の名称通り、民族風のデコレーションが、異国情緒を高めています。週末の夜などはクラブのように盛り上がるようですが、平日の日中はバンコクの発展を感じながらのんびりと過ごせます(営業時間:毎日午前11時〜午前1時まで)。
アユタヤで民族衣装を着て遺跡めぐり
バンコクから日帰りトリップできる、世界遺産の街として知られる古都・アユタヤ。バンコクから北に約80㎞離れた場所にある水路に囲まれた水の都で、荘厳な遺跡や寺院、宮殿などが点在し、当時の栄華を今に伝えている場所。バンコクからは鉄道、乗り合いバス、タクシー、配車サービス(Grab)、ツアーのそれぞれで行くことができます。
アユタヤで有名な遺跡といえば、“木の根に覆われた仏頭”で知られる「ワット・マハタート」や、3つの仏塔が並ぶ王室専用寺院「ワット・プラ・シーサンペット」。アユタヤ王朝の第24代プラサート・トーン王が、亡くなった母親を偲んで建てた寺院が、川を隔てた対岸にある「ワット・チャイワタナラーム(Wat Chai Wattanaram)」。
アンコールワットと同じクメール建築ですが、17世紀に建てられたあと、ビルマ軍の侵攻で破壊されたそうで、仏像の頭部の多くが壊されています。当時の仏頭には貴重な金箔が貼られていたそうで、戦利品としてビルマ軍に持ち去られてしまったとか。
アユタヤ旧市街の遺跡「ワット・チャイワッタナーラーム(入場料50バーツ)」の前には、タイの民族衣装をレンタルできるお店が数軒並んでいるので、タイの民族衣装をレンタルして、遺跡で撮影をするのがおすすめ。
民族衣装レンタルは、メイク込みで1人200〜400バーツほどとお手頃価格。私の体験では、民族衣装が200バーツ、傘が25バーツでした。子供用の衣装もあるので子連れ旅行でも楽しめます(プロカメラマンが同行し写真撮影を行うツアーもあり)。
ゆっくり遺跡めぐりをするには暑い時間は不向きですが、日本語音声付トラム、貸切のトゥクトゥク、レンタサイクルなどが利用できます。
リバーサイドで食事を楽しみ、遺跡群を眺める
遺跡めぐりの後、ゆっくり古都の情景に浸るなら、リバーサイドのレストランへ。
タイ国内にブティックホテルを展開する「サラ(Sala)」系列の「サラ・アユタヤ(Sala Ayutthaya)」内のオールデイダイニング「サラ アユタヤ イータリー&バー(Sala Ayutthaya Eatery and Bar)」では、地元の食材を使った美味しいタイ料理と美しい景色が堪能できます。
今回は定番のタイ料理・ガパオライスをいただきましたが、アユタヤの名物と言えば、川エビ! プリプリで食べ応えのある川エビ料理をいただくのもおすすめです。
夜には遺跡群がライトアップされ、対岸の「ワット・プッタイサワン」がチャオプラヤー川の水面に映る幻想的な風景が、スペシャルな夜を演出します。
中華街のローカルな市場で掘り出しもの探し
バラマキ土産の発掘にもおすすめできるのが、チャイナタウンエリアにある卸売りがメインの市場「サンペンレーンマーケット(Sampheng Lane Market)」。細い路地に日用品から雑貨、アクセサリー、ファッショングッズ、手芸用品などのお店がずらりと並びます。
靴などのまとめ買いは難しいと思いますが、小物類であればお土産探しにピッタリ。見て歩くだけでも楽しいマーケットです。タイバーツの紙幣を多めに用意して、散策してみてください。
次回のタイ旅行では”体験”にフォーカスを当て、思い出がいつまでも刻まれる旅をしてみては?
ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
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