2024.05.23
都心サウナの物足りなさを解消!銀座の“泊まらないホテル”でリラックス
都内に急増しているプライベートサウナ。
しかし、都心という土地柄、いざ行ってみたら手狭だったり、外気浴スペースにも屋根があって景色が望めなかったり…正直物足りない施設も多くある印象です。
そんな中、東京・銀座に5月15日に“泊まらないホテル”「SALON 91°」がオープン。銀座の街並みを言葉通り一望できるラグジュアリーで開放感の溢れるサウナをレポートします!
日常にリフレッシュの機会を組み込む“泊まらないホテル”
SALON 91°は、サウナと飲食店からなる複合施設。
その中には、少し贅沢な気分が味わえる飲食店や展望外気浴付きのサウナ「91° SAUNA」と全室水風呂完備の贅沢な個室サウナ「91° SAUNA Private」がオープンしました。
開放感たっぷりのプライベートサウナ
「91° SAUNA Private」はコンセプトの異なる3室のプライベートサウナから構成。
各部屋のサウナ室には、Helo社の電気式サウナヒーター「Himalaya」が採用されているそう。このサウナヒーター、加湿をしながら温めるため、肌の乾燥が気になる人にもおすすめ。また、自分のタイミングでセルフロウリュを楽しめるので、乾燥が苦手な方、香りや上記を楽しみたい方にはぴったりです。
異なる3室は【un -アン】【deux -ドゥ】【trois -トロワ】というネーミング。
【un -アン】は1人用の比較的コンパクトな部屋。
ただし、天井が高く、明るい色調のため、不思議と狭さは感じませんでした。
そして、何よりも感動したのが水風呂。
このドカンのような形の水風呂、中には階段が。なんと水深約1mもあるので、全身で水風呂を堪能することができるのです。普段のサウナルール的には御法度な水風呂に潜ることもできちゃうのは、プライベートサウナだからこそ。
誰の目にもつかない、1人だけの空間で、心ゆくまま癒やされてはいかがでしょうか。
2人での利用も可能な【deux -ドゥ】は、落ち着いた色調の空間。間接照明の影響もあって、シックな印象です。
しかも水風呂は、まさかの寝湯タイプ。寝湯の水風呂、なかなか見たことありませんよね? 実際の使い心地を伺ったところ、頭までしっかりとクールダウンできると教えていただきました。
さらに専用の外気浴バルコニーもあり。銀座の街並みを見下ろしながら、都会の風に身を委ねられるだなんて…贅沢ですよね。
3人まで利用可能な【trois -トロワ】は明るめの印象。
水風呂は木の温もりを感じられる、ホテルの1室のようなリラックス感が溢れています。
このお部屋、なんといっても注目すべきポイントは天井が高いこと。
4m近くあるため、外気浴はもちろん室内で休憩してもゆっくり、じっくりと癒やされることでしょう。
日本文化の良さを改めて感じる心地良いしつらえにこだわった3室のプライベートサウナは同性同士のご利用に限り、男女問わず利用可能。
パブリックサウナは、なんともいえない背徳感
一方のパブリックサウナ「91° SAUNA」は、木材を贅沢に使用した内装が素敵な印象。洗練された空間に心が癒やされます。
サウナは15名ほどが収容可能な広々とした設計。アーティスト「no.9(ナンバーナイン)」が手掛けた、本当の自分と向き合うための“音”が心地よく、20-30分ごとにオートロウリュの実施もあるそうです。
水風呂ももちろん完備。15〜16度くらいに設定しているとのことです。
ただ、なんと言ってもおすすめしたいのは都内随一の景色を誇る外気浴テラス。ゆったりと腰掛けることのできるデッキベンチの角度は115°と足を伸ばしても、あぐらを描いても体育座りしても最高です。
もちろん、このテラスに出る時に着用するサウナポンチョは料金に含まれていること。人の目を気にすることなく、銀座でととのえるだなんて…最高。
パブリックサウナは基本的には男性専用とのことですが、定期的にレディースデーを行うとのこと(7月末までは毎週火曜日の開催)。
都心とは思えない開放的なテラスで外気浴できるパブリックサウナか、ひとりで好きなように楽しめるプライベートサウナか。
その日の気分に合わせて、ぜひ羽を伸ばしに行ってみてはいかがでしょうか。
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・お笑い・恋愛番組・ガールズムービー・サッカー…とにかくエンタメ好き!サウナと旅で体を癒しながら、マイメロディに囲まれた自宅でテレビとラジオ漬けの毎日を送っている。
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