13年経った宮城県気仙沼。活気を取り戻した港町と美しい海
LIFESTYLE

2024.03.13

13年経った宮城県気仙沼。活気を取り戻した港町と美しい海

港を囲むように山が見える自然豊かで美しい港町、宮城県気仙沼。

13年前に多くを失ったこの街は今、活気に溢れた魅力的な場所となっています。今回は、気仙沼のおすすめスポットをご紹介します。

時間を忘れて過ごせる癒やしの宿

まず訪れたのは、気仙沼の離島・大島にある宿「休暇村気仙沼大島」。離島といっても気仙沼市内から車で15分ほどで来ることができます。家族でのんびり過ごすのにぴったりなゆっくりとした時間が流れる宿です。

こちらは、プレミアム和洋室。三陸海岸に面した和室で、大きな窓からは大島の豊かな自然と海が一望できます。たまにカモシカが見られることもあるとか。

開放感に溢れ、太平洋を見渡せる窓際で談笑している時間に癒やされます。

バルコニー和洋室では、さざ波の音をBGMにお部屋にいながら外の空気を感じることができます。

浜焼きで食べる気仙沼の海の幸

夕食では、世界三大漁場の三陸沖に面する気仙沼の海の幸をいただけます。

女梶木(メカジキ)ハーモニカ煮や、牡蠣の天ぷらなど気仙沼らしさを感じるお料理に加え、豪快に浜焼きをただくこともできます。

牡蠣のホイル焼きもさることながら女梶木カマは、日頃あまりお目見えしないので、好奇心と食欲を掻き立てられる夕食でした。

暖炉を囲む中庭とブックラウンジ

休暇村気仙沼大島は、2020年にリニューアルし、中庭「Kesema灯」が新設されました。気仙沼は古くは「計仙麻」と書かれていたことからこの名がついたそう。

日中は、ウッドデッキに腰掛け日向ぼっこをしたり。

夜になると、暖炉に火が灯り、炎の暖かさを体験することができます。

続いてこちらは、ブックラウンジへ。こちらにも暖炉があります。また、たくさんの本とコーヒー、紅茶などのフリードリンクがありました。

絵本もあったので、子供から大人まで楽しめます。

本棚の上にあったこちらは、はじき猿。Uの字に曲がった竹を縮めて、さっと手を離すと猿が上に飛んで行きました。気仙沼市唐桑町にある御崎神社で「災難をはじき去る」厄除けとされている縁起物だそう。

1階ロビー前にあるお土産コーナーの照明もガラスの浮きになっているなど港町を感じさせてくれます。中庭もラウンジも、気仙沼の文化や歴史を知るきっかけがあって素敵でした。

朝食後のお散歩に。田中浜へふらり

東北の海らしい背の高い松と美しい海を見ながら朝食をいただきました。あかまんだい(あかまんぼう)のお刺身など珍しい一品も。

食後は、すぐ近くの田中浜までお散歩に。「朝のお散歩会」というアクティビティもあり、スタッフの方が、周辺の自然や歴史、風土についてのお話をしてくださるそうです。

私自身は関東出身のため、初めて気仙沼の海を見た時にこんなにも砂が細かく白く、海が青く澄んで美しいのだと知り、驚きました。山に囲まれ育てられた気仙沼の海はとても綺麗です。

今回、気仙沼に住む義両親との旅行で「休暇村気仙沼大島」へ。義両親が高齢なこともあり、刺激的な場所より、慣れ親しんだ土地を更に知る旅がいいのではないかなと思いこちらを訪れました。子供達とも無理なく遊べて、3世代みんながリラックスして過ごせる素晴らしい宿でした。

気仙沼生まれのコーヒーショップ「ANCHOR COFFEE」

こちらは、気仙沼で生まれたコーヒーショップ「ANCHOR COFFEE(アンカーコーヒー)」。自社焙煎の新鮮な珈琲豆をいただくことができます。

お食事メニューもあり、こちらは牡蠣のクラムチャウダー。コクがあり、牡蠣の旨味がしっかり味わえるスープでした。他にもメカジキカレーなどがあり、海らしい装飾からは、気仙沼の特色を感じられます。

気仙沼市魚市場の朝市

気仙沼市魚市場では、朝市を見学することもできます。水揚げされたばかりの新鮮な魚が次々と運ばれてくるのは、見応えがあります。競りはコロナの影響もあってか、紙に数字を書いたり、入札の結果がモニターに映されたりとDX化していました。とはいえ、気仙沼を古くから支える産業を目にできるのは、興味深い経験になりました。

若者が盛り上げる内湾エリア

気仙沼湾の一番奥、内湾にはスタイリッシュな建物や新しいレストランなどがたくさん。話を聞くと若い方々が、頑張ってくれているとか。週末には、マルシェが開催されることもあり、新たな気仙沼の顔がここから生まれるのかなと思うとワクワクします。

気仙沼には、古くからあるもの、新しいもの、根付いて成長を続けるもの、たくさんの魅力があり、その一部をご紹介しましが、少しでも伝われば幸いです。

今回、気仙沼のことを紹介したいと思ったのは、令和6年能登半島地震がきっかけです。地震があってすぐは自分にできることは微々たる支援しかないなと思っていましたが、少し時間が経ち、残された人たちのことを想いました。そこで、私にゆかりのある気仙沼の今をお伝えできれば少しでも勇気付けられる人がいるのはと思った次第です。

みなさんの明日が今日よりも明るくなりますように。

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