<工房しゅしゅ>究極のお土産!絶品生チーズケーキ #巡る滋賀
滋賀県の最大の魅力といえば、滋賀県の代名詞でもある日本最大の湖・琵琶湖。その他、国宝の「彦根城」やユネスコ世界文化遺産の「比叡山延暦寺」など一度は訪れたい観光スポットもまた有名です。
でも、それだけではありません。有名観光スポット以外に焦点を当て深掘りすると、まだまだ知られていない注目ポイントがたくさん! それを知らないなんてもったいない…!
この連載では、「現地の方がおすすめしたいスポットやお店、それをつくるヒトの魅力をていねいに取材し、お届けする滋賀の観光ガイド“巡る滋賀”」の情報を発信していきます。
滋賀県への旅のきっかけやガイドブックとなりますように…そんな思いを込めて滋賀県の新たな魅力をお伝えします。
名神高速道路・蒲生スマートICから車で5分弱、東近江市ののどかな田園地帯の中にあるのが洋菓子店「工房しゅしゅ」です。
ひとつひとつ丁寧につくられる、滋賀の恵みをいかした美味しく語らいの生まれるお菓子たち。『湖のくに生チーズケーキ』は、今や滋賀を代表する銘品のひとつになっています。人気の秘密やお菓子づくりへの想いについて、社会福祉法人あゆみ福祉会・上原さんにお話を伺いました。
福祉会がつくる、究極のお土産
「しゅしゅ」とはフランス語で「お気に入りのもの」という意味。滋賀の素材がもつ豊かさを美味しさに変え、あなただけの“お気に入り”を見つけて欲しいとの想いが込められています。
2015年5月にオープンしたこのお店の運営は、地域のなかで障がい者の労働と生活を援助する取り組みをしている「社会福祉法人あゆみ福祉会」がおこなっています。現在は東近江市やその周辺の方々など10代~70代まで、約80名ほどが利用されているそうです。
このうちの1つの班が工房しゅしゅで、利用者さんは支援員などのスタッフとともに週に5日、菓子製造に取り組んでいますと上原さんはいいます。
「日々の積み重ねで手慣れた作業であることが多いため、細かい指導を都度することなく、各自の作業に励んでいます。もし不備があるようなら直したり、分からないことがあれば質問してもらったり、といった具合です」
このお店も生チーズケーキも、人にやさしい共生社会をめざす、あゆみ福祉会の取り組みから生まれてきたもの。2012年8月より商品の販売を開始し、2013年には観光庁が選ぶ“究極のお土産”に生チーズケーキが見事選出されています。プロジェクト開始からわずか1年あまりでのことですから、その事実だけでも品質の高さが窺えますね。
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