2023.10.19
日本人と相性抜群!イタリアの島系フレグランスコスメ
イタリア人にとって必需品のフレグランス
イタリア人の生活のあらゆるシーンで使われるフレグランスは、身だしなみでもありファッションの一部でもあります。
パルファム、ルームフレグランス、クローゼット用、子供用など、常に香りをまとって生活しています。イタリア各地で作られているフレグランスは「ACQUA DI PARMA」など世界的に有名なものも多く、その地方の植物やハーブのエッセンスを取り入れて、ユニークな香りを作り出しています。
今回はその中でもリゾート気分へと誘ってくれる、イタリアの島系フレグランスブランド2つをご紹介します。
カプリの風を運ぶ「CARTHUSIA」
まずはカプリ島から。1380年ごろ島の修道院で誕生した「CARTHUSIA(カルトゥージア)」をご紹介します。
CARTHUSIAは、21世紀に入るまでイタリア国内でもなかなか手に入らない「幻の香水」でした。カプリ島に自生する植物やハーブを原材料に、14世紀当時のメソッドで作られているハンドメイドフレグランスブランドです。
ボトルデザインも素敵で、インテリアのアクセントとしても最高です。
全体的に軽やかな香りが多く、強い香水が苦手な日本人との相性が良さそうです。
私が一番魅かれた香りが、「地中海」という意味の「MEDITERRANEO(メディテラネオ)」です。レモンリーフとグリーンティーがメインで、南イタリアとアジアが融合したビタミン感たっぷりの爽やかなノートは、疲れも取り除いてくれそう。
こちらのトラベルキット(28ユーロ 約4400円)には、スモールサイズのオー・デ・パルファン、バスウォッシュ、ボディクリーム、ハンドクリームと固形ソープがセットになっています。
キャンディ型の箱もたまらなくキュート。爽やかな香りは、朝のお手入れにピッタリです。
サンケアシリーズは、軽くて薄いパッケージが旅行にぴったり。
顔にもボディにも使えるアフターサンクリーム(16ユーロ 約2,500円)は、全身にたっぷり使って紫外線で受けたダメージを補います。
美しいビーチが広がるエルバ島生まれの「ACQUA DELL’ELBA」
こちらは、トスカーナ州のエルバ島で作られている「ACQUA DELL’ELBA(アクア・デレルバ)」です。エルバ島やフィレンツェ、トスカーナ州に専門店が多くあります。
エルバ島の海のようなターコイズブルーが目印。数種類ある香りは、季節を問わず使えるような深みもあります。右上の子供用フレグランスは一番軽い柑橘系の香りで、アルコール度もかなり低めに作られています。
まずはシートにスプレーして香りを試します。店員さんいわく、試しすぎると鼻に香りが蓄積されて、ますます決められなくなるそうです。
ディフューザー(50ユーロ 約7,900円)は「NOTTE D’ESTATE(夏の夜)」をチョイス。アクアムスクをメインに様々なハーブが配合されていて、どこか温かみのあるリラックスした香りです。
こちらは「BREZZA DI MARE」のルームスプレー(32ユーロ 約5,000円)。カモミールや海藻、レモンなどが配合された爽やかで落ち着いた香りです。
リゾートを連想させてくれる、イタリアの島系コスメたち。季節、時間、シーンや気分に合わせて、色々な香りを揃えてみませんか?
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
この著者の記事一覧へ