2023.11.03
年齢肌にオゾン化オイル!日本でも購入可能、チェンマイ発「Dew」
エイジングによる肌のトラブル、不調が気になる人へ。また夏のあいだにたっぷり浴びた太陽による肌ダメ―ジを最小限に抑えたい人へ。今回は、従来のスキンケアから一歩進んだ効果が期待できる、「Dew」のオゾン化オイルケアを紹介します。
コスメブランド「Dew」はタイ・チェンマイ生まれ。作った人から直接購入できるという点でもとってもエシカルなブランドです! 日本からも購入可能ですし、チェンマイでは10月より移転オープンする新生「アムリタガーデンカフェ」でも購入可能です。
今回はDewの生みの親である、マキコさんの協力を経て4つのアイテムを紹介します。
チェンマイのアムリタガーデンとは
チェンマイ旧市街のターペ門近くにギフトショップとして誕生し、プラシン地区へ古民家カフェとして移転した「アムリタガーデン」。マクロビオティックを取り入れた日替わりランチなどの豊富なヴィーガンメニューに加え、ファン多数で売り切れるときもあるマンゴーチーズケーキで知られていました。
(右)雑貨はどれも手に取りたくなる可愛さ
(左)右の棚、中段がオゾン化オイルのスペース
コロナ禍より現在も休業中でしたが、10月24日より旧市街で、コスメ&雑貨の「amrita(アムリタ)」として復活しました! 場所は旧アムリタガーデンの近くです。
オゾン化オイルに出逢って、「Dew」が誕生するまで
アムリタガーデンのオーナー、マキコさんがオゾン化オイルに出逢ったのは、コロナ禍でカフェを休業した頃。
「神オイルがある」とご友人より受け取った20mlの小瓶。そのオイルが「火傷や傷の軽減にいい」といわれるオゾン化オイルでした。マキコさんは「傷にいいならシワにも効くかも」と毎晩一滴ずつつ肌につけ、一週間くらい経過した頃に朝鏡を見てビックリ! 目の下のシワは明らかに薄くなり、肌全体がもっちりしていることに気がつきます。
オイルを使い続けたいマキコさんが、たどり着いたのは「自作する」ことでした。近場では手に入らなかったため、自分で作ることにしたのです。海外在住魂がむくむくと湧き上がります。もともと研究好きなマキコさんは自宅で過ごす時間を利用し、世界中のオゾン化オイルについての文献を読みあさり研究を重ねます。
そしてとうとう、マキコさんの情熱と探求心によって、チェンマイ発のオゾン化オイルシリーズ「Dew」が誕生! Dewとは、アムリタと同義で、しずくやエッセンス、甘露、凝縮されたものという意味を持つ言葉です。
主力商品オゾン化オイルとは
オゾン化オイルは、主にヨーロッパ諸国において古くから肌の質やトラブルを緩和、改善する治療に使われてきました。
植物性のオイルがオゾン化するとオイルの中にオゾン化合物が生成され、本来のオイルの特性とオゾンの力を持ち合わせたオゾン化オイルに。オイルは浸透性がアップし、殺菌力も生まれ、酸化しにくくなります。このため美容面のみならず、医療面でもさまざまな効果が期待できるのです。
Dewの商品は現在8種類。いずれも保湿、美白、シミ、シワ、殺菌、炎症、皮膚炎、肌再生、火傷、傷跡に効果が期待できます。それに加えて、種類によってそれぞれ特徴があります。
自分の肌の状態や悩みに合わせて、選んでみてくださいね。
- 「オリーブ」…オリジナル
- 「スイートアーモンド」…美白・シミに
- 「ホホバ」…敏感肌・赤ちゃんに
- 「ひまし油」…深部保湿に
- 「ヒマワリ油」…炎症・傷跡に
- 「リンクルブレンド」…肌再生・シワに
- 「ビタミンブーストブレンド」…アンチエイジングに
- 「ブルータンジーブレンド」…アンチエイジングとアロマ芳香に
これら8種類のオイルは、液体・スティック・クリームの3タイプで販売されています。洗顔後いつもの化粧水を塗った後、乾ききる前にオゾン化オイルでケアしましょう。
保存料などの添加物は一切不使用のため、オゾン化オイルの有効成分を100%受け取ることができます。
オゾン化オイル「ビタミンブースト」
特徴の異なるオイルから、どれを選ぶか迷いますよね。
私の場合、陽に当たることの多い暮らしのなかでできたシミと、今後のシミ予防としてなにがいいかと相談したところ、まずおすすめされたのが「ビタミンブースト」オゾン化オイル。3種類の形態のなかで、液状のオイルが一番オゾンの力を受け取れるそうです。
ビタミンブーストオイルは、赤ちゃんのモチモチした肌の正体でもあるパルミトレイン酸を豊富に含んだオゾン化マカダミアナッツオイルと、ビタミン豊富なローズヒップオイル&シーバクソンオイルのブレンド。
大人になってからは分泌されなくなる成分なので、いかに外側から補えるかがカギとなります。意識的に補充することで、生まれたてのようなプルンと肌を目指せるかも! 実際、翌朝の肌の違いを実感しているという声が多数ある、リピート率の一番高いオイルだそうですよ。
スティック「リンクルオイル」
スティック状のミニマムサイズなオゾン化オイルならこちら。
異なるベースオイルをW使いする場合、液体かスティックにかかわらず、それぞれのオイルを一週間サイクルで交互に使うのがおすすめ。そうすることで異なる効果を毎週、フレッシュに実感できます。
集中的なケアを望むならオイルの後、気づいたときにスティックを気になる箇所にポンポンと塗って使います。
簡単にしっかりケアができるのが嬉しい商品です。液体ではないため、飛行機への持ち込みも可能。旅のお供スキンケアとして頼れる存在です。
今回はビタミンブーストと好相性、オリーブとアーモンドのオゾン化オイルをブレンドした「リンクルオイルスティック」をすすめてもらいました。これはマキコさんが肌の変化に驚いたときにW使いしていた2種類のブレンドです。
クレンジングオイル(ヘアオイル)「Milky blue|ブルータンジー」
クレンジングオイルとして販売されているブルータンジーを含む「Milky blue」。実は裏技としてヘアオイルとしても使える優れもの!
ブルータンジーとはほかのオイルとは異なる性質を持つ、希少性の高い青い精油。オゾンの香りが苦手でも、気にならないどころか、かすかに香る甘美な香りに癒される効果も……。
こちらは欠品することもある人気商品なのだとか。高級乳液のようなミルキーオイルタイプのクレンジングで、ブルータンジーオイルが入っていて、贅沢感があります。
クレンジングオイルとしての使い方は、メイクの上から肌に乗せ馴染ませてから洗い流すだけ、と簡単。肌に必要な油分まで過剰に落とすことなく、ふっくらとした仕上がりです。
マキコさん自身、同オイルを髪に使う発想はなかったものの試したところ「一度のケアで髪の毛が20歳ほど若返った! 」と驚愕(マキコさん個人の感想です)。それ以降、裏技としてシェアされています。
①髪が乾いている状態で、ミルキーオイルを手の平に取り手ぐしの要領で、髪の生え際から根元全体によく広げる
②毛先にたっぷりとオイルをなじませる
③再度、手ぐしの要領で髪の毛全体にオイルを伸ばす。フェイスリフトのマッサージにも◎
④そのまま耳下腺やフェイスライン、鎖骨の辺りもオイルをつけてマッサージ
⑤5分以上置く
⑥バスタブの中で、頭からお湯をかぶり、全体を濡らす(完全には洗い流さない)。ミルキーオイルは水分で乳化すると「高級乳液」と同じ状態になるため、しばらく放置
⑦最後に、シャンプー・コンディショナーをして終了
実際に使ってみたところオイルなのにサラリと伸び使いやすく、数回でも髪が艶やかになりハリまで! 一週間に一度やスペシャルケアとして使ってみたいです。
「バクチオール ナイトセラム」
同じくDewから出ている、ちょっと気になるスキンケアを発見!
「次世代レチノール」と世界中から大注目されている、バクチオールを使用したナイトセラムです。マメ科の植物より作られた天然成分でレチノールと似た効能を持ちつつ、よりマイルドに使える安定性のある美容成分なのです。
アボカドのオゾン化オイル、オーガニックアルガンオイルなど豊富な天然素材とともにバクチオイルが含まれているクリームタイプのこちらの商品。アンチエイジング、毛穴、美白、たるみ、シワ、ニキビなど肌のトラブルにオールマイティに効果が望めます。
数週間後、肌の変化は……
今回はオゾン化オイル2種を、数週間継続して使用した感想です。
5日目からすでに、肌が柔らかくなりしっとりが持続しているのを実感。
乾燥気味だった肌は明らかに潤いがアップ! シミに関しては特に気になる手の甲で、ごわつきに関してはひじで試しています。ひじは心なしかトーンが少し明るくなった気がしています。手の甲とひじはケアを放置していたので、新たに購入して続けたいところ。全体的に、ツヤ感が増し保てているので、ぜひ使い続けたいです!
使い心地に関して、オゾンの匂いが苦手という声も聞きますが、個人的には特に気にならずむしろ「効いてそう」とワクワクしています。
チェンマイ発のオゾン化オイルを扱う、スキンケアブランドDewより4つのアイテムを紹介しました。実際に使ってみてタイ旅行のお土産、とするだけではもったいないほど肌へのポジティブな作用が期待できるアイテムだと確信!
日本から取り寄せ、もしくは次の旅行の際にぜひ新生アムリタに足を運んで購入されることをおすすめします。
※10月24日より旧市街で「amrita(アムリタ)」がオープン。ポップアップ後は、毎週水曜日に営業予定です。出店情報などはインスタグラムをチェックしてくださいね!
旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ。
4年に渡る世界一周後、オーストラリアに移住し約7年暮らす。コーヒー好きが高じてオーストラリアではバリスタ業の経験も。今は繊細でフルーティーな浅煎りコーヒーに夢中です。ライターとしては旅行誌の広告制作を経て、雑誌広告や編集ページを主に執筆。現在は自然に沿った生き方、ほどほど丁寧な暮らしを自ら実践しながら発信中。地球にも体にも優しい生き方のヒントをお届けしていきます。
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