2023.07.08
2023最新|コスメ開発者厳選!選ぶポイントがわかるフェムケアコスメ4選
Pororoca(ポロロッカ)
SAIB(セイブ)
Pubicare organic(ピュビケアオーガニック)
普段のお手入れにフェムケアを取り入れていますか。
フェムケアとは、「Feminine(女性の)」と「Care(ケア)」をかけあわせた用語で女性の体や健康のケアをする製品・サービスのこと。デリケートゾーンのケアアイテムを含め、コスメも増えていますよね。
今回はコスメ開発者の小西さやかが、フェムケアコスメの中でも、デリケートゾーンの洗浄剤について、選ぶポイントを解説しながら、3品をご紹介!
保湿力を重視したいなら
植物由来のクレンジングオイル
デリケートゾーンは、まぶたよりも薄い皮膚や粘膜で構成されているため、非常に敏感で乾燥しやすい部分。一般的なボディソープなどの洗浄力が強いアイテムで洗うと、肌を守るために必要な常在菌まで洗い流してしまうことがあります。そのため、汚れを洗い流すだけでなく、しっかり保湿することが大切です。
インティメイトクレンジングオイルは99.9%植物由来。会陰マッサージにも使える美容オイルで、保湿しながらやさしく洗浄もできます。なめらかな肌当たりで摩擦レスなのも◎! 特に生理中はニオイやかゆみ、ムレが気になり、気分が落ち込んでしまうという方も。ぬくもりのあるハーブの精油の香りに癒やされます。
シンプル処方にこだわるなら
ナチュラルフォーミングフェミニンウォッシュ
女性が女性のためにつくった韓国発のブランド・SAIB(セイブ)。シンプルな処方で、製品を構成する成分は、自然由来の10種だけ。不要な添加物、人工的な香料・着色剤は使用しないこだわりも。
pHバランスを考えた泡で、やさしく洗い上げます。サイズ感も良く、旅行などにも持ち運べて便利。
肌あたりのやさしさにこだわるなら
ピュビケアオーガニックの泡ソープ
デリケートゾーン専門美容サロン・ピュビケアサロン白金台と創業30年のオーガニック製品メーカー・たかくら新産業が2010年に立ち上げたフェムケアブランド。
薄いだけでなく、経皮吸収率も高いデリケートゾーンへのやさしさを考え、摩擦ゼロを目指した泡が特長。ポンプヘッドが三層メッシュになっていて、ポンプタイプだと思えないくらいきめ細かいもこもこの泡が出てきます。デリケートゾーンに合わせたpH、複雑な形状でも洗い残しがないよう、泡切れにもこだわった商品です。香りも3種類あり、気分に合わせて選べるところもポイント。
小西のおすすめで人気の香りが写真のキンモクセイ&アプリコットです。
婦人科でも導入
日本初!膣内環境をケアするサプリ
膣内には多くの細菌が住み細菌叢(さいきんそう)を作っています。細菌叢を形成する細菌には良い菌と悪い菌があり、このバランスは抗菌薬の服用や体調不良などにより簡単に崩れてしまうそう。悪い菌が優勢になることにより膣内に炎症を起こすことも。
ココラクトは、日本で初めての膣内環境ケアに働きかけることが報告された機能性表示食品サプリで、膣内環境のケアに最適な乳酸菌を1粒に約10億個も配合! 1日1粒飲めばOKなところも手軽でいいですね。リモートワークを行なっている方の約7割がデリケートゾーンに不調を感じているという調査結果もあるので、外からのケアだけでなく、インナーケアもあわせて取り入れていきましょう。
「2023最新|コスメ開発者厳選!選ぶポイントがわかるフェムケアコスメ3選」いかがでしたか? フェムケアが注目され、フェムケアコスメも増えています。使用目的や効果に応じて、アイテムが選べるといいですよね。ぜひ今回の選ぶポイントを参考にしてくださいね。
日本化粧品検定協会代表理事、大学客員教授などを歴任。化粧品の専門家「コスメコンシェルジュ」として活躍中。著書は「美容成分キャラ図鑑(西東社)」など13冊、累計60万部を超える。時短美容家・3歳児の母として子育て奮闘中!
■Instagram:@cosmeconcierge
■Twitter:@sayakakonishi
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