バンコク駐妻が通う、優雅なカフェ&ラウンジ3軒
FOOD

2022.11.26

バンコク駐妻が通う、優雅なカフェ&ラウンジ3軒

Ittha Boutique Café(イッタブティックカフェ)
Scene Bangkok Pâtisserie & Brasserie(シーン バンコク パティスリー&ブラッスリー)
Mandarin Oriental, Bangkok(マンダリン オリエンタル バンコク)

タイ・バンコクには、テーマ性が感じられるおしゃれなカフェがたくさんあります。

今回はその中でも、2022年にオープンしたばかりの注目カフェと、バンコク旅を締めくくるのにふさわしいラグジュアリーなカフェ&ラウンジの様子をレポート。タクシーやGrab(グラブ)で訪れる価値ありの、とっておきの3軒をお届けします。

バンコク郊外の住宅街に佇む、自然派カフェ

2022年6月にオープンした「Ittha Boutique Café(イッタブティックカフェ)」は、まだ舗装されていない静かな路地の奥にひっそりと佇む、居心地の良い空間。

「BTS Bang Chak(BTS スクンビット線 バンチャック駅)」から、車で10分弱。プンナウィーティ住宅街を進んだ路地の奥にあります。交通の便が良いとはいえないお店ながら、タイの若者であふれています。最寄り駅やバンコク中心部からは、Grabやタクシーでアクセスするのがおすすめ。

アートギャラリーのような白い建物に入ると、大きな窓から光が差し込む、緑あふれた開放的な空間が広がります。

螺旋階段の上にもいくつか席があり、ここからの眺めもフォトジェニック。

壁の表示をよく見ると3階にはホテルやスパ、5階にはガーデンもあるようです。さまざまな席のタイプがあり、PC 作業をしている方も見かけました。

創業者のカリヤコーンさんは、「イッタ ブティック カフェ」を可能な限り有害物質を含まない空間とするために、ベストを尽くしているそう。トレーサビリティのあるコーヒー豆、有機無漂白の小麦粉やサトウキビ糖、農場直送の有機全乳、有機野菜や果物を丸ごと使ったピューレ、保存料やその他の添加物を含まない食材を、シンプルな工程で調理しているとか。

私がオーダーしたスイーツも、素材の持つ自然の味、香り、色を生かした体にやさしい味わいでした。

1階には、アロマショップも併設されています。

子どもやペットフレンドリーでもあるので、家族で休日をのんびり過ごすのにもおすすめです。特に午前中は人が少ないので、静かで心穏やかに過ごせそうです。(月曜定休)

タイ人姉妹が創業。リゾート感あふれる白亜の欧風ダイニング

チャオプラヤー川を西へ越え、しばらく車で走るとバンコク郊外(正確には、隣のノンタブリー県)に突如白い建物が現れます。

2022年8月にオープンした「Scene Bangkok Pâtisserie & Brasserie(シーン バンコク パティスリー&ブラッスリー)」は、まだほとんど情報がなく、在住日本人にもほとんど知られていない、パティスリー&ブラッスリー。

まず、大きな噴水と真っ白な2体の銅像、大きなヤシの木にテラス席、「Pick up」と書かれたテイクアウト専用の小窓など、リゾート感を引き立たせる外観に圧倒されます。

タイ人姉妹によって作られた「シーン バンコク パティスリー&ブラッスリー」は、“人生の新たなシーン”のようなお店でありたいという想いと、妹さんの名前「シーン」が同じ響きということから、店名が決められているとか。

中に入ると、1階と中2階(メザニン)があり、青と白を基調としたフレンチテイストを取り入れたモダンなデザインにまとめられています。ホールの中央エリアは、オープンバーとなっていて、カウンター席ではカクテルを作る様子を見ることが可能。

アルコールを含まないモクテルや、フレッシュジュースも、ハイレベルな見た目と美味しさでした。

ショーケースに並ぶベーカリーやペストリーは、上質で美味しそうなものばかり。フランス直輸入または国内の厳選された原材料が使用されているパイ、クロワッサン、マカロン、ケーキやアイスクリームなどが揃います。

スイーツだけでなく、本格的な食事、ワインやカフェメニューまで豊富。メインディッシュ1品とサイドメニューが食べ放題のプランもあるそう。かなり多くのメニューの選択肢があるので、何度も訪れたくなります。

バンコクの歴史や情緒を感じられる、麗しいロビーラウンジ

世界の名だたるラグジュアリーホテルがたくさん集まっているバンコクの中でも、ひときわ格式を感じるホテルが「Mandarin Oriental, Bangkok(マンダリン オリエンタル バンコク)」。1876年に開業したタイで最も歴史のあるホテルで、2019年に大改装され、さらに居心地良くなりました。

チャオプラヤー川のほとりに悠然と立つホテルロビーに一歩足を踏み入れると、タイの文化が散りばめられた、優美な空間が広がります。

世界の文豪に愛され、三島由紀夫が「暁の寺」を書きあげたホテルとしても有名。タイのシルク王で知られるジム・トンプソンも定宿にしていたそうで、日本では中山美穂さん主演の映画『サヨナライツカ』(原作:辻仁成)の舞台になったことでも知られています。

ロビーラウンジで時を過ごしていると、季節を彩る見事なフラワーアレンジと、シーズンごとに異なるデコレーションに目を奪われます。光の入り方や灯りによって、朝昼晩と表情を変えるロビーには、何度も足を踏み入れたくなってしまうでしょう。

本格的な英国風アフタヌーンティーをいただくなら、同じく1階にある「The Authors’ Lounge(ザ オーサーズラウンジ):作家たちの休憩室」と名付けられた白亜のラウンジへ。この日はアフタヌーンティーの予約はしていなかったものの、「撮影だけでもどうぞ」と言っていただいたので、中へ。優美な空間が広がります。

また、川の流れを眺めながら優雅な朝食やランチを楽しむなら、川沿いの「The Verandah(ザ・ヴェランダ)」というレストランがおすすめ。

ホテルのあるリバーサイドは、王宮や三大寺院などの見どころが多く、観光に便利なエリア。かつて“東洋のベニス”と呼ばれたほど水上交通が発達していた、バンコクらしい情緒を感じることができるでしょう。

テラスに座ってゆっくりと川の流れを眺めていると、街中にいることをつい忘れてしまいますね。

周りを見渡すと、どこでも自由に撮影をしている人がいるバンコク。ラグジュアリーな場所であっても、撮影に寛大なお店が多い印象です。

フォトジェニックなカフェの多いバンコクで、贅沢なひとときを満喫してみてはいかがでしょうか?

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