2022.09.13
簡単アレンジ!もっと保存食レシピ
9月の保存食:醤油麹・塩麹
これまでキレイノートでお届けしてきたフード連載の中で人気の高かった「保存食レシピ」がかえってきました! 普段なんとなくお店で購入している保存食は自分でつくれるんです。おうちで仕込めばこだわりの素材でヘルシーに、かつ自分好みの味にできちゃう! 面倒な工程を省いた保存食のつくりかたと、それを使ったアレンジメニューを月替わりでご紹介します。副菜にもお酒のおつまみにもなる一品が驚くほど簡単にできますよ。
【醤油麹】
材料とつくりかた
- 麹
- 200g
- 醤油
- 麹が浸る量
【塩麹】
材料とつくりかた
- 麹
- 200g
- 塩
- 60g
- 水
- 200ml
できあがり!
麹の力で旨みと甘みが出て、まろやかな味に変化。あえる、煮る、かける、炒める、など、どんな料理にも活用できる発酵調味料です。納豆や卵かけご飯、冷奴、おひたしなどのシンプルメニューは、どちらかひとつで味がバッチリ決まりますよ。
また、食材に下味をつけたいときにも便利。麹に含まれる分解酵素の働きで、肉や魚を漬けこむと柔らかくなります。素材によっては溶けたり柔らかくなったりすることがあるので注意を。
KISSAKO
labo&pantry
鈴木 聖子先生
SEIKO SUZUKI
料理研究家。大学で栄養学を習得し、卒業後は飲食店のスタッフトレーニングや商品開発に従事。その後オーストラリアへ渡り、レストランで働きながら食文化を学ぶ。帰国後はクッキングスクールに10年間勤務。「3さいからはじめる料理教室 KISSAKO」を手がけたのち、2021年辻堂東海岸にオーガニックショップ&カフェ「KISSAKO labo&pantry」をオープン。自然農の野菜や米穀類をはじめ自ら厳選した食材を販売するほか、季節の食材を使う料理レッスン、企業向けのレシピ開発、自らの知識をシェアする講座なども行っている。
取材・文/依知川亜希子