2022.09.07
【タイ・チェンマイ】神秘的!「シンギングボウル」でホリスティック体験
CHIANG MAI HLISTIC(チェンマイホリスティック)
ホリスティックとは、身体、精神、環境がほどよく調和し、体全体的を最良の状態にととのえること。今回は、日本でも人気になりつつあるプログラム「シンギングボウル」をタイで体験し、インストラクターさんにインタビューもしてきました。
細胞に届く音色を持つ「シンギングボウル」とは
「シンギングボウル」とは、スティックによって音を奏でる金属製の器のこと。この音色は波動や浄化、倍音(基本の倍の周波数をもつ音)を持ち、細胞レベルにまで届くといわれているのだとか。それにより、心身のリラックスや脳の活性化、自律神経の安定、肉体的な痛みや不調の改善などをもたらすそうです。
いざ、体験!
施術は約1時間、10数個の「チベタンシンギングボウル」を、インストラクターが奏でていくというスタイルです。受講する私たちはそこに寝転がるだけ。音を出す前にとてもやさしい声で「とにかくリラックスして」といわれます。深呼吸を数回し終えた頃、さまざまなリズム、音階、音色が奏でられ、あっとういう間に時が過ぎていきます。
ショップの至るところにお供えのような装飾が
受講後に感想を聞かれていろいろディスカッションをします。私の場合、開始後すぐに黒い細長い影のようなものがスッと去っていく、という感覚を二度味わいました。「それは恐怖に感じましたか」と聞かれましたが、怖いという印象はなく、でもはっきりと認識したので(もちろん目はつぶっています)これは何なのだろう、あとで聞こう、と思ったと答えると「よくないものが出ていったのだと思います」といわれました。
イギリス人Ali氏が、チェンマイにホリスティックサロンを開いたきっかけ
インストラクターでオーナーのMr.ALI
体験とディスカッションが終わり、インストラクターのAliさんにお話をうかがいました。
――「シンギングボウル」に出会ったきっかけは?
17歳の時にイギリスを出て、世界を放浪していました。といっても、東南アジアがほとんど。なぜか東洋の文化に惹かれました。バリ島からチェンマイに来た時に「シンギングボウル」に出会い、僕の意識は180度変わりました。そして、これをみんなに届けたいと思ったのが、サロンを開いたきっかけ。ちょうど10年前のことです。
――なぜ、チェンマイだったのでしょうか?
それは、僕にもわからないんです。ただ、山や川、緑がたっぷりあり、自然のパワーを感じます。「ホリスティック」には環境も大切だから、ここにしようと思ったのかもしれませんね。僕はタイではチェンマイ以外に住んだことがありません。チェンマイに多くの外国人が集まるのも、きっと目に見えないパワーに導かれているのだと思います。
――これからも「チェンマイホリスティック」を続けますか?
100%続けますよ!
タイ・チェンマイには「ホリスティック」があふれている
受付をしているのはAliの娘さん
正直、音を奏でているだけで何か変化が起きるのか、という不安があったのですが、完全にいい意味で思いとは裏腹の体験でした。実は体がバキバキだったために、このあとタイマッサージに出かけようと友人と言っていたのですが、必要なくなりました。とても不思議なのですが、体の不調が消えたようです。タイといえばマッサージのイメージが強いですが、時にはホリスティック体験、おすすめです。
【CHIANG MAI HLISTIC(チェンマイホリスティック)】
「シンギングボウル」以外に「クリスタルボウル」やヨガなどのプログラムもあります。
https://www.chiangmaiholistic.com/
奈良県出身。現在、タイ南部クラビ在住。大学卒業後、大阪、東京で広告販促物のコピーライターとして勤務したのち、フリーランスに。電機メーカー、自動車メーカー、百貨店、ホテル、保険会社、銀行系の仕事に従事。その後、ふとしたきっかけで、カニ専門レストランオーナー兼ホール担当として15年間携わる。そしてタイへ移住。都会ではなく、風光明媚で自然豊かで、何度も旅で訪れたタイ南部クラビに惹かれ、移住先に選びました。タイには日本に紹介されていない「キレイ」にまつわることがたくさんあるので、ご紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします。
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