2022.05.30
気になるものは入れない。安心して食べられるフリーフロムのごはん
free from(フリーフロム)
食品業界における「free from(フリーフロム)」とは、気になる添加物や原材料を使用していないことを指します。ヴィーガンやオーガニックなど、健康や地球環境などさまざまな視点で意識した食事がある中、フリーフロムはどんなものなのでしょうか。
今回はホテルシェフが開発したフリーフロムの食事をご紹介します。
フリーフロムとオーガニックの違い
日本でも当たり前のように認識されているオーガニックに続き、フリーフロムの商品もよく見かけるようになってきました。「フリーフロム○○」は、「○○が含まれていない」という意味ですが、スーパーなどでは「○○フリー(Free)」や「ノー(No)○○」、「ノン(Non)○○」と表記されているケースが多いです。OMG Free、Non HDL-cなど見たことがあるかもしれません。
オーガニックに似た定義かな?と思われる方もいるかもしれませんが、オーガニックは、有機と同じ意味で、 農薬や化学肥料に頼らず、自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法を指します。
どちらも健康や環境を意識し配慮された食事の定義ですが、フリーフロムは、さらに意識の幅を広げたり、自分で避けたいものをチョイスできる考え方なのかなと。フリーフロムブランドを掲げるスーパーや食品メーカーもあるので、どんなフリーフロム〇〇を提示しているのか確認して、購入するのが良いですね。
今回ご紹介するフリーフロムフードは、新潟県、湯沢ロイヤルホテルのシェフが手がけた「FREE FROM」シリーズ。動物性食品やグルテンを含む原材料、白砂糖を使わず作られたメニューです。
簡単調理できるフリーフロムのごはん
オンラインで購入すると、丁寧に梱包された状態で冷凍で届きます。
カレーと生姜焼きのご飯は、封を切らずに蒸気口を上にして電子レンジでチンするだけ。
生姜焼きは熱湯で7分湯煎します。
自宅にあった野菜を添えて、ものの15分で完成です!
誰でも美味しく、そして健康に
生姜の香りと甘じょっぱい味付けが大豆ミートによく染み込み、ご飯がすすむ一品。ミートフリー、デイリー(乳製品)フリー、ヴィーガン対応となっています。
生姜焼きの下にあるご飯は、ハパライスという秋田で作られているブレンド米です。秋田県湯沢市で栽培された良質なあきたこまちの一等米の精白米に、豊富な栄養素を持ちながら近年食べる人が減っている玄米をブレンドしたお米です。玄米には白米の6倍の食物繊維、8倍のビタミンB1、たんぱく質やミネラル等、ほかの食品でも採りづらい栄養素がたくさん含まれているので、これだけでもとても健康的。プチプチとして食感が美味しかったです。
こちらはヴィーガンカレー。洋食のシェフが大豆ミートのうまみを生かし、時間をかけて、味わい深く仕上げた一品。一口食べるとスパイスがふんだんに使用されているのが分かります。野菜ブイヨンの自然な甘みが美味しく、食欲をそそります。ミートフリー、グルテンフリー、デイリーフリー、ヴィーガン対応のカレーです。
どちらもお手頃な価格なのが嬉しいですよね。健康に気をつけた食事は手が込んでいたり、作る過程でコストがどうしてもかかったりするため高くなってしまい、続けにくいな、なんて思う方でも500円前後ならワンコインランチと一緒! 気兼ねなく購入できますね。
ほかにも坦々麺や麻婆大豆ミート、クッキーなどもあります。安心して食べられる食材だけで作られたフリーフロムの食事を、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
フリーランス。旅行、アウトドア、マリンスポーツが大好きな二児の母です。今1番楽しいことは、子供の成長に合わせて、日本国内・海外を旅すること。宿泊レポや美容体験、フードの記事が得意です。ヘルシーでアクティブな記事をお届けしていきます!
◆Instagram:@ayano_nico1209
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