2022.04.25
Life is journey 沖縄特産物をつかって作る、カラダが“ととのう”郷土レシピ <やんばる×KIREI NOTE>
“やんばる”という愛称で親しまれる沖縄県北部地方。
沖縄では、昨年、やんばる地方が世界自然遺産に登録されたことに加え、2022年には本土復帰50周年を迎えました。さらに、やんばる地方を舞台とした連続テレビ小説「ちむどんどん」がNHKにて放送を開始したことで、より注目が集まっています。これらを背景に、キレイノートでは、『いま旅をしたい場所』としてやんばる地方をフィーチャー。
第一弾の自然編からはじまり、黒島結奈さんのインタビュー、特産品編と続き、今回は、沖縄の特産物をつかって作る、カラダが“ととのう”郷土レシピをお届けします。簡単な調理工程でお家にいながら沖縄の味を再現することができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
沖縄の代表的な家庭料理のひとつ
ナーベーラーウンブシー
ナーベーラー(へちま)は、沖縄ではゴーヤと並び夏野菜の横綱格。ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいるため美容効果が高いと言われています。また、整腸作用がありお通もよくなるため、美肌効果にも期待ができる野菜です。そんなナーベーラーをサバの味噌煮缶とめんつゆで味付けし、ご飯にもおつまみにも合う一品へと仕上げました。沖縄の定番家庭料理、ぜひお試しください。
材料(2人分)
・へちま 1本
・木綿豆腐 1/2丁(水切りしておく)
・サバの味噌煮缶 1/2缶
・生姜 1/2片
・酒 大さじ1.5
・めんつゆ 小さじ1.5
・味噌 小さじ1.5
・塩 少々
フライパンに、皮をむき輪切りにしたへちま、すろおろした生姜、酒を入れ火にかけ焦げないように炒める。湯気が出てきたら弱火~中火にして蓋をしへちまを蒸らす。
へちまから水分が出てきたら、水切りしておいた豆腐を食べやすい大きさに手でちぎり入れ、サバの缶詰も身をほぐしながら入れ、豆腐が崩れないように混ぜ合わせる。
味見をしながら、めんつゆ、味噌を入れ、5分ほど味を馴染ませる
※記載している分量よりも初めは薄めに味付けすると◎甘めが好きな方は、みりんを適宜足してください。
最後に火を止め、ごま油(分量外)をひと回し入れ軽く混ぜれば完成。
副菜にぴったり!冷めても美味しい
にんじんしりしり
常備菜におすすめなにんじんしりしり。一度は作ったことがある方も多いのではないでしょうか。沖縄の各家庭では、にんじんしりしり用のスライサーを常備しているところも多く、食卓にあがる機会の多い一品です。今回はシーチキンを使いましたが、鯖缶、スパム、コンビーフハッシュなど使っても美味しく仕上がるので、お好みでチャレンジしてみてくださいね。
材料(2人分)
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 1/2片
・シーチキン 1/2缶
・卵 2個
・めんつゆ 小さじ2
・塩こしょう 少々
フライパンに多めに油(分量外)を入れ、みじん切りにしたニンニクをいれ炒める。
ニンニクの香りがしてきたら、粗みじん切りにした玉ねぎと、太めの千切りにしたにんじんを入れて炒め5分程蒸し焼きにする。(にんじんの太さはお好みにあわせて調整してください)
※にんじんが油を吸いやすいので、ここで油が足りないようであれば追加。
水を切ったシーチキン、めんつゆを入れ味付けし炒めたら、蓋をして蒸し焼きにする。
卵を回し入れ再び蓋を閉める
卵が半熟になったら強火にし、大きく混ぜ、塩コショウを入れて味を整える。
酸味と甘さがマッチ
マンゴードレッシングサラダ
マンゴージャムとお酢、オリーブオイルを合わせただけの手作りドレッシング。市販のドレッシングに頼らなくても簡単に本格的な味が手に入ります。マンゴージャムはメーカーによって甘さが異なるので、味を見ながら調節しましょう。また、お酢の代わりにシークワーサーやレモン汁を使用するとよりフルーティーでさっぱりした味わいになります。
材料(2人分)
・マンゴージャム 小さじ1
・お酢 大さじ1.5
・オリーブオイル 小さじ1.5
・塩こしょう 適宜
材料を全てボウルにいれよく混ぜる。味を見て足りなければ適宜加える。
<あわせて摂りたいプラスワンメニュー>
沖縄の夏を乗り切るポピュラードリンク
はちみつミネラル麦茶
沖縄の暑い夏を乗り切るスポーツドリンクとして、麦茶にシークワーサーを入れたドリンクが沖縄ではポピュラーなんだそう。今回は、そんなドリンクに、はちみつと黒糖をプラスしてビタミンとミネラルをアップさせました。作り方は簡単、麦茶500mlにはちみつ大さじ2、黒糖小さじ1/4、シークワーサー果汁大さじ1を入れて混ぜ合わせたら完成! 甘酸っぱい味わいで熱中症対策としてもおすすめ。はちみつと黒糖は下に沈殿しやすいので、よくかき混ぜてからお召し上がりください。
沖縄の特産品を使ったレシピはいかがでしたか?
どれも優しい味わいで簡単に作れるのはもちろんのこと、カラダの内側からととのえてくれるメニューにもなっています。沖縄料理を日々の料理レパートリーに追加して、ぜひ楽しんでみてくださいね。
レシピ考案/石井ちなつさん
取材協力/百年やんばるプロジェクト
【やんばる×KIREI NOTE】
第一弾はこちら。Life is journey 大自然の中で自分を見つめ直す旅
第二弾はこちら。“朝ドラ”主演・黒島結菜「明るくてハッピーな雰囲気がやんばるの魅力」
第三弾はこちら。Life is journey やんばるの自然の恵みで作られる逸品を知る旅
最終回となる第五弾は4月27日公開です!お楽しみに。
編集部のおすすめやお知らせをアップしていきます。
この著者の記事一覧へ