京六根清浄スパとは?THE THOUSAND KYOTOで堪能する、免疫力を高める滞在。 | キレイノート

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LIFESTYLE

2022.03.19

京六根清浄スパとは?THE THOUSAND KYOTOで堪能する、免疫力を高める滞在。

THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド・キョウト)

794年平安京へ遷都したことに始まる“千年の都”、京都。

世界有数の観光都市として長い歴史とともに受け継がれてきた伝統を守りながら、今もなお革新し続ける、永久に新しい文化都市でもあります。この数年はコロナ禍にもかかわらずホテル開業ラッシュで、訪れるたびに新たな京都の魅力に触れることができます。

今回は、2019年開業の「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド・キョウト)」に宿泊しました。その名の通り、千年の都・京都の知恵や美学をヒントに、訪れるゲスト一人ひとりに寄り添いながら、ゆとりを提供する“Personal Comfort Hotel(パーソナル・コンフォート・ホテル)”です。

京都駅前の好立地に佇む隠れ家ホテル

JR京都駅烏丸口からわずか徒歩2分という好立地でありながら、ビジネスホテルやホステルなどが乱立する京都駅前では数少ないスタイリッシュでラグジュアリーなホテル。

鉄道を代表する京阪グループが運営するフラッグシップホテルで、ホテルのロータリーから15分に1本の頻度でループバスが出ているので観光にも便利です。

同系列の京都センチュリーホテルと車寄せを共有するように隣接し、館内の通路を経由して往来もできます。チャペルとバンケットを併設し、フォトウエディングや、週末には挙式が多く開催されています。この滞在中もウエディングドレスを身に纏った花嫁さんに遭遇し、幸せをお裾分けしてもらったような、心温まる思いでした。

GOOD DESIGN AWARD受賞のドラマチックなロビー

人や車が行き交うターミナル駅の喧騒が嘘のように落ち着きを感じられる所以は、その優れたデザイン性と空間づくりにあります。2019年にはグッドデザイン賞や京都デザイン賞を受賞するほど、建築的視点で高く評価されています。

まず木目の格子扉が開くと、ガラスの向こうに美しく植栽された坪庭がお目見え。さらに、京町家の「通り庭」を彷彿とさせる格子のトンネルを通り抜けると、光と風でひらひらとなびくオーガンジーのアートオブジェが現れます。

wind_formという作品

ぼんやり眺めていると、時折このホテルのロゴでもある「∞」を描く瞬間があります。無限大の心地よいサービスと、水引きの結いを意味し、ホテルを訪れたゲストとのご縁や約束を表現しているのだとか。

知恩院をモチーフにした大階段

そして、THE THOUSAND KYOTOのアイコンでもある石造りの大階段に目を奪われます。寺院のような教会のような、あるいは美術館のような大胆な設計で、ステップに一歩足を踏み入れた瞬間に自分がアートの一部になったような不思議な感覚に。

京都の町屋建築を思わせる木の格子が織り成す温もりと、大きなガラス窓からふわっと差し込む自然光に包まれて、「ようこそ」と歓迎してくれているよう。

この一連のアプローチは、これから始まるステイケーションへの期待をいっそう高めてくれます。

パーソナルコンフォートを叶える7タイプのスイート

全222室ある客室のうち、スイートルームは7タイプ。2フロア吹き抜けになるシグニチャーであるザ・サウザンド・スイート、畳をしつらえたジャパニーズ・スイート、緑溢れるウッドデッキを配したガーデン・スイートなど、広さやタイプが異なるので目的や用途に合わせて選びたいところ。

エレベーターを降りて専用のルームキーをかざすと扉が開き、客室に続きます。

今回宿泊したのは「テラス・スイート」。黒やグレーを基調にした落ち着きのあるトーンの中にテラスのグリーンが映えます。

コンフォート・ミニマリズムというコンセプトに沿った空間デザイン、空間そのものを彩るアート、客室に備わるキーアイテム、快適な滞在を演出する仕掛けなど、さまざまな工夫が凝らされています。

たとえばカーテンの開閉や調光、エアコンの温度調節、ルームサービスのオーダーまで、全てタブレットでスマートに行えます。

庭園を望む開放的なテラスにはデッキチェアがあり、植栽の向こうに時折行き交う新幹線が望めます。

檜の大きなお風呂もこのスイートの特徴。バスルームに入った瞬間、檜の香りに包まれ、さらにホテルオリジナルのトイレタリーはアジアリゾートを思わせるウッディな香り。ただそれだけで癒しを与えてくれます。

2022年4月1日より環境に配慮したプラスチックフリーのアメニティに変わります。

パウダールームの引き出しを開ければ、木板に置かれたボディタオル、綿棒、そしてホテルのロゴが印字されたスタイリッシュな紙箱のケース。中には滞在に必要なアメニティたち。油取り紙が備わっているのはこのホテルならでは。

洗面台の下には大きさの異なる4枚のタオルが4セットも。厚手の上質なバスローブに腕を通した時の至福と言ったらもう。

寝室にはセットアップの作務衣風ルームウェア、グレーのパイル地に黒でパイピングされたスリッパなど。

ブランドカラーを取り入れた統一感あるアイテム一つ一つが、ブランド体験をより豊かにする、“パーソナル・コンフォート”を体現しているような気がします。

茶の湯文化をスタイリッシュに。季節限定いちごのアフタヌーンティー

「TEA AND BAR」では、京都に根付く茶の湯文化をスタイリッシュに体験できる空間。開放的なカフェゾーンと寛ぎのバーゾーン、二つの空間が緩やかにつながる店内では、日本茶に限らず、厳選されたコーヒー、燻製された和紅茶、日本茶を取り入れたカクテルなど、バラエティ豊かなメニューの中から、シーンに合わせて様々なスタイルで本格的なお茶を楽しめる、まさに現代の“茶会”を演出しています。

中でも、シェフソムリエ岩田氏セレクトの「京都丹波シャルドネ 2020」をオリジナルラベルで体感できるのはこのホテルだけ。フレッシュな洋ナシの香りに、やさしく溶け込む上品なフレンチオークのバニラの芳醇な香りが見事に調和するアロマ。120本限定なので、ワイン好きなら是非この機会に味わっていただきたい一杯です。

今回は、この季節ならではの“いちごまみれ”のストロベリーアフタヌーンティーを体験しました。8種のスイーツと3種のセイボリーを楽しめる、色彩豊かなアフタヌーンティーです。

ウェルカムドリンクとして、あまおうを添えたノンアルコールのスパークリングワインからスタート。さらにウェルカムデセールとして登場したのが「パティシエからいちごのギフト」。いちごのソルベと柚子のエスプーマが入ったカップに、熱々のホットショコラソースをかけて食べるサプライズな一皿です。

ピンクと赤、グリーンをベースにした見た目の美しさはもちろん、クレープやゼリー、ムース、ボンボンショコラなど、食感も味わいもひとつひとつが異なる、いちごの七変化がとにかく楽しい、新感覚のアフタヌーンティーです。

Strawberry Afternoon Tea〜自分へのご褒美 Luxury Time〜

Strawberry Afternoon Tea〜自分へのご褒美 Luxury Time〜メニュー

●SWEETS

  • シャルロット・フレーズ
  • オペラ・フレーズ
  • ハートムース
  • ロゼワインといちごのゼリー
  • ラングドシャ・フリュイ
  • メレンゲ・リースフレーズ
  • ボンボンショコラ

●SAVORY

  • パテとバゲット
  • ラザニア風パイタルト
  • 生ハムのブーケサラダ

●SCONE

  • プレーンスコーン with いちごのコンフィチュール
  • スコーン・フレーズ with 塩バター

5月8日までの期間限定なのでお見逃しなく。

茶、黒炭、香…京の伝統と素材を取り入れた六根清浄スパ

視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚の五感に加えて、第六感と言われる意識を合わせたのが六根。「THE THOUSAND SPA(ザ・サウザンド スパ)」では「六根清浄」をコンセプトに、プログラムを通じてそれらを司る六つの器官を浄化することで、本来あるべき心・身体・精神のバランスを取り戻し、自らの生きる力を呼び起こすと考えます。

重厚な扉を開けると、吸い込まれるような純白のレセプション。シンプルな空間に灯された光が心と体を解きほぐし、癒しのひと時を演出しています。

日本古来より浄化、瞑想、心の安らぎなど様々なシーンで使われてきたお香。SPA内には、京都御所に復元された飛香舎「藤壺」のお香(山田松香木店)が焚かれ、どこか甘く雅な香りが漂い、リラックスへと導かれます。

パウダールームに案内され、ガウンに着替えます。施術前には併設の岩盤浴やホットバスで体を温めるのがおすすめ。静けさの中に流れる音楽が心地良く響きます。

トリートメントルームへ続く真っ白な階段は、日常の邪念や雑念を取り除いて無の境地へ導いてくれるよう。

今回はシグネチャーメニューでもある「黒炭デトックス」のオイルトリートメントに加えて、緑茶葉、生姜チップ、小豆をブレンドしたオリジナルのハーブボール(緑茶温熱ボール)を体験しました。

ウェルカムドリンクには葡萄、カシス、生姜をブレンドしたドリンク。温・冷が選べます。

フットバスには、今回のキーアイテムでもある黒炭の棒が。炭を入れることで底に足が触れるのを防ぐため、さらにお湯自体の感触が柔らかく、なめらかになるためだそう。

ベッドにうつ伏せになって深呼吸。はじまりの合図に、ツインベッドルームでは2種類のお鈴を鳴らすセレモニーが。高音と低音が調和して心地よく、日常から非日常へ、スイッチがオフになる瞬間です。

部屋全体にハーブボールを蒸す香りが充満し、どこか温かく懐かしさを覚えます。さらにトリートメントで使用するオイルには、フランスの老舗ラボラトリーから直輸入した、ラベンダー、ベルガモット、パチュリの精油をブレンドしています。海外のゲストにも喜ばれるよう、西洋のハーブやアロマに加えて、京都らしさ、和のテイストを融合しているのだとか。

京都山里の炭や硬度高く焼き上げられた紀州の黒炭の棒など、あらゆる炭にこだわったトリートメント。温めた黒炭を足先からふくらはぎ、背中へ、全身隈なく滑らせていきます。黒炭の柔らかで丸みのある感触は、ホットストーンに似ているものの、スティック状になっていることで、点と点を繋いでいくのではなくラインで流していくのが特徴だそう。圧の強弱が絶妙で、まるで寄せては返す波のよう。

仕上げに仰向けの状態で首の後ろにスッと黒炭の棒を入れて、保温されながらヘッドマッサージ。骨が近い首元を温めることで体全体がじわじわ温まるのだそう。黒炭とハーブボールの相乗効果で、絶え間なく熱を感じていられる120分間でした。

施術後はリラクゼーションルームへ。八ツ橋のお菓子、ほうじ茶といった京都ならではのおもてなしでホッと一息。

茶、炭、お香といった京都の素材・伝統・文化をぎゅっと詰め込んだトリートメント。心を落ち着かせるパチュリ、ベルガモットやラベンダーの優しい香りで、心身に安らぎを。緑茶葉をブレンドした温かいハーブボールで背面の凝りやむくみに効果的にアプローチ。巧みな技術とやさしく包み込むようなおもてなし。ここでしか体験できない特別な時間を堪能できます。

インルームダイニングで暮らすような滞在を

せっかくスイートルームに滞在するなら、夕食はインルームダイニングがおすすめ。コロナ禍やワーケーションの増加により、インルームダイニングの需要は近年高まっています。

3つのレストランから選択して、客室のタブレットで好きなものを好きなタイミングで(現在は21時L.O.)スマートオーダーできます。

この日はスパークリングワインボトルのついたオードブルセットをオーダー。海老のオーブン焼き、鴨肉のローストにバルサミコソースを添えて、生ハムサラダ、ブレッドなど、お酒片手にちょっとしたホームパーティー感覚を味わえるセットです。

インルームダイニングの醍醐味といえば、プライベートな空間で食事できること。家族やパートナーとの大切な時間を誰にも邪魔されることなくゆっくり過ごせること。子連れ旅なら尚更、他のゲストの目を気にすることなく、まるで自宅で暮らすように思い思いのペースで食事ができます。アニバーサリーなどの特別な日を演出する際もおすすめです。

朝食も同様にインルームダイニングを利用すれば、朝の準備に時間がかかってしまう人でも12時のチェックアウトまでお部屋時間をたっぷり満喫できます。

1日のスタートを有意義にするフィットネスジム

フィットネスルームが充実していることもホテル選びのポイント。ランニングマシン、エアロバイク、バーベル、ダンベルなどトレーニングに必要なマシンが勢揃い。

朝7時から営業しているので、朝食前に一汗かくとより有意義なホテルステイになります。

一番出汁ではじまる朝のしあわせ。和洋選べる朝食

圧倒的な存在感を放つアイコニックな大階段を囲うように、和と洋のレストラン、カフェ&バーの3店舗が並びます。

朝食はイタリアンレストラン「SCALAE」にて。活気に満ちたライブキッチンから立ち込める匂いと音に気分が高揚します。シェフ、ソムリエ、サービススタッフたちが産地に赴き、実際に目で見て選んだ素材を使用しています。現地で生産者と共に収穫体験を行い、各産地の特性も鑑みながら、その時々の旬の素材をチョイスしています。生産者の思いやこだわりを消費者に伝えるべく、イタリアンにおいてオーソドックスな素材に様々なエッセンスを取り入れていきます。

現在はコロナ禍のためハーフスタイルビュッフェを休止し、プレートスタイルで提供しています。アメリカンブレックファーストだけでなく、日本料理「KIZAHASHI」の和朝食を選べるのも嬉しいポイント。二人なら和洋オーダーして楽しめます。

アメリカンブレックファーストでは、ジュース、ミネストローネスープ、サラダ、ヨーグルト、フルーツ、パンの盛り合わせに加えて、メインディッシュとして、卵料理9種類から一つ選べます。今回はオススメのスモークサーモンとアボカドのエッグベネディクトを。厚めのイングリッシュマフィンに、京都美山産平飼い卵を使ったポーチドエッグと、たっぷりかかったオランデーズソースが食欲をそそります。

一方の和朝食では、シグネチャーである一番出汁をスターターとしていただく、京都ならではの上品で丁寧な朝食が味わえます。その他にも二番出汁を使った出汁巻き卵や鰆の塩焼き、おばんざい、お粥、お味噌汁など、こだわりと栄養バランスの詰まった、体にやさしい朝ごはんです。

チェックインを担当してくれたスタッフの方が、翌朝はレストランにまわって私たちのテーブルを担当してくれたのも印象的。滞在中に顔を合わせる機会が多いことで自然と安心感を得られ、ホテルとゲストとの距離が近づくような気がしました。そういった行き届いたホスピタリティもまた、このホテルの魅力でしょう。

終わりに

千年の都・京都に息づく伝統、文化、美学、知恵を活かし、ゲストひとりひとりに寄り添いながら、心に残る滞在を約束してくれる「THE THOUSAND KYOTO」

大胆でありながら高揚感と居心地の良さを追求した空間設計、空間を演出する照明や音楽、スパやレストランで使用する素材、エントランスに広がる香り一つとってもそう。きめ細やかなおもてなしが、空間体験のストーリーに奥行きを与え、ここで過ごす時間をよりいっそう豊かにしています。

今の時代にこそ求められる、“パーソナル・コンフォート”を見事に体現している唯一無二のホテル。駅前にこんな隠れ家があったなんて、まだまだ京都は奥深い。ここはぜひ、京都旅の定宿にしたいところ。

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