2021.11.07
濃厚なうまみと野菜を楽しむ
大豆ミートのヴィーガン餃子11種!
VEGAN GYOZA(ヴィーガン餃子)
ヴィーガン料理といえば、なんだかヘルシーすぎて物足りないイメージを持ちがち…。今回はこれまでの印象を覆すヘルシー&ボリューミーな絶品グルメをご紹介します!
ヴィーガン・ベジタリアン対応の丁寧に作られる餃子
VEGAN GYOZA(ヴィーガン餃子)は東京台東区に店を構える、手作りのヴィーガン餃子専門店。ヴィーガン生活を始めて長いご夫婦が営んでいます。
現在、旦那様のヴィーガン生活は30年目、奥様は15年目。最初は自分たちのために作り始めましたが、“多くの方に食べて欲しい!”とヴィーガン餃子専門店をオープンしたのだとか。
優しい雰囲気の店内で、家族連れや海外の方などたくさんのファンが足繁く通う人気店。
“動物性製品は使いません”というブランドメッセージの通り、こちらの餃子は『動物性製品、色素、化学調味料、食品添加物、アルコール、保存料』はすべて不使用が最大のこだわりポイント。
カラフルで厚みのあるもちもち皮が特徴で、毎日お店でひとつひとつ丁寧に手作りされています。
たっぷりの新鮮野菜と遺伝子組み換えでない大豆ミートの餡が使用され、その野菜も丁寧に手洗い。この作業に一番時間をかけているのだとか。
耳にする機会が増えた、植物性食品のみ口にする“ヴィーガン”は欧米の食スタイルと思われがちであまり馴染みがないかもしれませんが、全体的なカロリーダウンからダイエット効果や、野菜から得られる食物繊維によって腸内環境の改善などの効果も期待されています。
心もお腹も大満足! 華やかな餃子をご自宅でも
店舗で提供しているこだわりの餃子はオンラインショップでも購入可能。冷凍生餃子を自宅でも簡単に楽しむことができます。ちょっと欲張って選んだのは、全11種類が楽しめるMIXセット。
焼き餃子と水餃子にしてみることに。蒸したりスープに入れても美味しいのだとか!
〈焼き餃子の美味しい調理方法〉
- フライパンに凍ったままの餃子を並べ約400㏄の水を入れ、蓋をして強火で8分ほど加熱。
- お湯を切る。このとき、餃子に水をかけ表面についている澱粉を軽く落とすのがポイント!
- 餃子の水を切った後、油を多めにかけ蓋をして強火で90秒加熱するだけ。餃子に焼き色がついたらあっという間に完成です。
芳ばしい良い香りが漂い、お皿に並べるだけでパッと食卓が華やかに。
カラフルで可愛らしくどんな味がするんだろうとワクワク! 同梱されていた一覧表と見比べながら「なんの野菜が入っているの~?」とわいわいしながら食べるのもちょっとした特別感。
パリッと焼きあがった皮はモチモチで食べ応え抜群。
厚めの皮が中のぎっしり餡をしっかり包んでいるので、噛んだ瞬間に肉汁のようなスープがじゅわり。新鮮野菜のシャキシャキとした食感と、何よりそれぞれの野菜の味が濃く、大豆ミートなのに肉となんら変わらない満足感に「本当に大豆?」と驚きました。
メインの味付けは、オーリーブオイル・海塩とシンプルながらも、旨味がしっかりあるのでタレを付けなくても美味。
ニンニク味噌やネギ味噌など、アイディアを詰め込んだ味付けもパンチがあり食欲がそそられ箸が止まりません! レタスやエゴマで包むのもぴったりですよ。
鮮やかな色は、ピンクのシイタケ餃子は“ドラゴンフルーツ”、ピーマン餃子は“抹茶”など、どれも食物由来で色素不使用。身体に良いものだけで作られているのが嬉しいですね。
水餃子は、沸騰したお湯に凍ったままの餃子を入れ3〜4分茹でるだけ!
皮のぷるぷるとした弾力が際立ち、食べるラー油などを添えたアレンジで盛り付ければパーティーシーンやおもてなしにも喜ばれること間違いなし。
心も身体も大満足の餃子は、ヴィーガンではない私もまたすぐにでも食べたいと思うほどの美味しさでした。
餃子はガッツリした高カロリーのイメージがありますが、ヘルシーで食後も胃もたれせず心地よい満腹感。野菜本来の美味しさに思わず舌鼓を打ってしまうヴィーガン餃子、おうち時間にぜひ召し上がってみては。
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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